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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20244221928分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京・羽田空港で20日夜、着陸降下中のターキッシュエアラインズ機が正しい飛行ルートを外れ、管制官の指示と異なる滑走路に向かおうとするトラブルがあった。

この滑走路には別の旅客機が先に着陸しようとしており、ターキッシュ機は管制官の指摘を受けて着陸をやり直す「ゴー・アラウンド(着陸復行)」をした。

国土交通省は22日、同社に詳しい事実関係の報告と再発防止の徹底を要請した。

国交省関係者によると、20日午後7時15分頃、イスタンブール発羽田行きのターキッシュ198便は、管制官の指示でB滑走路に着陸するため、東京湾上空を東から降下した。

ところが、正しい地点より約6キロ手前の千葉・浦安沖で機首を左に振り、平行するD滑走路に向かった。

198便は高度300メートル付近まで降下しており、すぐに誤りに気付いた管制官の指摘で着陸をやり直すため再上昇。

まもなくD滑走路には別の旅客機が先行して着陸したが、安全上必要な間隔は保たれていたという。

198便は約25分後に無事着陸した。

パイロットが目視などで確認した際、滑走路を取り違えたとみられる。

ターキッシュ機を巡っては昨年9月、羽田空港を出発した直後に正しいルートを外れ、東京タワー付近など都心上空を飛行するトラブルが起きている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240422-OYT1T50095/ 

 

422153分に産経新聞からは、管制官がゴーアラウンドを指示したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国交省によると、20日午後7時15分ごろ、イスタンブール発羽田行きトルコ航空198便は羽田空港のB滑走路への着陸を指示されていたが、所定の経路を逸脱してD滑走路に近づきはじめた。

管制官がすぐに気付き、着陸先をD滑走路に変更し、ゴーアラウンドを指示。

トルコ機は同40分ごろに着陸した。

D滑走路にはトルコ機に先行してスターフライヤー機が着陸しようとしていたが、国交省は両機の間隔は十分にあったとしている。

https://www.sankei.com/article/20240422-XQBS5HYG5FIZTNFGTTQ7NCWYRA/

 

(ブログ者コメント)

管制官はどのようにして、すぐルート逸脱に気付いたのだろうか?

レーダー画面に飛行機の予定進入ルートと実際の軌跡が両方表示されていたから?

それとも正月事故の教訓から、普段に増して監視に注力していたから?

調べてみたが、その点に言及している報道は見つからなかった。

 

 

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20244231554分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道旭川市の科学館で420日、実験イベント中にアクリル製の筒が破裂する事故があり、小学生など4人が負傷する事故がありました。

事故があったのは、旭川市科学館サイパルです。

科学館によりますと、420日午後145分ごろ、開催されたイベントで「圧縮発火装置」の実験を行ったところ、アクリル製の筒が破裂し、その破片が観覧していた小学生らにあたったということです。

この事故で、約3メートルの距離にいた子ども3人を含む4人の頬や胸、ひざに破片が当たって出血し、このうち、母親と小学生の女の子が病院で手当てをうけ、軽傷と診断されました。

実験ショーでは、54人が観覧していたということです。

「圧縮発火装置」の実験では、両側にゴム栓をしたアクリル製の筒を立て、棒で上から急激にゴム栓を下に押して内部の温度を上昇させ、中に詰めているティッシュペーパーを発火させます。

この日は、1回目の実験でティッシュペーパーにうまく発火できなかったことから、「フラッシュコットン」という燃えやすい綿を中にいれて再度実験が行われていました。

旭川市科学館は、このフラッシュコットンの量が多かったため過度の発火が起こり、アクリル製の筒が破裂したとみています。

科学館では今後、安全が確認されるまで、火を扱うすべての実験イベントを取りやめるとしています。






https://news.yahoo.co.jp/articles/0da5e71ab28aa8818660c5da69db20df9edf2dd3

 

424643分に読売新聞からは、フラッシュコットンとは濃硫酸などを綿に浸み込ませたもの、実験を行っていた職員はアシスタント経験はあったがメインで出るのは初めてだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市の発表によると、20日に行われた実験で、ティッシュを詰めたアクリル製の筒(外径2・6センチ、長さ50センチ)内の空気を圧縮して温度を上昇させることで火をおこそうとしたが、うまくいかなかった。

このため、濃硝酸と濃硫酸の混合液を綿にしみこませた「フラッシュコットン」に詰め替えて圧力をかけたところ、アクリル製の筒が破裂。

飛び散った破片が当たった女児や男児(いずれも10歳)、保護者らが打撲や切り傷を負った。

会場では親子ら54人が観覧していた。

ショーは今月、会計年度任用職員として採用された60歳代の男性が担当。

市によると、男性はアシスタント経験はあったが、メインでショーに出るのは初めてだった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240424-OYT1T50031/

 

4231112分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、フラッシュコットンは着火点が低く燃えやすいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

科学館によりますと、420日午後140分ごろ、「サタデーサイエンスショー 燃焼の実験」の際に、アクリル製の筒が破裂しました。

実験は厚さ約5ミリ、高さ約50センチのアクリル製の筒の中に空気を入れ、圧力を高めることで温度が上昇し、筒の中に入れた紙が燃える「圧縮発火装置」を使ったものでした。

科学館の調査では、1回目の実験では中の紙が燃えず失敗したため、2回目の実験では着火点が低く燃えやすいフラッシュコットンを使った際に、必要以上に多い量が入ったことで過度に燃焼。
破裂につながったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3ca939f46babe91542ab0ad717dfcf6a6c3899

 

4231412分に毎日新聞からは、適量の2~3倍のフラッシュコットンを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1回目で失敗し、2回目はティッシュより発火しやすいフラッシュコットンを使用。

適量の23倍を入れたため急激に燃焼し、破裂したという。

実験を担当したのは今月採用された会計年度任用職員で、ショーでの実験はこの日が初めてだった。

https://mainichi.jp/articles/20240423/k00/00m/040/111000c

 

4231442分にNHK北海道からは、アシスタントはついていた、観客席との間に仕切りを置くなどの安全対策はとっていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ショーのスタッフは今月採用されたばかりで、初めて実験を担当し、補佐するアシスタントがついていたものの、観覧客との間に仕切りを置くなどの安全対策はとられていなかったということです。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240423/7000066490.html

 

4231755分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、筒は繰り返し使用されてきたことで割れやすくなっていた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

フラッシュコットンとは、薬品に漬け込んだ特殊な綿で、発火性に優れていて、マジックにも使用されます。

科学実験に詳しいサイエンスクリエーターの北沢善一さんによりますと、「アクリル製の筒は耐火性に優れている素材ではなく、繰り返し使用したことで割れやすい状態だった可能性がある」と指摘しました。




https://news.yahoo.co.jp/articles/f2aee618fc7758376c4a7ddbe4049a99e518d2ca

 

4232012分にYAHOOニュース(山陽新聞)からは、専門家は初めての条件で実験する場合は事前に予備実験などが必要と指摘しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道旭川市の科学館で行われた科学ショーで20日、アクリル製の筒が破裂する事故があり、小学生を含む観覧客4人がけがをした。

