― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

きれいに咲いてくれました

2024-04-10 | 散歩
 
よく行く公園は冬にも桜が咲いていて
まるでリレーのように
ずっと何かしらの桜が咲き続け
開花宣言に注目が集まる 桜の代表
ソメイヨシノまで引き継がれていきました。

   公園にはソメイヨシノが多いため
   宣言直後から開花が急速に進んで
   公園は一気に華やかになりました。


今の時期 昼間はお花見の人でいっぱいなのはわかっているため
夕方 5時に散歩に出かけて行きました。
しかし明るいせいか 6時になっても家路につく人は少なく、
いつもなら犬の散歩やマラソンをしている人などがチラホラの辺りが
人 人 人の混雑ぶり!
歩くのも煩わしくなるようでした。

なので人の多い場所は避け
この公園の中で私が一番気になっている桜の元へ…!
そこは公園のはずれ。
人が少ない外周コースを反対回りして下って行きました。

この辺りは外周コースを行き来する人が通り過ぎるだけのような所。             
この桜もきれいだけれど 私が気になるのは この下の桜。             

               反対側の小さな竹林とのコラボが良い感じ!

派手さは何もない日陰の桜                

                枝ぶりが良いわけでもない古い桜の木です。

それでも若い葉っぱがいっぱい出ていて その頑張りがいじらしい!

この木が気になる理由は             

                右下の穴

2022年03月初め、ここで 害虫を見つけました。               

ヨコヅナサシガメ

           (詳細は 少しは手助けになれたのならいいな! で ご覧ください。)
このことがあって以降 気になって 毎回見回り 手を当て 話しかけるようになりました。

              だから 他の桜たちとは別格の存在。

きれいに咲いてくれると 嬉しさと安心感で満たされます。              

この日は根元にお花を見つけて感動!

               きれいに咲いている桜はいっぱいあるのに

何度も振り返って見てしまう不思議な存在。             

昨日の強風雨。
天候が少し回復した夕方。
桜たちが気になって公園に行ってみました。
まだ時々パラパラと雨が降ってくることもあり
さすがに人はほとんどいませんでした。

吹き溜まりがきれい!

道はピンク色に染まっていました。
咲いている花は白っぽく見えるのに 不思議ねー!
踏み荒らされる前に見れてよかったわ!

あの桜の木の前の道もすっかりピンク色に…!              

木にも花びらが付いていました。

              桜の種類なのか 場所の問題なのか
              花がほとんど落ちてしまっているものや
              まだけっこう付いているものなど木によって様々。

道にはあんなに花びらが落ちているのに
この子にはまだけっこう残っているように見えました。 よかった!

帰りがけ、坂の途中からチラッと見えた夕焼けがきれいでした。


 
桜並木の多くはソメイヨシノ。
裸木の時は誰も気にしないのに
ピンク色が強いつぼみ、白っぽく見える花、緑が混じる葉桜、
そして 風に舞う花びらも 道に落ちた花びらも… みんな素敵!
期間は短いけれど いろいろ楽しませてくれる春には欠かせない癒しの木です。
私が注目している桜さんのことは これからも応援していきたいと思っています。


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何だかザワザワ!

