― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

小さいけれど大きな喜びをくれたもの その後のショックと喜び

2019-04-18 | 植物 に関するお話

   昨年移って来た 新居 には 庭がない ので
   大事に育ててきた植物たち を 連れて来ることができず、
   泣く泣く、 本当に泣く泣く 置いて来てしまいました。

        破壊魔ちゃんたちがいない という状況であったならば、ベランダを お花で
        いっぱいにすることだって可能だとは思いますが、今まで 脱走した時ぐらい
        しか 外に出ることのできなかった彼らに 外にいる気分を味わわせてあげ
        たい というのが一番の目的 だったので 申し訳ないけれど 植物さん達は
        二の次 という扱いになってしまいました。


   それでも 未練の気持ちは捨てきれず、室外機の上に 少しの望みを託 して、
   一鉢のプランターに 小さなものだけをひとつづつ寄せ植えして持って来ました。
   けれど 実際に置いてみたら、陽射しの当たり具合や 室外機の微妙な振動など
   予想に反することもあって…、すぐに移動できるよう小分けにして
   元気がなさそうなもの あるいは やっぱり枯れている? と思うようなもの は
   室外機の横あたりに置いて 陽当たりなどを加減するようにしました。

   その効果があったのかどうかはわかりませんが、
   4月にはいると スズラン が 地面からすぐのところで花をつけ、
   完全に枯れ木のようになっていた 山椒 も 緑の葉が出て来て いまや青々!
     〔 やっぱり 諦めちゃいけないのね! 〕
     〔 できるだけ 手は尽くしてあげることが必要なのね! 〕
     〔 静かに時期を待つことも大事なのね! 〕
   優しく暖かい 春の陽射し が 育てた 子供たち。
   その 小さな子たちから 大きな喜びをもらえた嬉しさは 格別です。

<山椒>

枯れ木 にしか見えないながらも 持って来てみたら 葉っぱが出てきて …

枯れ枝状態だったことが 嘘のよう!   小さいけれど 立派な "木" になりました。

<スズラン>

タケノコのような <つぼみ> と 角のような <葉っぱ> が 顔を出しました。

5つのプランター内で ひしめいていたのに、今年は 隠れる場所もなく 寒々しくて 淋しそう!

精一杯咲いている姿が 愛おしい!  来年は リンリン聞こえるくらい仲間が増えるといいわね。

気づいたら 今日には シャキーン と立っていました。 一日で 凛々しいスズランになったわね~!

<葉ボタン>

キャベツ の中央から 菜の花 が生えたような見た目。

茎が出て変形 してゆく途中は ちょっと不気味だけど、違う植物に生まれ変わったみたい!

<スミレ>

やっと元気になってきたので 今年は咲かなくてもいいや と思っていたら …

急にお花が咲いて びっくり!

パンジーや ビオラの華やかさとは違う この可憐な感 じが なんともいえないくらい 愛らしい!

つぼみを いれると3つもありました。  頑張ってくれて ありがとう! 

   つぼみが開くのを楽しみにしつつ、
   この数時間後、もう一度写真を撮り直そうと カメラを持ってベランダに行ったら
   なんだか さっきとは違うように見えて 違和感を覚えました。
   よく見たら お花が ひとつ しか 咲いていない!
     〔 あれっ、もう しおれちゃったの!? 〕
   よくよく見てみたら 葉っぱも無くなっている様子。
     〔 えーーーっ!  これって 誰かに食べられちゃった ってことなの!? 〕

        今年はもう咲かないのだろうと諦めていたので、お花を見つけた時は ものすごく
        嬉 しかったのに、あんなに喜んだ心を 一瞬で 摘み取られてしまうなんて …
        ショックでした。 スミレちゃんにしたって 私の願いを叶えようと 頑張ってくれた
        のに、その思いを無残に引きちぎられてしまって 無念 と思っていることでしょう。
        前の家には ヒヨドリさんや メジロちゃんが 頻繁にやってきていたけれど、こんな
        ことをする子はいなかった。  それは < 小鳥さんのためのレストラン > を開いて
        いたからなので しょうか?  それにしたって、なにも こんな小さな "庭のまね事"
        みたいな場所から、断りもなく奪っていくことはないで しょうに …!




この 数歩分くらいしかない 私と 破壊魔ちゃん達の ベランダ楽園 には
これからも
喜んだり がっかりしたり の ドラマが 展開されるのかも しれません。
嬉 しいような 心配なような …
心境 は ちょっと複雑。
だけど、
変化を楽しんだり 微妙な変化に気が付けたりすることは
いいことよね!


広い広い"外" という世界。
我が家の "庭もどき" なんて どんだけ狭いんだ と思っているのに
わざわざ そこを狙って来るなんて 何処のどいつ なの!?
こんな狭いベランダ でさえも起きるドラマなら
いいことだけであってほしいものだわ!

   すると翌日(今日)、さっそく 良いことが起こりました。
   なんということでしょう、つぼみちゃんが生きていたんです。
     〔 ん?!?  あんなに確かめて 無かったと思ったのに …!  どういうこと? 〕

不幸中の幸い!  ガッカリした後の喜びは 大きいわね!


ちゃんと理解は出来なかろうと、
嬉 しいことは 文句なく 嬉 しい!
たぶん葉っぱに隠れて 難を逃れた ってことなんでしょうが、
この子はきっと 運の強い子 なのね!





      ついでのお話。
      きっと今頃 旧家のお庭には あのカエルちゃん達が姿を見せているのかも しれません。
      目覚めたら 風景が変わっていたなんてこともなく、うまく隠れながら 快適な生活を過ご
      せているのでしょうか?  毎年恒例 となっていた 小鳥さんへのボランティア活動、無料
      レストランの営業も この冬は出来なかったから、ヒヨドリさんやメジロちゃん達は 困らな
      かったかしら?  さらに心配なのは ノラにしたら もう高齢のはずの ミーちゃん のこと。
      ご近所には他にも可愛がってくれている人がいてくれると思ってはいますが、毎日 餌を
      貰いに来ていたし 警戒心が強いので、ちゃんと食べられているのかが 気がかりです。
      小さな生物や増えてきた植物など あの庭で出合うことが出来たもの達も ちゃんと生か
      してもらえているのでしょうか? 気を揉んでも もう勝手にお庭に入るわけにはいかない
      ので 思い出すたびに 歯痒さを感 じています。



みんな元気でいてほしい と 願うばかりなり!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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