2月には高知市内の四つの小学校で液体窒素を使った実験でも、児童合わせて33人が軽い凍傷などのけがを負った。

子どもたちに驚きや発見を与えてくれる科学実験だが、火や薬品が使われることもあり、常に安全性を考えなければならない。

専門家は、「実験前に必ずリスクを洗い出し、予備実験をするなど、十分な準備をしてほしい」と警鐘を鳴らす。

【写真】圧縮発火装置の綿の適量はこちら  

岡山理科大学(岡山市)教授で、科学ボランティアセンター長の高原周一さんは、地域で科学実験をする学生ボランティアの指導を行っている。

「学生には、いつも、まず実験前に、どんな危険性があるのかリストアップするように伝え、それを回避する方法も考えてもらっている」と話す。

また、「どの実験にも典型的なリスクがある。あらかじめ知識を入れておくようにとも伝えている」と言う。

旭川市の科学ショーで行われたのは、「圧縮発火装置」を使った実験。

密閉した筒の中の空気を急激に圧縮することで温度が上昇し、ティッシュペーパーに着火する仕組みだった。

1回目の実験でうまく火が付かなかったため、2回目は火薬の一種・フラッシュコットンを使用。

しかも、必要以上の量だったという。

高原さんは、「まず、この実験でフラッシュコットンを使うことは考えられない。市販の実験キットを使ったのであれば、説明書に書いてある素材や量を使用しないと、筒の耐圧性能の範囲を超えてしまう」と指摘する。

そして、「もし、1回目の実験でうまく着火せず、別の素材を使うことを思い浮かんだとしても、必ず観客の前で披露する前に、予備実験をしなければならない」と語る。

2月の高知市の小学校で行われた実験は、液体窒素を体育館の床にまき、気化する様子を観察するというものだった。

実験前にテストを行ったものの、本番の体育館ではなく、カーペットの上で実施したという。

高原さんは、「私もこの実験をしたことがあるが、屋外でしかしたことはない」とし、「予備実験は同じ条件で行わなければいけない。液体窒素の広がり方も異なってくる」と言う。  

高原さんは、「子どもたちに科学の楽しさを伝えるための実験やショー。子どもたちはもちろん、自らの身を守るためにも、しっかり安全に配慮してほしい」と話した。



https://news.yahoo.co.jp/articles/347e1c9369847b3c3008665044c54215db8af268

 

 (ブログ者コメント)

〇断熱圧縮を原理とした圧縮発火装置。
調べてみたところ、複数の会社から教育用品として1万円前後で販売されていた。

〇高知市の液体窒素事例は、本ブログでも紹介している。

 

 

 

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2024420197分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日、午前1150分頃、茨城県取手市にあるキリンビール取手工場にある原料を貯蔵するサイロの中で、男性作業員が原料のコーンスターチに埋もれ、死亡する事故がありました。

警察によりますと、サイロは高さ10メートル、直径は約4メートルあり、中にはビール類の原料であるコーンスターチという白い粉が貯蔵されていたということです。

20日は、サイロの底の部分の詰まりを取り除くため、キリンビールが依頼した業者の作業員、阿部さん(29)1人でサイロに入って作業を行っていたということですが、周りにいた別の作業員が異変に気付いてサイロの中を覗きこむと、阿部さんが原料に埋もれた状態だったということです。

阿部さんはおよそ1時間半後に救出され、病院に搬送されましたが、午後3時すぎに死亡が確認されました。

阿部さんは1人で命綱を付けてサイロ内に入って作業をしていたということで、警察は作業方法や手順などに問題がなかったか、ほかの作業員から事情を聞くなどして、事故原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cebf4bfb9b13981bbc370fa3d140c69047c5f498

 

4201816分にTBS NEWSからは、棒で詰まりを突いていた阿部さんの姿が見えなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう正午前、取手市桑原にあるキリンビール取手工場で、ビールの原料となる「コーンスターチ」と呼ばれる粉を貯蔵するタンクの中で、清掃作業をしていた阿部さん(29)の姿が見えなくなりました。

同僚が119番通報し、消防隊員がタンクを捜索したところ、阿部さんがコーンスターチの中で倒れているのが見つかり、救助されましたが、その後、死亡が確認されたということです。

阿部さんは当時、タンクの詰まりを解消するため、棒で突く作業などをしていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。

キリンビール取手工場では、去年10月にも倉庫の屋根で作業をしていた男性が転落して死亡する事故が起きていました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1127042?display=1

 

420日付で茨城新聞からは、落下防止用のロープが外れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前1150分ごろ、茨城県取手市桑原のキリンビール取手工場で、ビール原料を保管するサイロの詰まりを直していた千葉県成田市、会社員、男性(29)がサイロ内に転落し、原料の生き埋めとなった。

男性は約1時間50分後に意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。

落下を防ぐロープが外れたとみられ、茨城県警取手署で原因を調べている。

同署などによると、サイロは直径約4メートル、高さ約10メートルの円筒形で、原料のコーンスターチを保管していた。

男性はメンテナンスを担当する別会社の従業員で、当時は1人でサイロ内に入っていたという。

現場にいた同工場関係者が119番通報した。

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17136118931184

 

 

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20244171719分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

312日、西区のJR東海道線近くにあるのり面が崩れ、JR東海道線は一部の区間で約6時間にわたって運転を見合わせました。

そばでは名鉄が発注し、安藤・間(あんどう・はざま)が信号設備などを入れる建物の新設工事を進めていました。

その後の調査で、掘削工事によって擁壁の安定性が低下し、JR側ののり面に複数のひび割れが発生し、そこに強い雨が降ったことで水圧がかかって崩壊したとみられることが分かったということです。

安藤・間は、事前にひび割れを把握していて、事故当日は対策を検討するため工事を中断していたということです。

安藤・間は、すでに崩れた箇所の応急処置を終えていますが、工事自体は今も中断していて、再開のめどは立っていません。

【写真を見る】JR東海道線近くののり面が崩れた事故 “名鉄側”の工事が直接の原因だった 工事は中断し再開のめど立たず

https://news.yahoo.co.jp/articles/6f758c55ee432e49719f5464e1ee6f3587d6957d

 

4171918分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、地表から1.8m掘削する工事の影響でひび割れが発生したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

312日、名古屋駅から500m北でJR東海道線の線路脇の「のり面」が16.5mに渡り崩れました。

JR東海道線は約6時間、名古屋駅と岐阜駅の上下線で運転を見合わせました。

17日、名鉄の工事を担当していた安藤・間は、現場近くで行っていた工事が原因だったと発表しました。

信号設備などの工事で、2月に行った地表から1.8m掘削する工事の影響で、のり面に複数のひび割れが発生しました。

そこに当日の雨が浸み込んで、のり面が崩れたとみられるということです。

安藤・間は、ひび割れについて事前に把握していたと言うことです。

今後は、工事の影響予測を十分に行い、必要な対策をとっていくとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/939e4dfdb058fbc2d8e2b6bc21e693e010e38b59

 

 

 

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202441770分にYAHOOニュース(元航空管制官の寄稿文?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

199121日、ロサンゼルス国際空港で航空機同士が地上衝突する大事故が発生しました。

夜間の滑走路上で離陸待ちのため待機する航空機に着陸機が追突し炎上した事故で、202412日に発生した羽田空港地上衝突事故と類似する点が見られます。

 

【ロサンゼルス国際空港地上衝突事故の概要】

USエアー1493便(ボーイング737型機)とスカイウェスト航空5569便(フェアチャイルドメトロ小型機)が滑走路24Lで衝突し、ボーイング737型機が小型機を押しつぶしながら引きずる形で両機は滑走路脇に建っていた旧消防庁舎に激突し炎上しました。

この事故で、両機の乗員乗客計34人が死亡し、30人が負傷する惨事となりました。

同年1022日にとりまとめられた事故調査報告書によれば、事故は複数の要因により生じた管制ミスにあるとされています。

管制官がスカイウェスト航空5569便が滑走路24Lの中に入り出発のため待機していることに気付かず、USエアー1493便に着陸許可を出し、到着させてしまったと結論付けられています。

