無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ヨコハマベジメイトさんでのシークレッドワークショップ

2020-02-14 11:25:46 | 出張菜園教室

【ニュース】
【無料動画YouTube】新春 自然菜園セミナーのお知らせ
自然菜園Lifestyleにご登録いただきますと、無料で最新のYouTubeの動画が見えるようになります。

自然菜園スクール2020募集はじまりました!!
※1次募集〆切2/22(土)まで
NEW【長野校】自然菜園のらのらコース誕生しました!!
教えないで、一緒に野良仕事を通じて伝える平日限定のセミナーです。

【長野校】
 ◆自然菜園見学コース
 ◆自然稲作ベーシックコース
 ◆自然育苗タネ採り集中コース
 ◆自然菜園 自給自足コース
【安曇野校】
 ◆自然菜園ベーシックコース
 ◆自然菜園マスターコース
関東エリア
 ◆自然稲作おおつき棚田コース【大月校】(半日)
 ◆自然菜園入門コース【町田校】(1日)

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本日、


二宮の講座の後、同じ神奈川にあるヨコハマベジメイトさんに足を伸ばしてシークレットセミナー(内部勉強会)を行ってきました。
ガッテン農法やネジネジで話題の三浦先生とのご縁で、たまにヨコハマベジメイトさんにセミナーをしに行っております。




1/18新宿講演会のパネリストとして、小出好美さんにも出演していただきました。
今回も内部研修という形で、残念ながら三浦先生は欠席でしたが、菜園プランを中心にセミナーをおこないました。


夏野菜用の踏み込み温床が発熱がうまくいかず、その原因と対策を三浦先生からの言伝を解説したり、






ヨコハマベジメイトさんの畑で、育っている野菜の自然観察から、野菜と土の状況を解説し、私なりのアドバイスやご指導させていただきました。

野菜と草は正直で、現状を映す鏡そのものです。
その鏡に映った姿から自然環境を読み取り、野菜の声なき声を解説するお仕事です。

私の師匠たちは、「野菜の声」を自然観察から読み解く大切さを、ある方は背中で、ある方は、野良仕事そのもので、ある方は言葉で伝えてくれました。
まだまだ正直わからないことだらけですが、年を重ね、失敗や成功体験を重ねるごとに、少しずつ野菜の表情や草の物語、昔師匠たちが伝えたかったことなどが紐解かれることが増えていきました。そして師匠の言葉などを反芻し続け、新たな発見を、実際に田畑で実験し、重ねております。

そんな中で、自然菜園も生まれてきました。






その後、ヨコハマベジメイトさんの農家さんの畑に移動し、農家バージョンの自然菜園をご指導させていただきました。

自然菜園には、
1)プランターバージョン
2)庭バージョン
3)家庭菜園、市民農園バージョン
4)自給農園バージョン
5)農家バージョン
6)採種バージョン
と6種類あり、1)~4)は雑誌や書籍になっておりますが、
5)と6)は雑誌、書籍では未発表になっております。

農家バージョンは、乗用トラクターなどを使った、半不耕起の営農バージョンで、
作業性と規模を考慮した、出荷農家さんに適したやり方で、以前安曇野に住んでいた8年間、少量多品目で野菜を出荷していた際に、
ビニールマルチを使わず、堆肥づくりも不要になり、持続可能な方法として確立して、未発表なものです。


前回、自然菜園スクール『自然菜園見学コース』に参加された農家さんが、農家バージョンのことを覚えていてくれて、今回具体的にお伝えいたしました。

私は、むやみやたらと耕し、大地を疲弊させることは大反対ですが、耕すことが悪いとは一概に思っておりません。

耕すことの悪い側面もよい側面もよく知っております。そのため、耕し方がミミズにように、生物多様性が崩れないように、タイミングと時期を見極めて行います。

家庭菜園では、重機(乗用トラクター)などは不要ですので、ミミズや微生物、草や野菜の根に耕してもらう自然耕を推奨しております。

果樹の剪定に関しても、基本的なこと、着眼点をご紹介させていただきました。
果樹はまだまだ未熟ですが、未熟だからこそ、初めての方でもわかりやすく基本をお伝えできればと、教えながら教わりながら試行錯誤しております。

自然果樹の試みは、自然菜園スクール「自然菜園 自給自足コース」で年間予定の中で、少しずつ発表しておりますが、
あと数年経験(修行)が必要だと感じております。

教えることで、教わることが多いのもこの仕事をさせていただいて日々感じていることです。
今回、二宮町、横浜、

春からは、自然菜園スクール町田校大月校と関東でも自然菜園を通じてより多くの方にお会いできること楽しみにしております。

今年は、この後2~3月以下のところで、オープン、シークレッド自然菜園セミナー講座を企画しております。(募集中~)
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1)2/22(土) 東京 コンパニオンプランツ極意講座『コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方』
3月上旬発売予定の新著『自然菜園流コンパニオンプランツ 野菜の植え合わせベストプラン』の発売前にコンパニオンプランツの極意に迫ってみようと思います。

2)2/24(月・祝)今、大人気講師岡本よりたかさんとの自家採種トークイベント
『自給農のための自家採種Life』それぞれの自家採種について語り合いたいと思います。

3)3/8(日)東京・国分寺カフェスロー(夜)新著『自然菜園流コンパニオンプランツ 野菜の植え合わせベストプラン』発売記念トークイベント『自然菜園で自給自足~都会で始める小さなオアシスづくり~』(募集中~)

