夜、破壊魔ちゃん達が やけに静かなので どこにいるのか 探 してみると、
カーテンの閉まった 暗い出窓 で、 「キャー 可愛い!」 という光景を目にしました。
〔 たぶん ユキ は ここにいるんじゃないかな!? 〕 と そーっと開けた カーテン。
非常に臆病な彼のため、居そうな場所を覗く時は いつもこんな感 じになります。
でもこの時は 開けた瞬間 "キュン" となって 〔 カメラ カメラ! 〕 と 内心大慌て!
こんなことも 日常茶飯事 の彼等との生活 ではあります。 カメラを取りに行って
いる間に 体勢が変わってしまったり、その場から居なくなったりで がっかりする
ことも 日常茶飯事。 そんな時は 〔 負けたー! 〕 というような感覚を味わいます。
中でも すぐに ビクついて反応 してしまう ユキ は、表面上は平常心を装い 目も
合わさず 気づかない振りを しても 勝てないことのほうが多い 横綱級 の猫!
この時も 何事もなかったような顔で 一度静かにカーテンを戻し、裏ではアタフタ
しながらカメラを用意。 そしてまた 慌てた素振りなど みじんも見せることなく、
そっとカーテンを開ける という 対戦法で 太刀打ち しながら 〔 また駄目かも! 〕
と ドキドキ していました。 幸いなことに、まだ同 じような体勢を確保中だったので
内心は 〔 やったー! 〕 の ガッツポーズ。 されど 実際 にそんなことを しようもの
なら 一瞬でアウト となるのは目に見えています。 気持ちをグッと押さえて 急いで
シャッターを押 しました。 ところが 今度は暗くて 写りが悪いという 不運! 自然
な感 じに撮れないので 避けていた ストロボ を使用 してはみたものの、やっぱり
肉眼で見たほどの良さにはならなくて ちょっとガッカリ! それでも 撮れなかった
残念さに比べたら 〔 雰囲気だけは押さえられたかな!? 〕 とも思えて、 〔 撮れた
だけよかったじゃない! 〕 と思えるようになりました。
だいたい、完全納得するほどの写真なんて そうそう撮れるもんじゃないしネ!
ちなみに、後で気づいたら 部屋の照明が少し暗めになっていました。
つまり、本当は ストロボを焚く必要なんてなかった ということになります。
それって けっこうショックです。 でも そんなところまで気が回らなかったー!
やっぱり 完勝 するのは難しい ってことかな!?
カーテンを開 けた時 は こんな感 じで した。
なんだか とっても いいムード!
邪魔 しないよう気を遣ったからか ひとり じゃないからか 目が合っても 動かない
ユキの包容力で、チャチャ は 陶酔!?
足まで使う 押さえつけ系 の 抱擁 で チャチャ が お返 し!
チャチャの男らしさに 今度は ユキが 陶酔ぎみかな!?
ユキ丸 と チャチャ丸 から してみたら
静かに寝ていたところを邪魔されて
迷惑千万だったことでしょうが
あまりにも可愛かったものだから 必死になってしまいました。
ロック というお嬢様 がいるのに
男同士 というのも笑えるところ。
だけど、彼らにしてみたら
「男同士ですが 何か?」 ってなもんでしょうね。
「いえ、特に問題はないです。」
「同性でも異性でも 仲が良いのはいいことです。 はい!」
瞬きで撮れるカメラでもあったらいいのになぁ!
そんな風に思うことの多い 破壊魔ちゃんたちの動き。
決定的瞬間は押さえられない というのが常だから
これでも嬉しいのは間違いなしです。
そして 別 の日 にも
チャチャ が ユキのお手入れを してあげていました。
「いつまで撮ってるの? カメラが邪魔で 集中できないんだけど ―!」
「男同士 仲良いと なにか 問題でもあるんですか??」
「僕が守ってあげるからね って ホントはお嬢にも したいんだけど、お嬢は させてくれないんだ!」
チャチャ君 それはね、君が ロック に しつこくするからよ。
お嬢 は 追いかけ回されるのが嫌いなんだから
遊びたい時も ちゃんと相手の意思を 確認 しなきゃ!
男の子なんだから 女の子には 優 しく してあげましょう。
それに、ロック が優しくしてくれようとしても 君は落ち着かない。
ユキちゃんみたいに 少しおとなしくしましょう。
そしたら モテるかもよーーーー!
「しつこ過ぎなければ けっこう良い子なんだけどね!」
ワンパクな チャチャ がモテモテになるなんて 想像できないけど、
そろそろ "青年"の域 で 落ち着いてくるのかな?
だけど それも なんか淋しい気が します。
チャチャ は チャチャ らしくいれば いいよ!
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