さて昨日の記事の続編。
土産は無事に元の女の子に戻されたが、取ったであろう女子は目を酷く泣き腫らし登校した。
早朝、母親に叩き起こされ酷く叱られたという。
この日の午前中、取ったであろう女子は泣き止まなかったという。
激しく動揺し泣いていた為に授業にならず、教員や学校スタッフが女子をなだめようと、何度か質問を重ねた。
結果、女子は「サマンサが私のロッカーに間違えて自分の事物を入れ、それを間違えて私が自宅に持ち帰ったら、母親から酷く怒られた。あくまでサマンサの過失なのに」と説明。
これを受け、担任がサマンサの母親に話し合いの場を求めた。

担任から女子の作り話により、我が娘の過失により女子が動揺し悲しんでいる事になっている事を知ったサマンサの母親は堪忍袋の緒が切れた。
また嘘を重ねるのか・・と。
その為、本当は学校側に知らせるつもりは無かった内容を正直に話す事となった。

これにより担任は校長に報告。
校長は「学校で起こった出来事はあくまで学校の責任。盗まれた内容がどうあれ、学校時間内に生徒が盗んだ事には違いない。今から緊急会議を行う」とし、女子に話しを聞いたスタッフらと担任、校長らによる会議が行われた。
またサマンサ自身からも当日中に聞き取りを行い、校長は「明日の朝一番で女子に尋問を行う」とした。

翌朝、再び泣き腫らした目で登校した女子に対し、「ハ~イ!!」と満面の笑みを浮かべて学校に送り迎えに来た父親。
女子が登校するや否や、他の生徒との接触を避けるように校長が女子の手を組み校長室へと連れて行った。
父親はそれを見て見ぬ振りで見送った後、生徒らの保護者と談笑しては爆笑などしていた。

それから2時間、女子は「私のロッカーに入っていたものを持ち帰っただけ」とした。
校長が「では何故、包装紙に包まれ別の子の名前が書かれたものを自分の物と思い持ち帰ったのか?」に対し「包装紙には包まれていなかったため、私の物かと思った」と主張。あくまで「包装紙は見なかった」とした。
女子の母親も自宅でゴミを探したが、包装紙はなかったと主張、また学校側もゴミを探したが包装紙は出て来なかった。

校長は「貰った覚えのないものがロッカーに入っていて、自分の物だとおもったのか?」という問いに対し、女子は「あの子(うちの娘)が入れておいてくれたのだと思った」と言った。

2時間耐えたが、校長は女子に言った。
「もう嘘を付き続けるのはやめなさい」と。
結果、女子は「私があの子のカバンから取りました」と吐いた。
包装紙は証拠隠滅の為、祖母の車の中から車道に捨てたという。
この日の夕方、女子の母親に校長が連絡し、ここで初めて我が娘の盗癖を知った教育者の母親であるが、詫びの言葉は無かったという。

翌日、この女子が私に満面の笑みを浮かべて言った。
「おばちゃんの家に遊びに行っていい?」と。
44歳なのに動揺してしまう私・・・
「ああ・・うう・・・ん・・・また今度ね・・・・」と言いながら、あー怖っ!!!と逃げるように帰った私である。
アノ子・・ホンマに反省したんやろか・・
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