 

【事故要因と考察】

この事故は、以下の要因が複合的に重なり発生したものと考えられています。

〇通信障害:
24R
に着陸した機体が24L横断前に周波数を変えたため、交信不能になり、管制官の負担が増加

〇類似便の混同:
管制官がウィングスウェスト5072便とスカイウェスト5569便を混同

〇地上レーダーシステムの不具合:
事故当日、地上面探知レーダーが機能しておらず、管制官が滑走路上の航空機や他の航空機位置を目視でなければ把握できない状況

〇視認性の問題:
夜間のため視認性が悪く、管制官と着陸するUSエアー1493便の両方が滑走路上で待機する小型の出発機を見つけるのが困難な状況

〇運航票の取り違え:
事故の直前、滑走路担当をしていた当該管制官にウィングスウェスト5072便からの呼び込みがあった際に、本来であれば手元にあるはずの運航票(便情報を表すもの)がなく、管制塔内で他の管制官と確認やり取りをしていた

 

【事故後の対応】

この事故を受け、航空管制システムの安全対策が強化されました。

具体的には、地上レーダーシステムの更新、管制官の訓練強化、無線周波数の変更ルールの見直しなどが行われています。

 

【羽田空港の衝突事故との類似点】

ロサンゼルス国際空港地上衝突事故は、航空史上最悪の事故の一つとして記憶されています。

この事故と、まだ記憶に新しい202412日に発生した羽田空港地上衝突事故は、下記の類似点が見受けられます。

・夜間に滑走路上で発生

・滑走路上の出発待機に着陸機が追突

・出発機はインターセクションデパーチャー(滑走路末端からではなく途中の交差点から滑走路に入ること)

・管制塔からも到着機からも視認しにくい小型機

・ヒューマンエラーが要因の一つ

羽田事故では管制官が滑走路に入るための指示を出しておらず、またパイロットも滑走路に入るための指示は復唱していない点で、ロサンゼルス空港の事故とは異なりますが、運用環境や管制官の業務負荷に影響を及ぼすこれらの類似点は、航空管制システムや仕組みにおける課題を浮き彫りにしているといえるでしょう。

引用:NTSB航空事故調査報告書AAR91/08

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/76373ce6944ec27f3405600a89700e33930beada

 

 

 

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20244161928分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「口コミ人気No.1」。

自社サイトでこうした広告を掲げる会社に対し、消費者庁が景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、相次いで行政処分を出している。

リサーチ会社の調査結果を基にした広告だが、その調査方法に〝欠陥〟が確認されたためだ。

ただ、処分されるのは広告を出した会社だけで、リサーチ会社は対象外。

消費者庁はリサーチ会社の実態調査を始めたが、専門家は「野放し状態」として、法整備の必要性を指摘している。

 

【ずさんな調査】

「アフターフォロー満足度No.1」

消費者庁は3月、自社サイトで4つのNo.1を並べていた大阪市内の太陽光発電設備の工事業者に再発防止などの措置命令を出した。

関係者によると、広告の根拠とするアンケートは、この会社の依頼に応じて東京都内のリサーチ会社が実施していたが、複数の問題点があった。

アンケートの対象者はリサーチ会社が運営するサイトの会員で、実際に商品やサービスを利用していなくても回答できた。

設問の中で10社のサイトとリンクしていたが、いずれも依頼主の会社を一番上に表示。

さらに、回答者には現金や電子マネーに交換できるポイントが付与された。

ポイント目当てに、内容にかかわらず一番上に表示された会社を選択した回答者がいた可能性は否めない。

消費者庁などによると、2~3月、No.1広告を巡り、景表法違反で計11社に行政処分を出したが、うち9社は同じリサーチ会社が請け負い、調査結果が1位にならなければ金を返還するとの内容で契約していたケースもあったという。

景表法に詳しい森大輔弁護士(東京弁護士会)は、「あたかも実際の利用者にアンケートを実施したかのような表記は消費者を誤認させる。依頼主を一番上に置くのも結果を恣意(しい)的に誘導している疑いがあり、公平な調査とはいえない」と批判する。

リサーチ会社の担当者は「誤解を与える調査だった」と認め、すでにこうした調査をやめたとしている。

 

【業界内部からも批判】

マーケティング・リサーチの人材育成や研究に取り組む一般社団法人「日本マーケティング・リサーチ協会」(東京)によると、No.1広告は約7年前から増えてきたというが、小林事務局長は「1位の根拠を示すほどの調査には膨大な予算がかかり、事実上不可能」と問題視する。

同協会は「結論ありきで非公正な調査」と非難する声明を出すとともに、広告を掲出する企業に対しても、消費者がアンケートの詳細を把握できるよう、調査内容の開示を求めている。

一連の事態を受け、消費者庁の新井ゆたか長官は3月下旬の会見で、No.1広告の実態調査を行う意向を表明。

広告主やリサーチ会社への聞き取りのほか、消費者へのアンケートも実施して、今秋にも結果を公表するとしている。

 

【法改正の検討を】

ネットショッピングの存在感が増す中、消費者を誤解させるようなうたい文句は後を絶たない。

そんな中で「結論ありきの調査」が横行する背景には、法の抜け穴がある。

景表法の処分対象となるのは、商品の製造・販売事業者など。

No.1広告の場合、広告で自社製品を売ろうとする会社は、措置命令を出されたり課徴金を課されたりするが、リサーチ会社はその対象外だ。

森弁護士は、「野放しにされてきたため、今回のような景表法違反事例が多発した可能性がある。リサーチ会社に対しても何らかの行政処分を行えるよう、法改正を検討するべきではないか」としている。


https://www.sankei.com/article/20240416-XXTK2WAGCNIIXFIVANEKHCSJGI/

 

 

 

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2024416125分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今月6日、高崎市にある上信電鉄の踏切で、近くに住む9歳の女の子が列車にはねられて亡くなりました。

現場の踏切は遮断機と警報機が共に設置されていない「第4種踏切」で、上信電鉄によりますと、高崎駅と下仁田駅の間の路線に45か所あり、このうち、半分近い21か所が高崎市内にあります。

事故を受け、高崎市は21か所の「第4種踏切」をすべて廃止する方針を決め、来年度以降、5年かけて必要な予算を確保することにしています。

具体的には、地元から廃止の合意が得られれば、踏切自体をなくして通行できなくする一方、合意が得られなければ、遮断機と警報機が共に設置されている「第1種踏切」に変更することにしています。

高崎市は踏切を「第1種」に切り替える費用について、上信電鉄には求めず、国の補助金を使い市が負担することにしています。

高崎市の富岡賢治市長は、「命に関わることなので、速やかに対応することを決めた」とコメントしています。

【斉藤国交相 県内の第4種踏切の統廃合など検討へ】

斉藤国土交通大臣は16日の閣議の後の記者会見で、「お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともにご家族の皆様にお悔やみを申し上げます」と述べました。

そのうえで、「国土交通省としても第4種踏切は安全性の向上が重要な課題であると認識している。これまで全国的に第4種踏切の統廃合の促進、遮断機警報機の整備の支援による第1種踏切化の促進などを関係者と共に進めてきている」と述べました。

そして17日、関東運輸局と関係自治体、鉄道事業者などでつくる協議会を開催し、群馬県内の「第4種踏切」の統廃合や遮断機と警報機の設置を進めるための検討を行う考えを明らかにしました。

