こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生はあっという間だな、あと少しの間どうやって生きよう

緊急事態宣言をなし崩しにしてはいけない

2020年04月08日 | 自然災害・事故・感染症
今日も気持ちがいい朝だ、と日の出の写真をいつも通りにスマホで撮ったがなんだかピンボケ。こんなこと滅多になく、自分の先行きを暗示している様だが、お日様がいい具合に写っていたので、ピントは気にせずトップの写真にする。

4月8日から関東地方では東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡が緊急事態宣言下に置かれることとなった。各自治体が機動的に新型コロナウイルスの感染拡大のための措置をとることができるようになるらしい。
通勤の人はそれなりにいて、帰りは同じような感じ。だが、少し前よりはずっと空いている。その中には仕事を失った人もいるのだから、単純に電車が空いたことを喜んでいる場合ではない。日本の経済がそれだけ縮小しているということだ。

以前(2013年2月26日)、こんな記事を書いたことがあった。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が問題となり、自粛要請が出されたのに、春分の日の3連休で、なし崩し的に自粛が続かなかった時、この記事を思い出した。ちょっと長いが、お時間があったらどうぞお読みください。
制帽とか制カバン、確かにダサかったのかもしれないが、なし崩し的に廃止になってしまったのが、いまだに私の心に突き刺さっている。
この3連休明けの火曜日に、私は娘の大学の卒業式(卒業式はなくて、卒業証書を取りに行く)の送り迎えをした。私にしても、結局、そうやって若い人が集まるところに送り出してしまったのだから、大したことはない。このあたりが大学の卒業式のピークだったらしく、今の感染者数の指数曲線的上昇に一致している。この前後に海外旅行に出た学生も多い。多くの学生がスペインで欧州亜型と思われるCOVID-19を国内に持ち込んだ可能性がある。

緊急事態宣言が出され、いよいよ感染拡大対策が本格化してきた。1ヶ月は長い。なんとか月末の大型連休につなぐことができたら”休みが当たり前”になるのでいいと思うが、それまでに夜の街が密かに復活したら元の木阿弥だ。背に腹を変えることのできない人もいる、すべての人への休業補償は致し方ない。楽しいナイトライフを取り戻すには、今、夜の街を徹底的に抑えこまなくてはいけない。お店が開いていたら、そこに居場所ができてしまう。

これからの1ヶ月、私たちは連帯し、互いに励ましあって乗り切っていかなくてはいけない。喧嘩は厳禁だ。
結果は必ず出る

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2 コメント

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Unknown (馬鹿も一心です。)
2020-04-08 20:35:45
間違いであればごめんなさい。
千葉習志野にも同系列の高校があります。
濃紺の海軍服 現在も制服を続けています。
息子は医学系付属中高にいました。
義妹は大橋の付属病院の副院長兼看護部長
現在は、看護師同窓会長。
Unknown (コロ健)
2020-04-08 22:52:26
こんばんは。そんなところですが、もう40年も前の話です。制服、制帽がなし崩し的に無くなってしまいました。
制服は無くなっていません。
制服は無くなっていないと思います。

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