― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

初めて知った道路族という言葉

2020-06-26 | ちょっと考えさせられたお話
 
   我が家の近くには 小学校低学年以下の子どもが けっこういて
   平日 雨が降っていなければ 夕方 道路で元気に遊んでいることが多く、
   休みの日にはお父さんやお母さんが遊びに付き合っている姿 なども見受けられます。

       時間帯は 10時くらいからお昼まで と 午後からは 早い場合2時くらいから
       陽が長い今は 7時くらいまでの間 となっているようです。
       午後からの場合は、早い時間に遊びだすと 一度休んで夕方からまた遊ぶ
       というパターンも多くなっていて、1回の遊び時間は 1~2時間程度。
       小学校低学年以下の子どもがいる時は お母さんたちが見守っており、
       そこで子どもたちだけでなく親の蜜も生まれているという事実もありますが、
       そのあたりはお互いに気を付けながらやっているものと認識 しています。


   車の通りも少ないこの道は、事故の心配もほぼ無いと思われ
   陽を浴びる機会の少ない現代っ子の いい遊び場所なんだなと
   微笑ましく思っていました。

   ところが先日から、何が気に入ったのか
   男の子が同じ言葉を大声で連呼し続けるという奇妙な出来事が起き、
   それが 耳についてしまって、初めて心がザワザワしてしまいました。

       しかも その連呼が 毎日違う言葉 だという 怪!
       ニュースの影響? 親が話 していた言葉? と思うこともあれば
       アニメやゲームに出て来た言葉? と思うこともあって
       統一性がないのも ザワつき要因だったのかも しれません。


   そこで 娘からLINEが来た時に
    「子どもって 自分が気に入った言葉を繰り返すことがあるけど、
     絶え間なく連呼されると ちょっと 耳障りになってきちゃうものねー!」
    「会話の中で使ってるなら それほど気にならないと思うんだけど
     意味もなく その言葉だけを繰り返されると 逆なでされたようにザワッとしちゃう!」
    「普段はまったく気にならないのに …!」
   と 話 したら
    「確かにー!」 「子どもって しつこいとこあるからね!」 と返事が来て
   しばらく後、
    「今 コロナの影響で 公園まで行かずに 家の近くの道路で遊ぶ子供や親子が
     増えていて、その声や行動に迷惑 している人も急増 してるらしいよ。」
    「最近では、そういう人たちのことを 道路族 って呼ぶんだって。」
    「親も気を付けないといけないね。」 と返信がきました。

       道路族 !?  なんだかとっても冷たい響きの言葉だなー と思いながら、
       確かにねー と思う部分もあって、正直 考えさせられてしまいました。
       こういう言葉が生まれるということは 何か問題が起きていて 両者共に
       言い分がある ってことですもんね!


   
   昔は当たり前だった 学校での子どもの声も お寺の鐘の音まで うるさいという人がいて
   前々からそこにあったものでさえ否定されてしまうことのある時代。
   短時間 ちょっと我慢すれば済むことでも問題になってしまうこともあります。
   自分たちだって同じ年頃には けっこう騒いだこともあったはずなのに、
   すっかり忘れ、思い出すこともなくなってしまう。
   男の子なんて 元気でわんぱくなのが普通!
   あんまりおとなしすぎるのも心配なものでしょう。
   昔 親や周りの大人たちに叱られた子も多かったと思うけれど、
   大人も子どもも もっとおおらかだった気が しています。

   子どもは元気なのが当たり前!
   だけどそれを当事者が云っても伝わりにくい。
   子どもだって 人を気にせず いつでも騒いでいい というわけでもないのだから
   大声を出したり 騒いでいたりした場合には親が しっかりと注意をし、
   繰り返さないよう見守ることも必要でしょう。
   子どもたちも どこまで騒いでいいかについて 自分の頭で考えること。
   もちろん、危険なことをするのは問題外です。
   そして、付き添う大人自身の気遣いも …。

 
   ちょっと騒いだつもりが相手にはうるさく感 じられ、
   ちょっと言ったつもりが相手にはきつく感 じられる。
   ほんの些細なことから始まって 気持ちがすれ違い、だんだんエスカレートしてしまう。
   そんなこともあります。
   気にし出したら気になって そのことばかりを考えてしまう。
   そんなこともあります。
   気にしなければいいものを、ついつい 触れてしまうものだから
   しこりのようになってしまって いつまで経っても治らない。
   まるで ニキビのようです。
   気になっても そちらに神経を向けないよう努力すれば、
   波があると思える痛みや痒みは 治まったりすることもあります。
   ささくれの場合なんて 自分の身を切って治 します。

   喧嘩腰で挑むようになってしまったら 相手も喧嘩腰になってしまうのでしょうから
   そこから いい状況になっていくとは思えない。
   被害者だとおっしゃる方々は 少しおおらかな気持ちで、
   当事者に当たる方々は 少し謙虚さや配慮をもって、
   みんなが少しずつ 相手への思いやりの気持ちを意識 して行動すれば
   道路族 なんて 呼んだり 呼ばれたり しなくて済み、
   問題も大きくならずに治まっていってくれるのでは …?
   少子化が進んでいる現代において
   子供が元気に育ってくれるのは嬉 しいことでもあります。
   そう思って 少しの時間 大目に見ることはできないでしょうか?
   遊ばせているほうも 公園利用を少し加えていただければ
   少しは問題解決に近づけるのではないでしょうか?

       ちなみに、ご近所の しつこく連呼をし続けていた男の子。
       お母さんに注意されたのか 今は普通に遊んでいます。
       人によって 立場が違うので いろんな思いがあるとは思いますが、
       私の場合は、周りと事故などに注意 して遊んでほしいと願っています。


難しい問題なんだとは思うけれど、
 
同じことをしていても
自分の身内なら もう少し寛大になれるはず!
多少のやんちゃなら 大目に見てあげてほしいけどな!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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