斉藤大臣は、「事故原因は調査中ではあるが、運輸安全委員会の報告を待たず事故の概要を共有し、検討を行いたい。引き続き踏切の安全対策を着実に進めていきたい」と話しました。

 

【踏切は4種類 現場の「第4種踏切」 全国に2408か所】

国土交通省によりますと、踏切は去年3月末の時点で全国で3万2000か所余りあり、設備によって4種類に分けられています。

このうち、事故があった群馬県高崎市の踏切は遮断機と警報機が共にない「第4種踏切」で、全国に2408か所あります。

また、警報機が設置されているものの、遮断機がない踏切は「第3種踏切」と呼ばれ、592か所あります。

「第2種踏切」は、配置された人が遮断機を操作するもので、現在は設けられていません。

そして「第1種踏切」は、遮断機と警報機が共に設置されている踏切です。

「第4種踏切」から「第1種踏切」に切り替えるには多額の費用がかかり、高崎市は1か所当たり1500万円から3000万円程度かかると見込んでいます。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20240416/1060016778.html 

 

※今月6日の事故の状況については、471010分に毎日新聞から、犬を走って追いかけて踏切に入るのに気付いた運転士がブレーキをかけたが間に合わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午前850分ごろ、群馬県高崎市吉井町小暮の上信電鉄馬庭―西山名間にある天水踏切で、同市山名町の小学4年、渋沢さん(9)が下仁田発高崎行きの普通電車(2両編成)にはねられ、死亡した。

県警高崎署によると、事故現場は遮断機と警報機がない「第4種踏切」だった。

上信電鉄によると、運転士は渋沢さんが犬を走って追いかけて踏切に入ったのに気づいてブレーキをかけたが、間に合わなかったという。

電車に乗っていた約50人にけがはなく、事故の影響で上下線8本を運休するなど約600人に影響が出た。

国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官を派遣し、詳しい事故原因を調べる。

踏切の近くに住む女性(27)は、「この踏切は遮断機がなく、危ないので、子どもの頃は、どうしても渡らないといけないときは大人と一緒に渡っていた。本当にびっくりしている」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20240406/k00/00m/040/072000c

 

 

(2024年4月26日 修正1 ;追記)

20244252056分に毎日新聞からは、群馬県は第4種踏切を2029年度までに廃止または第1種踏切に転換すべく、鉄道事業者と道路を管理する市町村に調整を要請したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県高崎市の踏切で女児が電車にはねられ死亡した事故を受け、県は25日、2029年度末までに県内74カ所全てで遮断機と警報機がない第4種踏切を解消するとの工程表を発表した。

廃止か遮断機と警報機のある第1種踏切への転換で対応する方針で、期限を設定して対策を急ぐ狙いがある。

県は、まず、上信電鉄など鉄道事業者と道路を管理する13市町村に、対応の協議や地元との調整を要請。

検討結果を把握した上で、今年7月末までに74カ所の個別の対策案をまとめ、9月末までに最終決定・公表する。

廃止が決定した踏切は工事などに着手し、第1種踏切に転換する踏切は24年度中に国の補助金指定を目指す。

2729年度の完了を目指すが、地元住民との協議で遅れる踏切が出る可能性もある。

4種踏切の数は、高崎21▽富岡20▽桐生・みどり各8▽前橋3▽渋川・下仁田・甘楽・東吾妻・みなかみ・嬬恋各2▽藤岡・長野原各1

みどり市の須藤昭男市長は25日の記者会見で、市内に8カ所ある第4種踏切について基本的に廃止する方向で協議し、住民に理解を求める方針を明らかにした。

https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/040/321000c 

 

4251943分に産経新聞からは、第4種踏切の数が私鉄では最多の秩父鉄道も第4種踏切を廃止する方針だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

秩父鉄道(埼玉県熊谷市)は25日、群馬県高崎市の上信電鉄踏切で女児(9)が電車にはねられ死亡した事故を受け、警報機や遮断機のない「第4種踏切」を廃止する方針を明らかにした。

同社によると85カ所あり、私鉄では最多という。

地域からの要望に応じ、警報機や遮断機のある「第1種踏切」への切り替えも検討。

費用負担は、埼玉県や沿線自治体、関東運輸局と協議する。

同社は第4種踏切で、人が近づくと音で左右確認を促す機器の設置を進めており、配備の完了を急ぐ。

担当者は「事故を未然に防止するため、対策を早急に進めたい」と話した。

https://www.sankei.com/article/20240425-K5NIFZ4A45KI7ES3JAV75NBJJA/

 

(ブログ者コメント)

今後、第4種踏切廃止に向けた動きが広がって行くかもしれないが、特別なものを除き、本ブログでは紹介を割愛する。

 

 

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20244161649分にYAHOOニュース(mBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前11時半ごろ、奈良県下北山村にある「下北山スポーツ公園」から、北西に約1キロメートルの地点でボーリング調査をしていた工事関係者から「工事している同僚が機械に絡まって意識がない」と消防に通報がありました。

警察と消防によりますと、奈良県の地質調査会社に勤める桜井さん(男性、63歳)が作業中にボーリング調査の機械「ロッド」に体が巻き込まれ、心肺停止の状態で病院へ搬送され、意識不明の重体でしたが、その後、死亡が確認されました。

奈良県などによりますと、現場周辺では去年12月に下北山村の国道で起きた土砂崩れ受けた国道の地質調査が行われていて、桜井さんは40代男性と2人で作業していましたが、機材に異常が見つかったため40代男性が現場を離れ、戻ってきた際に、機械に巻き込まれた桜井さんを見つけたということです。

現在、警察が事故の詳しい原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c96cf0e06d22bedf58cb7931e99d6f916afe6d33

 

 

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202441573分にYAHOOニュース(KOREA WAVE)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

韓国の京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のプールで小学生の指を切断する事故が起きた。

保護者が6日、オンラインコミュニティに「施設管理公団が運営する体育館のプールのシャワー室で10歳の息子が右手の中指を切断した」と明らかにし、運営を批判した。

母親によると、事故は先月26日に発生。

子どもがシャワーの前で滑って転ばないよう何かをつかもうとした時、棚と壁の間に指が挟まり、右手中指の先を切断した。

駐車場にいた父親が更衣室で指をけがした子どもを見つけた時、職員は「指を切った。軟こうを塗れば大丈夫だろう」と話したという。

父親が応急室に連れて行くと「指がどこにあるのか」と言われ、初めて切断に気付いた。

指は見つかり、事故から3時間後に緊急手術を受けて接合できた。

しかし、指の長さが左右で少し違ってしまい、先端部分は神経が死んだ状態だという。

体育館側は「保険会社と話したので気を落ち着けて」と言うが、損害査定士は過失の有無によっては自己負担になることもあると説明しているという。

母親は「防犯カメラがないので目撃者を探さなければならない。男子シャワー室になぜ滑り止めがないのか。女子シャワー室にはあるのに」と悔しさを爆発させた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f29edac9a23716c054f536faeb2d57fbe375cb59

 

 

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20244151845分にNHK宮城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後1時半すぎ、仙台市青葉区芋沢にある「Nメガソーラー発電所」の関係者から「煙が出ているようだ」と消防に通報がありました。

現場では、ソーラーパネルの下草が焼けて周囲に白い煙が立ちこめていて、消防が草に水をかけるなどの作業を行っていました。

消防車などおよそ30台が出動して消火活動にあたり、火は通報からおよそ4時間後の午後6時前にほぼ消し止められました。

警察によりますと、この火災によるけが人はいないということです。

現場はゴルフ場に隣接する山あいの場所で、近くに住宅はありません。

警察は、発電所の関係者から話を聞くなどして火事の原因を調べています。



https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20240415/6000027211.html 

