先日、例の如く急に海が見たくなって、家内とともに越前海岸を目指しました。
我が家からは、国道303号線をひた走り、八草トンネルを越えて滋賀県の木之本に出、さらに国道8号線を走れば、2時間弱で福井県敦賀市まで行くことができます。
岐阜は「海なし県」ですが、国道の整備によって意外なほど短時間で日本海まで行くことができるようになりました。
敦賀市からは、敦賀半島の水晶浜に行くことが多いのですが、今回は国道8号線をそのまま北上しました。

家を出たのが午後遅かったので、海沿いを走り始めた頃には太陽は西に傾いていました。
日本海は西に面しているので、夕日がとても綺麗に見えます。
そんな夕陽と輝く海を眺めながら、海沿いの道を走りました。

テトラポッドのある西空01

所々で車を停め、海を眺めます。
「このままどこまでも走って行って、暗くなったら飛び込みの宿で泊るのも悪くないね」
そんなことを話しましたが、家には4匹の猫が待っています。
なかなか泊りで出かけることはできません。

河野天文学習館

途中、銀色のドームが見えました。
以前にも来たことがある「河野天文学習館」です。
以前に訪れたのは10年ほども前でしょうか。
そのときも開館していませんでしたが、今回も閉まっていました。
ずっと閉館しているのか、それとも夜間や週末のみ開館しているのかわかりませんが、できれば見学してみたいものです。
写っている車は家内の愛車、ワゴンR。
我が家には2台の車がありますが、最近の遠出はもっぱらワゴンRです。
非力ではあるものの、夫婦二人で出かけるには燃費もよく小回りも効き、悪くありません。

天文館より西空02船

写真は、天文学習館のテラス(自由にあがれます)から見た海。
輝く水面がとても美しく、しばらく見入ってしまいました。

天文館より西空望遠01

望遠レンズで沖合のキラキラしている辺りを拡大してみました。
標準ズームとはまた違った趣があります。

西空01

また海岸線を北上します。
夕陽は次第に水平線に接近し、辺りは宵闇の色に変わってきました。
雲間から薄明光線が幾筋も海面を照らし、壮麗な眺めです。

太陽が水平線に接したのを機に、引き返すことにしました。
次回は、もっと早い時刻に出発して、さらに北を目指すことにしましょう。