無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

明けましてお芽出とうございます。3誌同時発売中~(その2)

2019-02-06 01:09:16 | 日々の自然菜園

自然菜園スクール2019 募集中~ 



【1・2月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
3)2/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
4)2/10(日)東京 新春・無農薬・自然菜園セミナー 第1回「コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方」
5)2/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』


本日、の予報。

前回のつづきです。

3冊目





いつものコンパニオンプランツの連載に加えて、巻頭ぶち抜き30ページの新・コンパニオンプランツの一番大きな特集を監修させていただきました。






コンパニオンプランツ(共栄植物)は修業時代に、経験的に知っており、

なぜだかわからないけど、混植するとよくなるものと、輪作・間作してもダメになる組み合わせなどがあり、いろいろこの20年研究してきました。

伝統農法の木嶋先生が、コンパニオンプランツという概念で、多くのコンパニオンプランツの組み合わせが紹介され、一般化して本当に感謝です。

それから、プランターや農場、そして生徒さんと一緒にコンパニオンプランツを深めた結果、本誌にご紹介させていただいた
相性に加え、「距離」×「タイミング」で、コンパニオンプランツの混植が効果的に働く場合、もしくは逆に狭すぎたり、遅すぎたりして、相性がよくならなかったりすることが判明しました。

野菜も人も絶対的な関係ではなく、相対的に好き嫌いがあるように、
野菜たちにもより良い関係を気づく法則がありそうです。


相性×距離×タイミングを合わせていくことで、効果がどんどんよくなります。


今回15種類をご紹介。

毎月の城山公民館「自然菜園入門講座」(長野市)では、今年のテーマがコンパニオンプランツなので1年を通じて、毎月第一水曜日により詳しく20種類位ご紹介させていただこうと思っております。

ここで紹介できなかった組み合わせも行います。


そのために、今回の特集では、どの範囲(距離)でかかわれば相性が一番よくなるのか明確にできるように、

各ページに、露地で自然菜園で育てた場合の一般的な平均的な距離関係を明記しました。

1年やってみて、イラストより野菜根圏や生育が広くなったり、狭くなる場合は、各農園で調整していただくとより効果的だと思います。


トマトの場合、ラッカセイと相性がよりよくなるために、いつどれくらいの距離に植えるのか、光と根の範囲がポイントです。


去年のような干ばつの場合、ショウガの単植はかなり生育が悪くなりがちです。

そこで、干ばつの時には、水やりは必要になりますが、ナスとショウガの組み合わせもお互い単植で行うよりも生育よく、病虫害になりにくく、水やりも半分になります。


キュウリなども、最初に近くに植えすぎてしまい、お互い生育が悪く短くなりやすくなる野菜です。

今回は、ラディッシュからキュウリ&ネギ。
この後キュウリとインゲン、エンドウとつなげると最高ですね。

3種類ご紹介いたしましたが、あと12種類は、本誌を手に取って是非何回も読みながら実践してみてください。



今回は、特集のあとに連載の「相関図でわかる組み合わせベストプラン」も載っております。


レタスは、単植で育てるよりも、是非、相性の良いキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーといったケール3兄弟を一緒に育てることで、お互いの生育を促進し、病虫害も減らすことができます。


美味しく育てるためには、3つのコツをマスターするだけなので、是非マスターしてみてください。

なお、プランターでも育てやすい野菜なので、長期間収穫できるかき採り栽培がお奨めです。



自然菜園スクール2019 募集中~ 



今年は、完全リニューアルで、
「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2019年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。
1/9(水) -土づくり講座「失敗しやすい土づくり」「無農薬野菜が元気に自然に育つ土づくり」
2/ 6(水)-菜園プラン講座「連作障害の引き金プラン」「コンパニオンプランツで混植菜園プラン」
3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


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