2024-03-21 | ちょっと考えさせられたお話
ある日のこと。              
始発のバス停に停車していたバスに乗り込んだら誰も乗っていませんでした。
私は中央にある降車口より3席ほど後方のひとり席に座りました。
そのうちチラホラ人が乗って来て
兄と妹と思われる小学生が乗り込んできました。
この二人、初めは私の反対側の二人席に一緒に座って
大きなタブレットで動画を見ていましたが
なぜか妹が前の二人席に移り、
通路側に陣取って変な体制でタブレットを見だしました。
たぶんタブレットを窓際に置いて頬杖をついたような態勢になっていたと思われます。
〔家じゃないのに…!〕 〔お行儀悪い!〕
兄のほうも隣の席にベンチコートを広げて席を確保しているよう!
〔混んで来たら妹が戻って来れるようにしているのかしら!?〕
すると妹に電話がかかってきて しばらく二人は交代で話をしていました。
たぶん母親からの電話だったのでしょう。
〔電話はマナー違反だけれど「うん」と「わかった」くらいしか言っていないから…!〕
これらの出来事を
〔まぁ 車内はまだ空いているからね!〕で納得しようとしていた私。 
しかしこの後 混んで来て目の前に立っている人が増えてきても
この二人はこのまま二人席をひとりずつで独占したまま譲ることはありませんでした。
そしてかなりのバス停を通過後 降りて行きました。
その後 4人がこの席に座れたのは言うまでもありません。
お揃いのベンチコートを着ていたので
なにかのスポーツをやっているのではないかと思われたこの二人。
〔体感を鍛えるとか スポーツ精神とか そういったことは学んでいないのかな?〕とか
〔子どもとは言え 自分勝手なふるまいだとは気づかないのかな?〕などと考えてしまって
気持ちがザワザワしてしまいました。

   こういった行動をしていることに母親は気づけない!
   電話の時 たとえば「今どこ?」と聞いたとしても
   場所を言っただけでは気づかないことでしょう。
   「バスの中」と言ったら すぐに電話を切ったでしょうか?
   そんな折「きちんとしていなさいよ!」とか
   「人に迷惑をかけないようにね!」と言ったとしても、
   たとえ「ちゃんとしてる?」と聞いたとしても
   たぶん「うん」で終わってしまって気づかないのでは…?
   小学生でも中高学年にもなれば いいか悪いかはわかるはずだと思うのだけれど
   <普段>が出ると 脳がそんなことを考える状態にもならないのでしょうか?      
   この子たちが悪い子とは思わないけれど 人に対する配慮は学ぶべきだと思いました。

   いつものように出かけて行って いつものように帰ってきたら
   親は勝手に何事もなかったんだろうと思い込んでしまうと思うのだけれど
   気づかぬうちに?人に迷惑をかけていることがないとも限らない!
   もし今 小中学生くらいの子どもがいたら こういった話題は取り上げて
   子どもだけの時の行動を聞いてみたりするだろうなと想像してしまいますが
   普段の何気ない会話からその子を見極めていくのも親の役目と思いながら
   昔のように単純(純粋)とはいかない大人びた子が多い現代においては
   それも大変なのかな?と考えたりもしてしまいます。


ザワザワした気持ちはバスを降りた後も少し残っていたようで、
スッキリとはしない気分で歩いていると
前から高齢の男性二人が話しながらやって来るのが見えました。
ひとりは自転車を押しながら歩いていて…
すれ違いざまに会話が聞こえてきました。
「自転車押しながら歩くのも大変だろうから もう先に行っていいよ。」
「いやぁ 最近歩いてないから ちょうどいいんだよ!」
たったこれだけのことでしたが
ここにお互いへの配慮が感じられて ホッコリ!
私のざわついていた気持ちが晴れた気がして
お二人に感謝したい気分になりました。

   でも当の本人たちは 私に会話を聞かれていたこともまったく知らないはず!
   つまり どこで誰を不快にしているか 幸せな気持ちにしているか
   本人が知らないケースも けっこうあるってことなんでしょう。
   ちょっと怖くもあるようです。



余談ですが、
後日、違う方面のバスから降りたら
私の前を歩いていたお母さんが
「あんた バスの中で 何 あの態度!」「いい加減にしなさいよ!」
「お父さんにいいつけてやるからね!」「ちゃんと証拠の写真も撮ってあるんだからね!」
と一方的に怒っている声が耳に入ってきました。
怒られていたのは娘で なんかクネクネするばかり!
すると 母親は娘を置いて行くように速足で妹?と歩いて行ってしまい、
姉は 戸惑いながら後を追って行きました。

