先の展開が読めない | 中国地方の大家の不動産賃貸業日誌

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下がったら誰かが買うから下がらないだろうと思っていたんですが、

下がっても誰も買わない物件については下がっていますね。(笑)

 

そして

 

コロナの影響は短期的には賃貸不動産への影響は軽微という認識があったのですが、

短期的にも家賃の猶予問題等の課題が急遽降りかかってきました。

テナントだけの問題ではなく、今後居住用の賃貸についても、


借主からの連絡がある確率は非常に高くなっている状況です。

 

 

新型コロナウイルスの影響については、サブプライム(リーマン)ショックと比較されることがありますが、

今回は過去類を見ない未知の領域に入っておりますので、

 

正直先の展開を予測することは非常に難しいです。

 

 

先日「コンテイジョン」という映画を見ました。

 

今回の新型コロナウイルスとは、潜伏期間や症状、致死率などが違いますが、

 

状況的には現状にかなり近いような印象を受けます。

 

ネットフリックスで観れますので、お時間ある方は見てみてください。

 

その映画のこの先の展開ですが、(あまりネタバレしない範囲で)

 

しばらくしてワクチンが製造されるのですが、そのワクチンを全員が摂取するまでに

 

1年以上もの時間がかかり、その接種が完了しないと(怖くて)外出できないという事態に・・・

 

 

映画のウイルスの潜伏期間は1~3日程度と、インフルエンザと同じくらいの期間でしたが、

今回のコロナウイルスは2週間という恐るべきタイムラグがありますので、

 

非常にコントロールしにくい厄介なウイルスです。

 

将来的にワクチンと治療薬ができても根絶できず、インフルエンザのような運用になったとすると、

 

仕事や学校を2週間程度休むことになり、さらに発症前2週間の濃厚接触者についても注視していく可能性があります。

ワクチンと治療薬の効果に期待するしかありません。

 

 

いずれにしてもそれまでの間は、今のような自粛・解禁・自粛・解禁を繰り返していくしかないように思えます。

 

収入が減って、職場への通勤も少なくなるようなら、

 

通勤に便利だけど家賃が高くて人が多い市街地を避け、

 

人が密集しなくて家賃の安い郊外に住みたいというニーズが増えてくるかもしれません。

 

が、

 

先が読めません。

 

今この短期間で、大家にとっても他人ごとではない状況になって来ていますので、

 

情報収集と、各対応について考えていきましょう。

 

 

 

※最近は新しいブログの方を更新しています