 

4151918分に産経新聞からは、下草が生い茂った状態で放置していると機器の不良で発生した火花が燃え移るリスクが高い、平成元年の市原市台風水上火災は損壊した場所から水が入ったことによる絶縁不良が原因だった可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日に仙台市青葉区のメガソーラー(大規模太陽光発電所)で火災が発生したが、最近は国内で同様の火災が相次いでいる。

3月27日には、鹿児島県伊佐市のメガソーラーで大規模な火災が発生が起きたばかりだ。

脱炭素社会実現に向けて太陽光発電を含む再生可能エネルギーの需要が高まる一方、発電装置をメンテナンスする人員不足も課題とされており、さまざまなリスクが浮き彫りになりつつある。

伊佐市のメガソーラーの火災では、消防隊員4人が負傷し、鎮火に20時間以上を要した。

リチウムイオン電池を用いた装置が置かれた倉庫が火元で、感電などの危険があり、放水など一切の消火活動が行えなかった。

令和2年12月には、山梨県北杜市のメガソーラーでも火災が発生。

近くの住民から「太陽光パネルの下の草が燃えている」と消防に通報があった。

専門家は、「メガソーラーの下の雑草などを生い茂った状態で放置していた場合、機器の不良で発生した火花が燃え移るリスクが高い」と指摘する。

こうした火災のリスクを未然に防ぐには、メガソーラーを設置している広大な土地の雑草処理も欠かせないという。

元年9月に千葉県市原市の水上メガソーラーの火災は、台風で損壊した場所から発火したとされる。

同メガソーラーはため池の水面に設置されていた。

ソーラーシステムに使われている一部の機器内に水が浸入し、絶縁不良などで火災が生じる可能性もあるという。

一方で、こうしたリスクに対応する人材不足が懸念されている。

経済産業省などは、太陽光発電を含む再生可能エネルギーシステムの「セキュリティーに精通した人材が確保できていないことなどの課題もある」と指摘。

全国各地に地域の太陽光発電事業を支えるメンテナンスの担い手の確保の必要性を強く訴えている。

https://www.sankei.com/article/20240415-25NSH5556BD3NMCF67REIEKIZ4/

 

(ブログ者コメント)

平成元年に起きた市原市の水上メガソーラー火災では、パネルが折り重なるようになって損壊していた。(本ブログでも紹介スミ)

その原因については以下の報道で、「設計風速以上の強風が吹いたため、パネルに偏荷重がかかるなどして損壊した」など、詳細に説明されていた。


千葉・水上メガソーラー火災、破損原因は「揺動による応力集中」、京セラTCL報告

2020/02/06 18:42 メガソーラービジネス)


経済産業省は25日、新エネルギー発電設備事故対応・構造強度ワーキンググループ(WG)の会合を開き、台風15号で破損事故を起こした「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」に関し、発電事業者の京セラTCLソーラーから事故原因の調査内容、分析結果などに関して報告を受けた。

同社からの報告は今回で3回目。

同社は、損壊した主要な原因を「強風によるアイランド(太陽光パネルの島)の揺動により、南側中央部に応力が集中したこと」とした。

そして、再発防止のため、再建に当たっては、1つの大きなアイランドにしていた従来の設計を変更し、複数の矩形(四角形状)のアイランドに分散してパネルを設置する方針を示した。

・・・

https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/feature/00002/00027/?ST=msb&P=1

 

 

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20244151823分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

午後1時すぎ、品川区西五反田のビルで「工事現場で作業員が地下に転落した。機械に頭を挟まれた」と通報がありました。

警視庁によりますと、男性作業員がビルの地下1階で機械式駐車場の点検を複数人で行っていたところ、何らかの原因で機械に頭を挟まれ、その後、機械から頭がはずれた際に、およそ2メートル下に転落したということです。

転落したのは千葉県柏市の小笠原(42)さんで、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、およそ2時間半後に死亡しました。

警視庁は業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因を詳しく調べています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1115984?display=1

 

 

 

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2024416190分にYAHOOニュース(テレビ熊本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

南阿蘇鉄道は、列車が阿蘇村の立野駅のホームに停車できず、約380メートル先に進んで停止したと明らかにしました。

国の運輸安全委員会は重大インシデントに認定し、事故調査官2人を16日、現地に派遣しました。

南阿蘇鉄道によりますと、15日午前9時40分ごろ、JR豊肥線に乗り入れている肥後大津駅を出発した1両編成の列車が南阿蘇村の立野駅に進入した際、運転士がブレーキ操作を行ったものの、減速せずに、停止位置から約380メートル先で自然に止まったということです。

列車には乗客・乗員あわせて約20人が乗車していましたが、けが人はいませんでした。

南阿蘇鉄道によりますと、沿線のカズラがブレーキのコックに巻きついていてブレーキが利かない状態だったということです。

立野駅の一つ前のJR豊肥線の瀬田駅までは、異常はありませんでした。

その後、まきついたカズラは取り除かれ、列車は約1時間半後に運行を再開しました。

国の運輸安全委員会は『重大インシデント』に認定。

16日午後から事故調査官2人を現地に派遣しました。

事故調査官:
「記録を見せてもらって、事故原因が何か、先々解析していきたい」

また、JR九州によりますと、事案の発生を受けて15日、肥後大津-立野間の線路の巡回を行いましたが、異常は見つからず、列車の運行に支障は出ていないということです。



https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20240416-00000011 

 

4171857分にYAHOOニュース(熊本県民テレビ)からは、毎日、運行前に運転士が車両点検しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

南阿蘇鉄道によりますと、16日に車両を立野駅に戻し点検したところ、ブレーキを作動させる装置にツタがからまっていたのが見つかり、取り除いた後は正常に作動することを確認したということです。

また、車両の点検は毎日、運行前に運転士が点検をしていて、当日、立野駅の前の瀬田駅まではブレーキは正常に作動していたということです。

このため、南阿蘇鉄道は調査に対し、「ブレーキを作動させる装置にツタがからまったことが原因となった可能性がある」と説明しているということです。

運輸安全員会は、1年をめどに報告書をまとめる予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcb5bdb545c8c7215707b413ef1302df08f2c985

 

 (ブログ者コメント)

思うに、車体と平行になるうような向きでコックハンドルが設置されていて、車体の外からハンドルを手前に引くとブレーキ作動エアが遮断される・・・そんなコックハンドルだったのかもしれない。

 

 

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20244141441分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

猫が壁などにお尻を向け、しっぽを立てながらスプレーのように尿を吹きかける「マーキング」が、普段の放尿以上に悪臭を放つ仕組みを、岩手大の宮崎雅雄教授(生化学)のチームが初めて解明した。

研究室で猫を飼う地道な観察が実を結んだという。

どんな試行錯誤があったのか、その軌跡に耳を傾けたい。

マーキングは猫同士のコミュニケーション手段の一つと考えられている。

しかし強いにおいをまき散らし、飼い主にとって悩みの種。

住宅街での悪臭問題も引き起こしてきた。

宮崎さんによると、マーキングがなぜ臭いのかを調べた先行研究はなく、詳しい原因は分かっていなかった。

宮崎さんや大学院生の上野山怜子さん(26)らは研究室で常時15匹ほどの猫を飼育しながら観察を重ね、マタタビへの反応について論文を多数執筆するなど、ユニークな研究で知られる。