   前の時と違って この時の様子を実際には見ていないので何とも言えませんが
   お姉ちゃんは何か怒られるような態度を取っていたものと思われます。
   けれど私には逆に このお母さんが
   〔写真は撮れたけど その場で注意は出来なかったのかな?〕
   〔車内は混んでいたから離れていたのかな?〕
   〔お父さんに言いつけて叱ってもらうというような言い方はよく聞くけれど
     伝えかた次第で良くも悪くもなりそうな気がするなぁ!〕
   〔普段 子どもと接する機会の多いお母さんは叱ることも多く、
    子どもたちも慣れちゃって言うことを聞かないから
    お父さんにガツンと言ってもらわないとダメなのかな?〕と    
   そっちの方が気になってしまいました。
   叱られていた本人も すぐに謝るという感じではなかったし、
   ほんの一部ですが 家庭環境が垣間見えた気がして
   久々に首をすくめた のろまな亀の私でした。


見ていれば お母さんはやっぱり怒る(叱る)のよね!
だけど 親のいる前でも怒られるようなことをしちゃうくらいだったら
親が見ていない所で何をしているか、ちょっと心配になるようです。


ついでに、                              
子どもどころじゃない かなりざわついたお話を耳にしたので載せておきます。
昨日のニュース?で 神戸大学の非公認バトミントンサークル「BADBOYS」の合宿所で
度を超した破壊行為があったとの告発があったことが取り上げられていました。

   大学生と言えば もう成人!
   それがふざけまくって 障子を破り 天井を破壊し 備品を壊す などなど!
   悪質なことを平気でしている写真や動画が流れて神経を疑ってしまいました。
   以前から問題を起こしているサークルのように話している人もいたので
   ちゃんと反省できるのかも何だか不安に思えてきます。
   これはもう なぜ悪いかを諭すなどという次元の問題ではないでしょう。
   心から反省し謝罪し自分たちで弁償もしないと…!



集団だど強気になるというのはよく聞くお話。
だけど それが悪いことだと気づかないなんてありえない!
そんな羽目の外しかたをするサークルにスポーツ精神はあるんでしょうか?


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貢ぎ物みたい!

2024-03-08 | 散歩
 
お散歩中 公園で目を止めるのは 自然の美しさに関することが多い。
けれど 面白いものに遭遇することもあり
今では気になって つい足が向いてしまいます。

   私とその場所との関わりは もう1年以上前のこと。
   風の強かった次の日に この辺りを通りかかると
   池との境の植え込みに大きな葉っぱが引っかかっていて
   近くの道端に 松ぼっくりがふたつ
   さらに少し離れた辺りに椿の花が落ちているのが目に留まりました。
   すると〔この大きな葉っぱの上に それらを飾ってみたい!〕という衝動が…!
   やってみると〔何だか昔の貢ぎ物みたい!〕
   思いのほか可愛くて気にいってしまいました。
   その後も 大きな葉っぱがある時は そばにあるものを置いてみたりしました。
   もしかしたら もっと以前か またはその後かに 同じようなことがあって
   置いてみる楽しさを味わった方がいらしたのではないでしょうか。
   そして いつしかこの場所にはいつも何かが置かれるようになり
   今では数も増えて〔今回はどんな風になっているだろう?〕と
   楽しみで見に行く場所になりました。



通常の散歩コースは外周なので忘れていましたが
久々に通った時 思い出して見てみたら こんな感じになっていました。


その後も〔今日も何か置かれているかなぁ!〕と何度も見にいきました。
するとだんだんと知れ渡ってきたのか やりたい人の数も増えたようで
作品が複数になっていました。
ちょっと見は 風で飛んできた花や葉やゴミが集まっているだけのように見えますが


手前側から…  これも明らかに飾ったもの     

ここには小さなものが置かれています

ここのは 風で動いたり飛ばされたりしたのかな?

