無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

田植え前後の野良仕事

2020-05-30 07:54:05 | 自然稲作
3,500回を超えた視聴率のYouTube自然菜園Lifestyle
【自然農法】耕さない、不耕起の畑に「苗」を植えるワザ

本日、
爽やかな快晴が続く今日この頃。


自然菜園スクールは、
緊急事態宣言が始まる前に、休講に入り、オンラインを中心に現在、4~6月の間休校振替サポート中です。
現在、コロナに関しては抜本的な解決はされないまま、緊急事態宣言が条件付きで解除されております。
そのため、自然菜園スクールで予定していた田植えは、家族で行いました。








寒冷地の田植えは、水が冷たく、初期の生育が悪いため、しっかりした成苗の遅植えに限ります。

うちでは、育苗はちょっと大変ですが、植えてから生育が段違いによいポット式育苗で苗づくりをしております。
今回は、スクールで手植えを考えていた田んぼですが、家族での田植えなので、不慣れな機械植えをしました。






機械の田植えは、タイヤの跡がわかる程度に浅水で行うので、田植えが終わったら、すぐに水を張って、田面が露出しないようにします。

水が冷たいので最低限の水のみにしておき、




翌朝から田んぼに3日間かけて深水(稲の葉が水から3㎝程度出ている位まで深く水張りをします)。

水位は8㎝以上を最高分けつ期手前まで保ちます。

今年も無事田植えが終わりました。これから、抑草&除草強化月間に入ります~。

最後のトマトの苗がもうすぐ定植できるな感じに育ってきました。田植え、野菜の定植、果樹の摘果&袋がけ、と忙しいですが、楽しい日々です。
今年も実り豊かな年になりますように~。

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【ニュース】
最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、最新刊の表紙にもなったナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」

【無料動画YouTube】新春 自然菜園セミナーのお知らせ
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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (中村)
2020-05-30 20:16:48
忙しい時季に失礼します。以前にもアドバイスいただきとても参考になりました。また教えていただきたい事があるので質問させてください。

私が借りて管理している畑の隣の方が、野菜作りを辞められるということで、そこも借りられるようになったのですが、そこは今までジャガイモが植えてあり、しかも生育不良ですでに枯れた場所です。ネットなどで症状をみると、ジャガイモ疫病かなぁと思われます。近くのトマトも芳しくありません。ケラやコガネムシの幼虫も多いようです。
農薬を使うくらいなら辞めるとの事で、場所を譲り受けました。草は丁寧に取り除かれています。陽当たりや水はけは良く、半日陰の私の区画より魅力はあります。難しい症状が出ているようですが、出来るなら来年の夏畝で使えるように出来ないかと思っています。広さは100平方メートルくらいあります。良い方法があれば教えて下さい。宜しくお願いします。
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-05-31 06:16:21
中村さんへ

そうですね。
ちょっと確認ですが、わかる範囲でどのような条件の場所か教えてください。
「農薬を使うくらいなら辞める」⇒無農薬で栽培していた?
「ケラやコガネムシの幼虫も多い」⇒有機物を多用する有機農法でやっていて?
たぶん「ジャガイモ疫病」が出ており、ジャガイモだけをやっていたとい感じでしょうか?
「出来るなら来年の夏畝で使えるように出来ないか」ということは、今はジャガイモが植わっており、来年?いつから貸してもらえそうということでしょうか?

以上を教えてください。
Unknown (中村)
2020-05-31 07:30:58
返信ありがとうございます。農薬は5,6年前まではダイアジノン、オルトランなどを使い、場合によって液剤の噴霧もしていたようですが、以降は不使用とのこと。
肥料は8,8,8の有機配合を使用。コガネムシが増えるからと牛糞堆肥の鋤き込みは2年前に廃止。
畑の3分の一くらいにジャガイモ、他にはナス科、ウリ科、トウモロコシが植えてあります。一畝、一作物で毎回耕運しながら輪作を基本としているようですので、過去3年くらいのうちどこかで必ず、ジャガイモは植えたようです。前作は黒豆、カメムシに泣かされたそうです。
昨日、ジャガイモの片付けを手伝いましたが、買った種芋10キロ植えて収穫10キロ満たないならもうやらん。と、半分投げやりでした。
なので、ジャガイモとトマトで使用したところは耕運し、片付いたので、今日からでも使用可能です。スイカ、トウモロコシの植えてある所は栽培終了したら撤退されるようです。
ジャガイモはトラブルを起こしやすいとおっしゃられていますので、来年の夏野菜で使えるようにするのは難しいかと思うのですが、良い方法はありますか?薬剤のほうが早いなら、そちらも検討いたします。宜しくお願いします。
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-05-31 14:43:36
中村さんへ

そうでしたか。
根本的な解決をしない限り、虫害は止まらないので、今後も薬剤を使い続けるのであれば、薬剤(農薬)で完全防除される手もあります。

薬剤では、根本解決にならないと思いますし、何より農薬で真っ先に死ぬのが、クモなども天敵たちなので、私は農薬を使ったら、使い続けるしか手はなくなると思っております。