研究チームは、まず、猫が通常、地面に用を足す際の尿と、マーキングの際に放つ「スプレー尿」の成分が異なるのではないかと疑った。

スプレー尿になる際、肛門腺分泌物に由来するにおい成分が混ざり、通常の尿より臭いのではないか、という発想だ。

ところが、通常尿とスプレー尿から揮発する成分を比較した結果、ほとんど差がないことが分かった。

それぞれのにおいを猫に嗅がせる行動実験でも、違いはなかった。

研究は振り出しに戻ったように思われた。

しかし、ここで研究チームが長年猫を観察してきた蓄積が生きた。

宮崎さんのチームはこれまで、健康な猫の尿には特有のたんぱく質が含まれ、ビーカーなど実験容器にこびりつく性質を見いだしていた。

このたんぱく質の影響で尿が壁に付着しやすくなり、強くにおう一因になっているのでは、と、今度は考えた。

仮説を裏付けるため、たんぱく質を取り除いた猫の尿を垂直に立てたガラス板に吹き付けたところ、通常の尿より付着量が少ないことが分かった。

さらに実験を重ね、猫の尿をスプレーでレンガの表面に吹き付けた場合、直接地面の土に注いだ場合との間でにおいを比較。

レンガからはにおいが漂ったのに対し、尿がしみこんだ土ではにおいを感じなかったという。

レンガに付着した尿は比較的短時間で蒸発し、におい成分が空気中に放出されたと考えられる。

また通常の尿は液体のまま土の粒子にしみ込み、においが放出されにくかったとみられる。

こうして猫の尿に含まれる特有のたんぱく質がマーキングの悪臭に関与していることを突き止めた研究チーム。

しかしこの成果、一体何に役立つのだろう。

宮崎さんは「例えばたんぱく質を分解するような洗剤があれば、有効な消臭方法となるかもしれない」と、技術開発などに期待を寄せている。

研究成果は科学誌「ジャーナル・オブ・ケミカル・エコロジー」のオンライン版で論文が公開された。

https://mainichi.jp/articles/20240413/k00/00m/040/095000c

 

岩手大学のHPには、コーキシンと名付けたタンパク質が尿の表面張力を低下させるため、尿が壁などに付着しやすくなるなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。

岩手大学は、ネコがにおい付けの目的でマーキングする尿が普段の尿より悪臭を放つのは、マーキング尿と通常尿のにおい成分に違いがあるわけではなく、ネコの尿が壁などの垂直物に付着しやすくする成分を含んでいるためであり、マーキングされた場所から地面に流れ落ちる過程で薄く広がることで、におい成分が周囲に放出されやすくなるためということを解明しました。

これは岩手大学農学部宮崎雅雄教授、上野山怜子大学院生らによる研究成果です。

・・・

ネコの尿に悪臭原因物質を作るコーキシンという尿タンパク質が大量に含まれていることは分かっていたが、今回新たに、コーキシンが尿の濡れ性を高め、垂直の壁にも尿を付着しやすくしていること、(成果3)スプレー尿は、約30㎝の高さから地面に流れ落ちる過程で尿の付着面積を広げ、広範囲からにおい成分を放出するので強力な悪臭源になるが、普段の尿は、直ちに土や砂で覆われてしまうので化学成分が土や砂の粒子に閉じ込められてしまい、悪臭源にならないこと、を明らかにしました。

・・・

スプレー尿のクサイ原因が通常尿との成分の違いでないと分かったので、視点を変えてネコ尿の濡れ性(固体に対する液体の付着しやすさ)について調べることにしました。

なぜ濡れ性に着目したかというと、実験中にネコの尿をプラスチックシリンジで移し替える作業を行っていたときに、尿がシリンジの内側に付着して残りやすいことに気になったからです。

別の研究で尿からタンパク質だけ除去した除タンパク尿を調整していたところ、シリンジの内側に尿が残る現象は見られませんでした。

宮崎らは、20年前に健康ネコの尿にはコーキシンと命名された尿の悪臭成分を作り出す反応で重要なタンパク質が大量に含まれていることを発見していました。

一般に、液体の濡れ性が高いのは、液体の表面張力(物質が表面をできるだけ小さくしようとする性質)が低いときです。

そこでネコ尿に高濃度含まれるコーキシンが、尿の表面張力を低下させることで、尿が垂直の壁にも付着しやすくなって、スプレー尿が臭くなる一因になっているという新たな仮説を立てるに至りました。

・・・

本研究では、ネコのスプレー尿がクサイ原因は、肛門嚢分泌物などから悪臭成分が混入しているわけではなく、通常尿と化学成分は同じであるが、タンパク尿依存的に液体の濡れ性が高まり、結果としてスプレーされた場所に悪臭源が残りやすく、まわりがくさくなっていることが分かりました。

特にネコのタンパク尿の原因となっているコーキシンは、悪臭成分を作り出す機能を有していることが私達の過去の研究で分かっていましたが、におい付けされた場所に悪臭成分を付着しやすくする機能も有していることが新たに分かり、哺乳動物の嗅覚コミュニケーションにおける尿中タンパク質の役割について理解が深まりました。

また、スプレー尿の悪臭問題を低減させる新たな消臭手法の考案にも役立つものと期待されます。

https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2024/04/006178.html

 

(ブログ者コメント)

宮崎教授のマタタビ研究については、過去に本ブログでも紹介スミ。

2021128日掲載
2021121日報道 岩手大の宮崎教授らによれば、猫がマタタビに反応するのはマタタビに蚊を遠ざける物質が含まれているため、一方、脳内の幸せ感応物質濃度も上昇する
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11361/

 

 

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20244121949分にYAHOOニュース(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2023年12月、鹿児島・十島村の村営船「フェリーとしま2」で火災が発生して、代わりの船が運航されていましたが、船の修理が完了し、十島村航路は、4月12日夜から「フェリーとしま2」による運航が再開されます。

十島村の肥後村長が12日、取材に対し、エンジンのカバーが外されていたことが火災につながったとの認識を示しました。

2023年12月、十島村の悪石島沖を航行中だったフェリーとしま2の機関室で火災が発生しました。

乗客乗員合わせて29人にけがはありませんでしたが、火災について十島村役場は「エンジンから燃料が噴き出しているのを乗組員が発見し、その後、出火した」と説明していました。

12日、十島村の肥後正司村長は鹿児島テレビの取材に、エンジンの点検カバーが外されていたことが、火災につながったとの認識を示しました。

肥後村長 :
「エンジンの主機関のカバーが外れたために火災につながったと聞いている。
カバーがあることで火災の延焼を防ぐ機能があるらしく、(出火前に)乗組員は点検のために外していたと聞いている。
検証された報告は国からは出ていないが、船からの報告だと、そこに当たると言われているので」


その上で、肥後村長は、「二度と繰り返さないよう乗組員、船長、機関長を呼んで安全対策を徹底した運航に臨むよう指示を出した」と述べました。


十島村航路は代わりの船で運航していましたが、フェリーとしま2の修理が完了し、12日午後11時から定期運航が再開となります。


約3カ月半ぶりの運航となるフェリーとしま2。


岸壁にはフェリーとしまと書かれたコンテナが並び、着々と出港準備が進められていました。


十島村によりますと、フェリーとしま2の修理期間中は車の運搬ができなかったため、12日夜の便では、ほぼ満載となる22台の車が運ばれるということです。

十島村の住民 :
「(運航再開で)船の便が決まるので予定が立てやすい。
人の動きとかスムーズにいくと思う」

肥後村長 :
「十島村の7つの島々は海上交通しかない。
それが100日間止まったというのは村民生活のマヒとなった。
安全対策に取り組みながら事故のない運航を進めるべきと感じている」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0eccb2cc20d68770df5819dc838895801ea5cae