えっ このへんも飾り?…と思ってよく見たら

枝にツバキの花が突き刺してあって笑えました。

それぞれの個性が感じられるのも楽しいと思う由縁でしょうね。

飾ってみたいという衝動は
植わっている大きな葉っぱの真ん中にゴミや枯れた花などが
集まって来ていることがあるのを何度も見かけているから…。
そしてそれらが可愛かったり面白かったりするのを目にしているから…。
そばに何か気にいった材料が落ちていた時には
実際に置いてみたこともありました。
こういうのって意外と楽しいものです。


お気に入りの場所には常に誰かが自信作?を残しているので
今は見ているだけになりましたが
自分でやらなくても充分に心癒される場所となっています。


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ニャン達が元気なことに感謝する猫の日

2024-02-22 | ロック・ユキ丸・チャチャ丸 話
 
今日は 猫の日
猫好きさんだけでなく
今ではかなり知れわたってきている日となりましたが
ニャンニャンニャンという猫の鳴き声の語呂合わせから決まった
というものなので 日本だけで通用する記念日。
当の本猫たちにはあまり関係ないように思うところもありますが
多頭飼いをしている私にとっては
個々に祝うお誕生日とはまた別に
3匹が元気で傍にいてくれる幸せに改めて感謝する日となっています。


三匹一緒にいると とても微笑ましく見えます。

「そうですかー!」って言ってそうな顔です。


くっついたスリーショットは なかなか撮ることが出来ないので
見つけた時は ハッとしますが

携帯を取って戻って来た時には

位置が変わっていることも多々。 揃っていればまだいいほうと言えます。

あまり気にしないチャチャ丸くんに比べてずっと意識してるっぽいロックお嬢。      
美人に撮らないと怒る? だけど最近 みんなちゃんと撮らせてくれないんだもの!       

      ユキちゃんだって いまだ 反射的に逃げ腰になるし…!
      だけど それが可愛くて思わず笑っちゃいます。

いつまでも元気でいてほしい 我が家の大事な子たちです。



母のこともあって気持ちが沈みがちでしたが
この子たちの入れ代わり立ち代わりの甘えっぷりが
まるで慰めてくれているようで本当に癒されました。
ありがとう。
これからもよろしくね!


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旅立ちはやはりあっけないと感じるものですね

2024-02-08 | 孫・家族 に関するお話
 
母が天国へと旅立ちました。

   認知機能の低下で 今接しているのが誰なのか 自分が今どこにいて何をしているのか
   わからなくなることも増え 家にいても「帰りたいんですけど…!」などと言ったり
   足元が安定しないのに ひとりで歩いて 家の中で転倒骨折してしまったり、
   飲み込む力も低下して むせたり吐いたり…
   高齢者が抱える疾患が いくつか重なってきていました。
   そして あまり間が空かずに 誤嚥性肺炎で二度目の入院!

   飲み込んでは危険だからと入れ歯を外されていたので明解ではないものの
   初めは 「帰りたい!」「喉が渇いた!」という言葉が多めでした。
   でもこの日以降 記憶の線は繋がっているように思えました。
   しかし次の日には血中酸素濃度の低下で酸素マスクに…
   それでも意識ははっきりしていて 孫 (娘) たちが会いに来てくれた日には
   大丈夫なんだろうかと心配になるほど切れ間なくおしゃべり!
   時々昔と混同しているようなこともありましたが とても楽しそうでした。

   ところが 翌日からは 息が苦しくておしゃべりが出来なくなってしまって
   妹と交代でずっと付き添うようになりました。
   それでも 握る力は強く、聞いたことに応えてくれる対応はしてくれていました。
   入院から五日目、呼吸がかなり苦しそうでしたが モニター画面にさほどの変化はなく、
   妹の娘たちが会いに来たので ゆっくり夕食をとってきていいと自宅へ返し
   夕方からは私がひとりで見ていました。
   意識があるのかないのかはわからないながらもずっと話しかけ続けていたら
   薄目を開けて何か言いたそうにじーっと見つめている時間がありました。
   そして18時過ぎ 心臓の数値が少しずつ下がってきて…
   妹たちが到着して わずか10秒ほどで旅立って行ってしまいました。