そのため、根本解決を図りつつ、3年後に虫害に困らない天敵が多く、野菜が育ちやすい環境を調えた方が、その後も調和がとれて永続的だと思います。

その抜本的対策として、
1)ジャガイモ跡地などには、ネギを植え付けて、来年までネギを土寄せ&草マルチのみで、無肥料でしっかり育てる。

2)ネギを育てない場合、エン麦、ヘアリーベッチなど緑肥作物を育て、天敵を増やすのはアリだと思います。

3)また、一つ言えるのは、作物だけを育てていると作物のみに被害をもたらすのがコガネムシなどの被害の特徴なので、草を生やして草マルチしたり、不耕起栽培や緑肥作物の混植(被害が増えるマメ科の混植を控える)など作物の根にが被害集中しないようにすることも大切です。
Unknown (中村)
2020-05-31 15:56:54
そうなんですね。
やはり根本的な解決を目指さないといけないのですね。
農薬は極力避けたいので時間は掛かっても虫や微生物の力を借りたいと思います。生物性が豊かになると現在の畑に蔓延する病害虫はいなくなる理解でよろしいでしょうか?
また、ネギは玉葱でもいいのでしょうか?
今からじっくりネギを育てても来年のナス科は避けたほうが良いですか?健康になった畑の目安があれば教えて下さい。
隅の方にはハコベが生えていたのですが、病害虫の目安にはならないのかと思いました。
ご質問ありがとうございます。2 (竹内孝功)
2020-06-01 07:50:43
中村さんへ

そうですね。
以前教わったのかもしれませんが、たくさんのご質問者がおり、中村さんの畑の風土(場所と土質、環境)がわからないので、なんともですが、

ネギは土寄せする地域か不明ですが、ネギが一番有機物の分解、病気予防に適しております。

タマネギでもいいのですが、通常秋に植えて、今収穫とすぐにできないと思いました。(地域風土がわからないとアドバイスが難しい)

だいたいですが、3年位かけて、土や生き物は大きく目に見える形が変化を遂げます。

「今からじっくりネギを育てても来年のナス科は避けたほうが良いですか?健康になった畑の目安があれば教えて下さい。」とのことですが、このコメント欄では難しいご質問です。

あえて答えると、
ネギの生育次第です。ネギの生育を観ればナスが可能かどうかある程度判断できます。

健康になった畑の初期の目安は、
病虫害はあるものの、部分的(局部的)で、被害よりも生育の良いものが多いのが特徴で、野菜の葉の色は、若草色で、シャントしている感じです。

病虫害が出ても、広がらない、年々被害が減ってくるといった感じです。

実際のコンサルであれば、現地視察があり、一発なのですが、コメント欄では、そちらの現状が、コメントのみなので、何ともです。ごめんなさい。
パセリにキアゲハの幼虫 (西出)
2020-06-01 10:04:35
竹内様

お世話になっております。
ナスのコンパニオンプランツを、しております。
共生仲間のパセリに、キアゲハの幼虫をついておりました。

http://healthymec.com/media/DSC_0256.JPG

調べてみると、キアゲハの幼虫はパセリなどのセリ科を食害する事が分かりました。
ナスに対しての虫避け効果が目的だったのですが、パセリも虫に食害されるのですね。。


キアゲハの幼虫が見つかった場合の、有効な対応策はありますでしょうか。
アブラナ科のコンパニオンプランツが有効なようですが、ナスのコンパニオンプランツをしているので新たに植えるスペースは無い状態です。。


他に私が今思いつく案は、手で捕獲して除去して虫よけネットする。
後は、幼虫を半殺し状態にして、近くに置いておく(物騒な表現になり、申し訳ありません)。
そうすると寄生バチが寄ってきて、その後同種の虫が寄らなくなると聞いた記憶があります。


現時点では、どちらかを試してみようかなと考えております。
アドバイスを頂けましたら、幸いです。

Unknown (中村)
2020-06-01 21:10:46
返信ありがとうございます。謝られてしまうと恐縮してしまいます。こちらの状況も正確にお伝えできないのに、アドバイスだけを(無料で!)頂こうとはこちらこそ、失礼だと思っています。ですが、自然農法や自然菜園をご指導されている方に直接質問できる機会はなかなかありませんので、こちらのコメント欄に甘えさせていただいております。お許しください。
畑や野菜のことは知れば知るほど興味は深まり、わからないことが多くなるものですね。良い趣味になっています。

別件になるのですが、
『植え合わせ』の本に倣い、プランターにトマトを植えました。畑とは物理性も生物性も乏しいとは思いますが、今のところ順調のようです。今後も上手くいけば、後作にキャベツ、その後に空豆と、不耕起でリレー栽培していけるものでしょうか?それとも、本で紹介されているプランはその都度新しい土を用いて作り直していくものなのでしょうか?
宜しくお願いします。
Unknown (いとう)
2020-06-01 22:04:31
はじめまして。「自然菜園ハンドブック」拝見させていただきました。自宅の裏庭で、小規模(100㎡弱)ですが自然菜園を始めようと思っています。しかし、宅地のため土が粘土質で、雨が降れば水溜まりができ、日照りが続けばひび割れるような状態です。草はちょこちょこ生えていますが、イネ科が多い印象です。やせた土の場合は畝立ての補いに堆肥等+草マルチとありますが、今ある草を夏に刈らずに伸ばして、秋ごろ刈りつつ畝立てしても良いのでしょうか?今まではプランター栽培のみだったため、大変初歩的な質問でお恥ずかしいのですが、お時間がある時にご回答頂けると幸いです。よろしくおねがいいたします。
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-06-03 13:53:39
西出さんへ

超農繁期でなかなかご質問がどれもヘビークラスで即答できず申し訳ございません。

そうですね。

「手で捕獲して除去して虫よけネットする。
後は、幼虫を半殺し状態にして、近くに置いておく」
でいいのではと思います。
コンパニオンプランツは、忌避効果はあっても、被害が出てから回避できるほど強くはないので、

私の場合なら、アゲハの幼虫はそんなに数がいないので、捕まえて、鶏にあげて終わりです。

それ以外の幼虫類は、見つけたら半殺しにして、置きます。

彼らも生活(生存)かかっているので、ほどほどにやっております。

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