無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」4日間ひなた醤油造り

2019-11-27 10:26:08 | 自然菜園スクール

自然菜園シリーズ累計10万部記念講演会 
『生命(いのち)を育む自然菜園 ~今、地球にできること~』
決定!!
2020年1月18日(土)13:30~16:30新宿文化センター(3F)小ホール
前売り券販売始まりました~。

自然菜園スクールをはじめて12年。7年前に出版された『これならできる!自然菜園』(農文協)を皮切りに、5冊の自然菜園シリーズが発売されました。
今回10万部を超えて初の東京新宿講演会!!講演会の後に、懇親会もございます。

皆さまとお会いできること楽しみにしております。

Facebookの講演会サイトもございます。
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本日、

久々のブログ更新です。
現在、2020年1/18(土)新宿文化センター小ホール
自然菜園シリーズ累計10万部記念講演会 『生命(いのち)を育む自然菜園 ~今、地球にできること~』
の準備をしながら、
自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」4日間醤油造りを行う準備をしておりました。

講演会で、限定有料配布する自家採種の種子を最終乾燥・調整中です。
自然菜園で育った夏野菜を中心に、トマト、ナス、カボチャなどです。お楽しみに~










稲作コースでは、米と大豆、ワラや畦草を発酵させた自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」では、4日間醤油・味噌造り、堆肥づくりを行います。

ハウスで最終乾燥していた大豆を脱穀するところから醤油造り、味噌造りの準備が始まります。
今年は台風などの大雨が続き、ダイズの収穫が2週間遅れたので、講座の前日に脱穀が終わった忙しさでした。

醤油造りは、大豆麹造りそのもので、3日間発酵にかかり、4日目にできた大豆麹と塩水を加えて、醤油もろみができます。

1日目







醤油と味噌の違いは小麦が入る点です。

小麦を香ばしく焙煎してから




石臼で粗びきにしておきます。








今回は、スクールで育てた丹波黒豆を一晩浸水し、大鍋で薪で炊いておきます。






炊いた大豆と焙煎した小麦を合わせて、水分温度調整し、35℃以下になったところで、種麹を散布して「種付け」を行います。




大豆麹は、雑菌の納豆菌が繁殖したら、失敗です。
そこで、35℃以下になるように、低温発酵25℃前後で3日間かけてゆっくり繁殖させて管理するのが秘訣です。







1日目は、「種付け」、「切り返し」「盛り込み」といった手を入れてお世話して、保温して麹の初期発酵を促します。

2~3日目

温度が35以上にならないように、25℃前後で管理し、1番手入れ、2番手入れ、3番手入れをして大豆麹を育てていきます。






4日目に「出麹」といって大豆麹が完成しました。

今回は、今まで最高の麹で、菌の「はぜこみ」も最高で、ちょっと動かすだけで、麹の胞子が舞います。




出来上がった大豆麹に自然塩を加えて「塩切り」を行います。




半分の塩は、お湯で溶いて置き、2年もの醤油もろみを加えて、「塩切り麹」を加える準備をします。






塩水に、「塩切り麹」を加えて混ぜておくことで、「醤油もろみ」の発酵の始まりです。

この「醤油もろみ」を1~3年太陽の元ひなたで発酵させて絞ると「醤油」ができます。

醤油こうして出来上がってきます。ありがたいですね~。

自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」では、4日間で醤油造り、味噌造り、堆肥づくりも行います。発酵三昧の4日間でした。

自然菜園スクールも残り少なくなりました。
来年の受講を考えている方は、今年の最終回に是非体験参加しに来てくださいね~。


自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~ 



最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、見学会でもみていただいたナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」

◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」


次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)




次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


自然菜園スクール2019 募集中~ 



『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


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