その後 葬儀社に電話して 病院から見送り、翌日は早朝から打ち合わせ。
火葬場、お寺、葬儀社。
調整して 6日後にお通夜、7日後の早朝に告別式と決まりました。

それにしても 病院、葬儀社、火葬場の対応は どこも 慣れ過ぎ感が強いなー!  
父の時に思わされたことを 再び感じさせられた気がしました。  

   病院では 夜勤勤務の人の数が少ないのか
   ナースコールを連打しても看護師がなかなか来ず、
   ベッドサイドのモニターが危機を知らせているにも拘らず
   やっと来た看護師は「なんですか?」と言う。
   しかも危機的状況が見て取れるのに
   「あらお熱が高いみたいですね!」「氷枕持ってきて冷やしましょうね!」
   通常の患者さんと変わらない応対ぶりに愕然!
   〔今の今 緊急でやらなければいけない最大のことがそれなんでしょうか!?〕
   けっきょく 緊急時的対応らしきものはなく 先生がいらしたのも 死亡時間の確認の時。
   事前に無理矢理の延命処置はしなくていいとは言ったものの
   〔駆けつけて付き添って看取ってくれるのかと思っていたのに そんなものなんだ!?〕
   なんだか割り切れない切なさが残りました。

   葬儀社の営業マンは「お寺が関わっている場合 ここから下は使えません」と
   パンフレットに記載されている下半分ほどのランクをバッサリと切り、
   しかも「これだと遺影を彩るお花が淋しめですよ」とか
   「お通夜や葬儀までの間に排出物が出てもこれだと処理ができませんよ」とか
   上のランクに持って行こうとするあまり 家族には非情と思える対応ぶりとなり
   悲しみに暮れているのに腹が立つという矛盾を感じる結果となりました。
   その上 ランク別の額が父の時より格段に高くなっていたのにも驚愕!
   聞くと「お棺もお花代も上がっているので…!」と説明されました。
   どこもかしこも値上がりしているので仕方がないとは思うのだけれど
   やはり驚かされます。
  ※(今回コメントをいただいたことから 書き忘れていたことを追加しました。)
   不思議に思えたのは 父の時にあんなに勧められたエンバーミング。
   今回の営業マンからは なぜか「お勧めしていません!」と言われました。
   〔今はしなくなったの?〕と思ったら 葬儀社にはちゃんとパンフレットが
   置かれていて〔営業的にいったら これを勧めたほうがよかったんじゃないの??〕
   と思ってしまいました。
   母には何度も面会に行きましたが 母がお棺に入ったのはお通夜の前々日でした。
   それまでは病院から運ばれる際に着替えた浴衣のまま白い布で包まれての対面。
   触れられる状況でしたが 心配をよそに 当日まで とてもきれいな様相でした。
   そして式の際に遺影を彩ったお花たちも 女性らしい色合いが使われた いい仕上がり。
   営業マンの口ぶりからは不安が生じた点もありましたが
   現場との間には差があることもわかった気がしました。
   
   父の時にもお願いしたお寺のご住職がとても丁寧な方で、
   お通夜の時 現代語訳付きの仏遺教経をくださったり いろいろお話をしてくださったり…
   そのため告別式も長引いて 火葬の時間がギリギリに…!
   到着と同時に炉の前に運ばれて慌ただしいようなお別れとなりました。
   1時間半ほど待って収骨。
   その際 お骨を収集される方の動きがまるでパフォーマンスのようで 違和感!
   なぜ骨壺が置かれたテーブルの上だけ 灰まですべて集めました感を出すんでしょうか?
   そこまでするなら初めの段階でもっとしっかり集めてくれたらいいのに…!
   何度か立ち会ったけれど みんな同じ表現をされているのにも違和感を覚えてしまって
   とても切なく感じられました。