【無料】3分でわかる
初DVD『竹内孝功さんの動画でわかる自然菜園』ダイジェスト版 
↑をクリックして観てください。

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自然稲作セミナー
★ 2/13(木)苗作りの基本とコツ
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回:来年2020年は、1/9(木)春起こしのコツ、苗代準備です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)

最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、見学会でもみていただいたナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」

◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

2/ 12(水)-「エンドウのコンパニオンプランツ」「ジャガイモのコンパニオンプランツ」
3/ 4(水)-「サトイモのコンパニオンプランツ」「サツマイモのコンパニオンプランツ」/strong>
※1月2月は第2水曜日になっております。


新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。


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6 コメント

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驕ってますね (佐藤)
2020-02-15 09:42:44
講演会でも、師匠たちの話はわかりにくいので通訳する、と言われてましたが、あまりにも敬意がないですね。
自分の説明が一番わかりやすい、と思っているのでしょうが、こういうところに本性が出ますね。
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-02-15 09:49:58
佐藤さんへ

手厳しいですね。
私も今なお反芻しているので、私にご質問された方が、わかりにくいという点において、少しでもわかりやすくなればと思い、翻訳解説させていただいております。

すべてを解説するにはまだまだ私も未熟ですので、ご注意ありがとうございました。反省です。
Unknown (松崎)
2020-02-16 12:10:42
竹内さん、こんにちは❗️
いろんな所でイベント、講演会と活躍されていますね🎵
ヨコハマベジメイトさんの活動にも共感しました❗️
私も里山の復活はこれから大事なことだと思います。プランターや家庭菜園、市民農園で都市生活者も自然生態系にコミットすることができれば、豊かな生活になるなあと感じております。

ところで、またまたわからないことがでてきまして💦、お忙しいところ申し訳ありませんが、いくつか教えていただけませんでしょうか。

1.植付け用のじゃがいもを切って干していたのですが、最近の雨続きでカビが生えてきました。よくみる白と青のカビです。削ってこのまま植え付けても大丈夫でしょうか?それとももう一度切って、干し直した方がいいでしょうか?じゃがいも自体は、水分が少しぬけてきて若干外回りがぶよぶよしております。

2.草刈りについて
ニンニクとタマネギの回りの小さな雑草はかきとった方がいいでしょうか?草マルチが少なかったのか春の雑草が生え始めています。ネギ類は草負けしやすいと聞きましたので、取った方がいいのかなと迷っています。

それと、昨年はカボチャやスイカ畝の雑草に悩まされました💦梅雨時を過ぎると雑草が繁茂してしまって、それから草刈りをしようとするとツルを切ってしまいそうで難儀しました。これなども、早めにまだ苗が小さい段階で草マルチを重ねていけば、雑草抑えにもなり、難儀することはないでしょうか?

先週は、畝を修正して通路を広くして、そこに緑肥ミックスを撒きました🎵草マルチの材料は万全?です。残念だったのは、キャベツが10玉くらいあったのですが、ひよどりたちにめちゃくちゃに啄まれてしまいました💦ある意味、春を感じる事件でした。(笑)
キャベツの後でトマトがよく育つとのことでしたので、このまま育てて、あわよくば種子が採れたらいいなと考えています🎵

お忙しいとは思いますが、合間をみてご教示いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-02-18 18:19:57
松崎さんへ

たくさんのご質問ですね~。
明日から出張ばかりなので、簡単で申し訳ございませんが、お答えさせていただきます。

1.ここ数年は、晴天が続くときに、一気に1~3日で乾かして植えるのが鉄則です。

今回のような場合、食酢でふき取ってから植えるか、切り直して乾かして植えるか工夫してみてください。

2.そうですね。タマネギ、ニンニクは草負けしやすいので、株周りの草は、大きくなる前に地際で刈って敷いてみてください。

3.カボチャやスイカのツルのように、ツルが張る前に草マルチしてみてください。草マルチは、ツルの代行のお世話になります。

キャベツがよく育った跡地は、トマトが育ちます。しかし、秋はいいのですが、春のキャベツとトマトを一緒に育てるとキャベツに負けてしまうことがあります。タネ採りの場合は、トマトが負けないようにトマトとキャベツを50㎝以上離して育ててみてください。

コンパニオンプランツは、絶対法則ではなく、相対的により良い関係を築くと成功します。是非野菜どうしがより良い関係になるように育ててみてください。
Unknown (松崎)
2020-02-18 21:03:54
たくさんのアドバイスありがとうございます❗️
出張で忙しいときにすみません💦

じゃがいものカビ、タマネギの草刈り、キャベツとトマトの関係、よくわかりました❗️
とくにコンパニオンプランツが絶対的なものではなく、距離感やタイミングが大事とのこと、なるほどなあと思いました。
私のような初心者では、こういう細かな実践的なことがわからず、右往左往してしまいます。(キャベツの種取りとトマトの苗が時期が重なることさえ気づきませんでした❗️)

大変参考になりました🎵
早速、じゃがいもを食酢で拭き、土日にニンニクとタマネギの草刈りをしようと思います❗️

お気をつけて、出張がんばってください。
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-02-27 08:19:51
松崎さんへ

ご返信遅くなり申し訳ありません。

無事、岡本よりたかさん、三浦先生コラボ出張終わり、いろいろ学ばせていただきました。

昨日は疲れてしまったので、一日完全OFFで、お休みをいただきました。

最初からすべてはできなくとも、毎年少しずつ進歩できるといいですね~。菜園お楽しみください~。

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