 

※事故当時の報道は下記参照。
1週間前にエンジントラブルがあり、点検や試運転を経て運航再開していたなどと書かれている。

202416日 650分 南日本新聞)

鹿児島県十島村悪石島沖で起きた村営船「フェリーとしま2」(1953トン)の火災で、出火場所が左舷側のエンジンだったことが5日、関係者への取材で分かった。

機関室にある二つのエンジンのうち、左舷側が黒く焦げていた。

すすが全体にかぶり、電気配線などが溶けていた。

関係者によると、乗組員が出火前、霧状のものがエンジン近くを漂っているのを確認していた。

別の乗組員に伝えようと現場を離れ、戻った時には出火していた。

フェリーがえい航され鹿児島港に到着した昨年12月31日から、鹿児島海上保安部が火災原因を調査している。

運輸安全委員会事務局門司事務所(北九州市)などが今後、立ち入り調査し、火災原因や運航管理上の問題がなかったかを調べる方針。

火災は同12月29日早朝に発生。

乗客乗員29人にけがはなかった。

フェリーは同22日にエンジントラブルがあり、点検や試運転を経て運航を再開していた。

同11月にあった年1回の点検では、異常はなかった。

https://373news.com/_news/storyid/188036/

 

 

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以下の過去記事4件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。

2024412日掲載
[
] 202438日 フロリダ州の住宅にISSが船外に廃棄した機材(JAXAが届けた?)が大気圏で燃え尽きずに落下し屋根を突き破る、もしそうなら条約上はJAXAの責任になるかも(修1)
(新情報)
24年間、地球を周回した後に大気圏で燃え尽きると予測していた。
・宇宙ゴミは2年前にも豪州の牧場に落下していたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13821/

202444日掲載
2024
327日 鹿児島県伊佐市のメガソーラー発電所蓄電池建屋から白煙、消防などが確認のため煙の出ていた扉を開けたところ爆発的燃焼が起こり4人重軽傷 (修正1)
(新情報)
何かが発火した後、高温にさらされた蓄電池内の液体温度が上昇して可燃性ガスが発生し、それが燃えて更に・・・を繰り返した可能性も考えられるなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13803/ 

202287日掲載
2022
731日 徳山下松港でクレーンを使いコンテナ船にコンテナを積込み中、荷崩れが起きて船が転覆、3人が転落したが命に別状なし、漂流コンテナ10個は海保が監視中 (修正1)
(新情報)
予定されたコンテナを全て積み込めば過積載になることを知りながら作業したとして船長らが書類送検された。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12646/

202085日掲載
2020
729日 仙台市の電子部品製造工場で不具合が生じた焼結炉(幅70㎝、普段は真空運転)を修理しようと炉の上部から内部に入った2人が酸欠で死亡 (修正4)

(新情報)
・現場指揮者だった男性は当日欠勤しており、事故の予見可能性を認定するには疑いが残るとして無罪判決が出た。
・現場指揮者だった男性に当時、作業に関する指揮命令を行う権限はなかった。
・当時の現場責任者には罰金刑が確定しているなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10888/

 

 

 

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2024413730分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新潟県港湾整備課は12日、行政文書公開請求書の写し1通計4枚を一時紛失したと発表した。

県庁8階にある同課の閉め切った窓際に置いていたが、春の陽気に合わせて久しぶりに窓を開けたところ、飛んでしまったとみられるという。

同課によると、一部に個人情報の記載があったが、他課の職員が拾って届けるまで紛失に気づいていなかった。

港湾整備課は外部への情報流出はなかったと説明。

請求者に謝罪したという。

同課によると、請求書は12日午後4時ごろ、建物下の植え込みに落ちているのが見つかった。

4枚のうち、1枚に請求者の住所、氏名、電話番号が記載されていた。

同課では請求書をファイルにとじ、普段から窓際に置いていたという。

今後は、窓際以外に置くことも含め、保管方法の改善を検討するとしている。

https://www.asahi.com/articles/ASS4D4HC8S4DUZOB00NM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

 

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2024412615分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「酸素カプセル」と書かれた、栃木県のトレーニング施設。

12日、この場所で、“低気圧トレーニング”をしていた競輪選手の男性と、近くにいた女性が意識を失う事故があり、男性は現在(12日午後1130分時点)も、意識不明の重体です。

12日午前、栃木県・宇都宮市にあるトレーニング施設を利用していた、競輪選手の男性から通報がありました。


119番通報):
「急病です」


救急隊がかけつけると、そこには長さ約6メートル、高さ2.2メートルの「低圧室」があり、その中で、“低気圧トレーニング”を行っていた競輪選手の男性(57)と、操作していた女性(53)が、意識を失った状態で倒れていたということです。


当時、施設にいたのは2人のみで、男性は通報しながら意識を失ったとみられています。


近所の人 :
「あまりお客さんが来てなかったと思うんで…
おそらく仲間の人たちが利用してたんだと思うんですね、競輪の仲間なのかなっていう。
まさかそういう事故が起こるとは思わなかったので、ちょっとびっくりしますね」


「低圧室」内の酸素が薄くなったことで倒れたとみられる2人。


女性は意識を取り戻しましたが、競輪選手の男性は現在(12日午後1130分時点)も、意識不明の重体だということです。

 

12日夜、千葉県いすみ市の“低圧室”がある施設「鍼灸接骨院T」を取材しました。

(※事故があった施設とは関係ありません)


“低圧室”がある接骨院 院長 :
「うちの機械だと、標高3000mまで気圧を変えることができるので、高山地帯に行ってトレーニングしたのと同じような状態をつくることができます」


“低圧室”を利用する際には、どんなことに気をつければよいのでしょうか。


“院長 :
「花粉症ですごく鼻がつまっている方とか、逆に体調が悪いから中に入って元気になろうとした方でも、念のためにお断りはさせていただいております。
高負荷をかけてしまうと、心拍数が上がって、それで苦しくなる方もいらっしゃるので」

 

警察は、事故の経緯を詳しく調べています。

 412日放送『news zero』より)





https://news.yahoo.co.jp/articles/a9f85cd22c8f41cf30aa741e4e1bba0e80a7b783

 

4122312分に読売新聞からは、施設は女性の夫が経営している、低圧室は内側から操作する仕組みなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前11時頃、宇都宮市田野町のトレーニング施設「V」で「女性が心肺停止になっている」と119番があった。

救急隊員が駆けつけたところ、鹿沼市上野町、競輪選手・渡辺さん(57)と同市の職業不詳の女性(53)が低圧室内で倒れているのを発見。

病院に搬送されたが、渡辺さんは意識不明の重体で、女性は心臓マッサージを受けて意識を取り戻したものの治療中だという。

宇都宮中央署によると、同施設は女性の夫が経営しているもの。

低圧室は直径約2・2メートル、奥行き約6メートルの円柱形の装置で、複数の人が入れる大きさがあった。

施設内にはトレーニング器具なども設置されていた。

装置内の気圧を下げることで高地に近い環境でトレーニングができるとみられる。

装置は内側から操作する仕組みになっており、当時、女性が操作を行い、気圧を下げた状態で渡辺さんがトレーニングをしていた可能性がある。

当時、施設内には2人しかおらず、渡辺さんは通報後に意識を失ったとみられ、同署が詳しい原因を調べている。

日本競輪選手会栃木支部によると、渡辺さんは同支部登録の選手で、最近もレースに出ていたという。

施設は国道沿いに位置し、周辺には住宅が立ち並ぶ。

当時、近くで勤務していたという男性は「突然、サイレンが聞こえて、何が起きたのかと思った」と驚いていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240412-OYT1T50136/

