コロナ禍でお花見も自粛ムード。
もちろん、自粛要請にもかかわらず例年同様、お花見で盛り上がっている人もいるようですが、日本全体としては多くの人が外出を控え、おとなしく過ごしているようです。
我が家は、家内も娘もインドア派。
私も家で本を読んだりギターを弾いたりすることが好きなので、家で過ごすのもさほど苦にはなりません。

とはいえ、外では桜が満開。
人並みに気になります。
幸い自宅から徒歩3分の神社に立派な桜並木がありますので、先週の土曜日、家族で見に行きました。

拝殿と桜

春の陽ざしが降り注ぐ神社に人影はありませんでした。
普段から静かな神社ですが、自粛要請が効いているのでしょう、本当に猫の子一匹いません。

桜青空01

見上げれば青空に淡いピンクの桜花が映えて、優しい気持ちになります。
日本の春には本当に桜が似合うと思わせられます。

桜拡大02

そんな桜の花をアップしてみました。
こうして見ると、白と淡いピンクが微妙にミックスされた花弁の色、そしてそよぐ風にも軽やかに揺れて舞うしどけなさこそが、桜の魅力なのだろうと思います。
加えて、よく言われるように潔く散っていくそのさまも。

神社では、コロナ禍が早く終息しますようにと祈りました。
神様といっしょに満開の桜花に包まれた春のひととき。
大変な世の中ではありますが、ささやかな幸福感に包まれました。