親族にとってはたった一人の家族だけれど
人は仕事の経験が増えていくうちに その場や職に慣れてしまって
寄り添うはずのお仕事であっても
通常仕事という気持ちになってしまうんでしょうか!?
みんながみんなとは思わないけれど 心が弱っている時なので
こういったことにはとても敏感になってしまいます。

   
口の中の細菌が肺に入り込むと肺炎に繋がるからと 日に数回行われる 口腔ケア。
起こして脱がせて拭いてなどが行われているものと思われる着替え。
オムツを取り替えるだけでも本人の負担は大きそうに思えました。
その時によって変わると思われる楽な姿勢。
ベッドの角度や枕の高さなどを看護師さんは本当にわかっているのだろうか?
疑問を感じることも何度かありました。
身内を外に出して いろいろやっていただくことも
チェックシートに従っているようなので
本当に苦しそうで大丈夫なのかと心配になる時には
今それは本当に必要なのかと思ってしまうこともありました。
息をするのも苦しい時の口腔ケアはどれだけきついことか!
数値も落ちてきてしまうためか 酸素濃度をいっぱいにあげたらしい痕跡を
亡くなった後で見つけ、それもまた苦しかったのではないかと思ってしまいました。
もちろん看護師さんも大変だろうなと思うので感謝はしていますが
いろいろと感じてしまう点があったのも事実でした。


娘が生まれてから、父と母のことは いつしか
おじいちゃんとおばあちゃんと呼ぶようになりました。
だから 母が天国に行ってしまいそうになった時も
何度も「おばあちゃん!」と呼びかけ、近くに置いてあった父の写真に向かって
「ちょっと おじいちゃん、まだ連れて行かないで!」と叫んでいました。
妹たちがギリギリ間に合うことが出来たのは
母が頑張ってくれたのか 父が頑張ってくれたのか…
とにかく私一人だけの寂しい見送りは回避されて
一時的でしたが安堵と脱力感に襲われました。
本当に みんなが驚くほど頑張った母でした。

(追加分)
葬儀社にいらした高齢の従業員さんの丁寧な対応ぶりにはとても好感が持てました。
今回の葬儀は あまりないという 早朝の8時から。
私が出向いたのはその1時間前で 従業員はその少し前にいらしたようでした。
告別式が始まりお経 そしてお焼香。
次に初七日の法要も行われ お経の後のお焼香へと流れていきました。
すると 住職が私たちに手で合図を送るという場面があって〔ん?〕となりましたが
後で聞いたら 従業員の二人がうたた寝をしていたそうで、
気づくのが少し遅れて 慌てて勧めにくるという状況になっていたようでした。
早朝とはいえお仕事なんだから…と思う点もありますが
良くしていただいたひいき目なのか
出勤時間とお経…は 親族でもなければ眠くなるだろうね!と
張りつめていた中でのホッコリとした笑い話になりました。


母は まだ父の元には行きたくないと言っていました。
まだまだこちらで楽しみたいと…!
だから父と再会する前に 好きなように動き回ってほしいなと願いました。


母は まだ父の元には行きたくないと言っていました。
まだまだこちらで楽しみたいと…!
だから父と再会する前に 好きなように動き回ってほしいなと願いました。


お骨になるのを待つ間 精進落としの会食をしていたら
ひっきりなしに収骨案内のアナウンスが聞こえてきて
亡くなる方の多さに驚かされました。
今は控室で収骨の案内があるまで待つ形式が増えているようです。
 

パソコンに向かいたくなくて 書いても投稿したくなくて…
このまま放ったらかしにしようかと思いましたが
父の時に書いていたので
その時の思いとして載せておくことにしました。


  
旅立ちは やはりあっけないと感じるものですね!
亡くなってしまったことは悲しいけれど
あの高齢であの頑張りには 心底 敬意を表したいと思います。
今は楽になって好きなことをしていると信じたい!


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