 

4131216分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、女性は扉が開かないという趣旨の通報をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

その後の警察への取材で、女性は発見される前に一時的に意識を取り戻していたとみられ、その際に自ら「扉が開かない」という趣旨の通報をしていたことが分かりました。

女性はその後、再び意識を失いましたが、搬送される際に意識を取り戻したということです。

警察は、2人が酸素が薄くなった低圧室に閉じ込められた可能性もあるとみて、詳しい事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3f77f43d7d6b0a86f647672e79657b043a2af82

 

414112分にYAHOOニュース(下野新聞)からは、妻から状況を聞いたオーナーは数値の設定ミスではないかと話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

施設のオーナー男性が13日、下野新聞社の取材に応じ、原因について「(機械の)数値の設定ミスではないか」との見解を示した。

オーナーによると、女性(53)は妻で、意識不明で搬送された鹿沼市、競輪選手の男性(57)は常連客。

オーナー自身も競輪選手で、練習仲間という。

オーナーは事故後、意識を取り戻した妻から当時の状況を聞いたという。

客が低圧室を利用する際は、主にスタッフの妻が一緒に入り、操作を担当。

安全確保のため、客だけで利用することはなかった。

競輪選手男性は、これまでに200回以上利用しているという。

空気が薄くなり呼吸が苦しくなることは考えられるが、今回のようなケースは「なかった」と話した。

低圧室は10年ほど前に福島県のメーカーから購入。

近年は、常連客の利用が中心という。

今回は、妻が先に意識を失ったとみられる。

オーナーは、「しっかりしていなければいけない店の者が先にそうなってしまった。そこは失敗だった」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6c0e66f5ca40db86e4bf69919d8b333eaccb3f

 

  


 

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2024411835分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高知海上保安部は10日、高知新港内に許可なくコンクリートブロックを設置したとして、高知市仁井田の建設会社「D」と工事責任者の男性(61)を、港則法違反容疑で高知地検に書類送検した。

送検容疑は2月9日、同港内に縦、横ともに3・3メートル、高さ2・2メートルのコンクリートブロックを、高知港長の許可なく設置した疑い。

同保安部によると、同11日未明に港内で小型漁船がブロックに乗り上げる事故が発生。

調べたところ、2月末まで県発注の防波堤改修工事を行っていた同社が、工事用の船を固定するためにブロックを設置したことが分かったという。

設置場所は水深約3メートルの海域で、ブロックは海中に隠れ、照明などの目印はなかった。

事故によるけが人はいなかった。

ブロックは既に撤去されている。

調べに対し、同社側は「(船の)いかりを下ろす手間を省くためだった」などと話しているという。

本紙の取材に対し、同社は「まだ事実関係が確定していないので、現時点でのコメントは差し控えたい」としている。

https://www.kochinews.co.jp/article/detail/735539  

 

 

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20244161725分にmBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

京都府福知山市が管理する公園のブランコの板が外れ、10歳の女の子が手の指を骨折していたことが分かりました。

福知山市によりますと、12日、市営住宅「岡ノ山団地」の中にある公園のブランコの板が外れているのを団地の住人が確認しました。

市が確認したところ、ブランコの鎖と板を固定するナットが外れていて、すぐに使用禁止としましたが、15日に「子どもがブランコで遊んでいて骨折した」との連絡が市に入ったということです。

近くに住む10歳の女の子が左手の薬指を骨折したということで、地面に落ちた際にけがをしたとみられています。

このブランコは昭和59年に設置。

市は8年前に市内の市営住宅にある公園16か所の点検を業者に委託して実施しましたが、今回の事故を受けて市が調べたところ、この公園だけ点検されていなかったことが分かりました。

市と業者との情報共有に不備があったとしています。

市では15日に市内にあるすべての団地の公園の遊具の点検を行ったということで、今後、女の子と保護者に謝罪するということです。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240416/GE00056811.shtml

 

4162054分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、当該公園は点検リストから漏れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

411日の夕方、市営住宅岡ノ三団地の公園で、10歳の女子児童がブランコで遊んでいたところ、座板が外れて転落し左手の薬指を骨折する事故がありました。

翌日には団地の住民から「座板が外れている」と連絡を受けて職員がブランコを使用禁止にしていましたが、15日に女の子の母親から市に連絡があり、事故があったことが判明したということです。

この公園のブランコは1984年に設置されたもので、何らかの原因でこの公園が点検リストから漏れていたことから、8年前を最後に点検ができておらず、老朽化が進んでいました。

建築住宅課の担当者は女の子の保護者に謝罪する予定で、今後は点検リストに漏れがないか確認し、遊具の点検頻度を上げるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4187bf3d0103400052d957281b12ab2eb27ef549

 

 

 

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20244111835分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鉄製のかごは高さが約4メートルあるといいます。

これが突然、上から降ってきたのです。  

事故が起きたのは11日午前645分ごろ。

場所は神戸市のポートアイランドです。  

その時刻、大型トラックが会社の敷地から道路に出ようとしていました。

そのトラックのコンテナの上に鉄製のかごが乗っていたのです。

そしてトラックが右折した時、かごがコンテナの上から落下。

道を歩いていた60代くらいの男性に直撃しました。  

男性は下半身が挟まれた状態で発見され、頭などを強く打って意識不明の重体です。

通報したのはトラックを運転していた服部容疑者(男性、61歳)。

過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。

警察の調べに「十分に確認せずに発進してしまった」と容疑を認めているといいます。

鉄のかごは固定されておらず、警察はコンテナの上に乗せて作業した後、下ろし忘れた可能性があるとみています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/f7ad9dc431aed998b2294c794869e8d9ca592c1c

 

411919分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、カゴの大きさなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

調べによると、8トントラックの上にコンテナが積まれていて、さらにコンテナの上に、重さ約100キロ以上あるとみられる巨大な鉄製のカゴ(3m×35m×3m)を固定せずに乗せていたということです。

トラックが敷地を出て右折する際に上からカゴが落下して、近くを歩いていた男性が下敷きになったということです。

逮捕された運転手は「上を確認していなかった」と、容疑を認めているということです。

現場はポートアイランドの最南端付近で、神戸空港の近くです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a640b59a9188615b4d31683d17aaf6184ec82f3e

 

4121127分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、カゴの重さは900㎏、運転手はカゴを置いたのは自分ではないと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日朝、神戸市中央区のポートアイランドの路上で、大型トレーラーからおよそ900キロの鉄製のカゴが落下し、下敷きになった60歳くらいの男性が意識不明の重体です。

警察は運転していた服部容疑者(61)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

調べに対し、服部容疑者は容疑を認めている一方で、「コンテナを置いたのは自分ではない」と話しているということです。

警察は、12日朝、運転手の勤務先の会社の家宅捜索を行い、資料などを押収しました。

今後、会社についても管理責任が不十分だった恐れがあるとして、業務上過失致傷の疑いで調べを進める方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e578f773394d2ef46071d099de941d9f04d5f9c5

 

(ブログ者コメント)

開いている後部扉からタイヤが見える、そのコンテナの上にカゴが乗っていた模様。

ということは、タイヤを入れたカゴをコンテナの上に置き、カゴの中のタイヤをコンテナに積み込んだ後、カゴをしまい忘れた・・・ということかもしれない。

もしそうだとすれば、カゴを置いたのは運転手ではなく、積み込み側の作業員?

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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