無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ウコッケイのヒヨコたちの引っ越し

2020-09-15 12:03:43 | 日々の自然菜園
【速報】
★10/4(日)は、初『オンライン自家採種Q&Aセミナー』も本日、開催決定!ミニ講座は、「F1(交配種)とは?」を予定しております。
★10/31(土)は、第2回目『オンライン自然稲作Q&Aセミナー』
ミニ講座は、「草を抑える秋起こし」を予定しております。
いずれも19:00~20:30開催予定です。

本日、のち

詳細やお申し込みは、自然菜園Lifestyleネットショップ
(まだアップされておりませんので、速報です)

稲刈りを控えている現在、稲刈り前の晴れ間にやっておきたいことの一つとして、

ウコッケイのヒヨコ&シャモたちの引っ越しがありました。(写真は生まれて2日目の来たばかりの写真です)

ヒヨコは、本来親鳥の股下で温められているため、小さい内はとくに体温調節する力が弱いため、
親鳥がいない場合は、加温が必要です。

畜産センターから初生ヒナ(生後1日)は、
生まれてから1週間はとても大切なので、昔のコタツとヒヨコ電球を使って段ボールで玄関で飼っておりました。

それでも15羽中2羽亡くなってしまいました。

★飼育場所の温度とヒヨコの様子の目安
ちょうど良い:ゆったりと気持ちよく寝たり、遊んだりしている。
低い(寒い):ピーピー甲高い声で鳴く、ヒヨコが集まっている。(おしくらまんじゅう状態)
高い(暑い):つばさを広げてハァハァする。

ヒヨコの飼育期間と加温(適温)の目安は、
0~3日:33℃
4~7日:30℃

8~14日:27℃
15~21日:24℃
22日~:12~25℃(常温)なので、
昨日まで徐々に加温を弱め、外気に当てたり、弱ったヒナがいないかチェックしながら、大丈夫そうなので、
天気の良く風が弱く、暖かい今日引っ越しをしました。








5日前に、鶏小屋の一区画、ヒナなどが囲える場所があり、その中央に、鶏床(鶏糞)ともみ殻、落ち葉、米ぬかに水を加えて、
山に積んでおいて発酵させておいたところを踏み込み、踏み込み温床床を今朝作りました。





肩身が狭くなったのは、60日の中びな。
こちらは1週間前から、この区画にやっと慣れてきたところに、どかどか新しいものができて、超ビビっております。






段ボールの小箱に移してから、お引越し完了。

一応、発酵床ですが、夜間にもしものことも考えて、延長コードで、ヒヨコ電球ゴタツもセットしました。




エサと水は今まで通り、




サーモスタットで、28℃に設定して、もしも外気が寒くなりすぎたり、夜間温度が低すぎるなど万全を期してみました。

踏み込み温床床は、今朝山盛りから、切り返して踏み込んだので、30℃だったのが、下がって28℃前後。
地温維持とヒヨコたちが食う寝る暮らすが楽なように、もみ殻とクン炭を混ぜたものを敷き詰めました。


けっこう気に入ってくれたようで、(今までのバナナ段ボールも手狭になってきていたので、)すぐに慣れて遊びまくっていましたので、一安心。

これから月末まで、生後21日間無事大きくなって体力をつけ、体温調整できるようになってきたら、徐々にサーモスタッドやヒヨコ電球など取り外していこうと思っております。

無事大きくなってほしいものです。


関西初 岡本よりたかさんと2回目のコラボトークイベント「たねのがっこう@神戸三田分校開校記念」に出演させていただくことになりました。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (むらら)
2020-09-17 05:22:42
いつもお世話になります村上です。これから呼び名に むらら を使いたいと思います。よろしくお願いします。

6年目の畑で育てているピーマン、まずまずよくとれていましたが、ここ半月前くらいから畝の端から1本ずつ順に突然枯れてしまいます。考えられる原因とできれば対策を教えていただけると嬉しいです。

写真と質問をFacebookにあげてみました。すみません、ここへの貼り付け方がわからないので、それも教えてください。お忙しいところすみませんが、よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-09-19 07:40:26
むららさんへ

超農繁期で、すぐに観れず、返信できず、病気の急患なのに、大変申し訳ございませんでした。

1)Facebookの写真拝見しました。
ありがとうございます。

以前のどなたかのコメント欄にも書きましたが、
写真をタグで開いて、そのURLを以下のように、コピーペーストして下さい。(他のサイトで、ちゃんとリンク先か確認してから行ってください。)

https://www.facebook.com/photo/?fbid=444128099881632&set=gm.3409116519132011

2)この時期ですと、ピーマン疫病が一番疑わしいのですが、青枯れ病の可能性やそれ以外の可能性もあります。

病気診断は、意外と虫害と違って最終的に同じように枯れてしまったり、特定が難しい場合があります。

①ピーマン疫病であれば、
茎・葉・果実・地際部から根など全身に感染する。

★茎葉では初め、暗緑色水浸状となってしぼんだようになる。
地際部は暗緑色水浸状になり、やがて褐色となって軟腐状に腐敗、根では褐色になって腐敗する。

★根を抜くと、地下部の褐変腐敗している。

②青枯れ病であれば、
夏場の温度の高い時期に発生する。
日中、茎頂部の萎凋が認められ、
★夜間回復する症状が見られ、次第に萎凋が全身に及び、やがて青枯状に枯死する。

★茎を切断し、水を張ったコップに挿すと白色の粘液を生じる。

3)いずれにしても、根腐れし、高温多湿で起こりやすい連作障害ですので、被害を食い止め、根本治癒する必要が早急にあり、来年からは、その周囲で、疫病であれば、ナス科ウリ科3年空ける。
青枯れの場合、ナス科10年以上栽培できない(再発すると、強い連作障害になり、被害が拡大する)可能性があります。

3)まずは、①病気の特定を急ぎつつ、
②二次感染予防で、病気の樹と土を触ったりしたら、他の野菜を触らないようにしてください。

その上で、この時期でしたら、あらかじめ用意しておいた透明ビニール(大)に病気の株を入れて、封をして、持ち出し、太陽熱で殺菌してください。

植えてあった場所には、ネギを数本植えておきましょう。そのネギに草マルチを行い、草マルチの上から、薄っすら良質の酸っぱいボカシ(EMボカシなど)か、新鮮な米ぬかを散布し、善玉菌とネギの根に寄生する菌の天然の抗生物質で被害を食い止めながら、抜本的な解説が望ましいです。

4)今回の発病には原因があると思います。もちろん、局部的な大雨、暑さなど異常気象もあるものの、野菜が弱り、根が傷む理由、弱った病気苗だった、無理なナス科の連作、窒素肥料過多、根の浸水、株間が狭いなど、今後の抜本的な解決にむけて、病気名と共に明らかにしていく必要があります。

取り急ぎご返信まで
Unknown (牧三晴)
2020-09-20 18:01:22
はじめまして。今月はじめに広島県三次市にIターンで引っ越して家庭菜園をはじめた初心者です。今、先生の本を頼りに、急ぎ畝立てと冬野菜の準備をしています。鍬を入れて「テコ入れ」をしているところですが、畑の土は固く、ミミズ一匹も出てきません。初歩的なことですが、夏畝にする畝には冬場は何も植えない、撒かないで休ませておくのでしょうか?緑肥など撒いてもよいのでしょうか?というよろしくお願いいたします。
Unknown (むらら)
2020-09-21 01:04:01
お忙しい中、いろいろアドバイス頂きありがとうございます。このコメント欄に写真を載せようと思うとFacebookと二重に質問する形になってしまい、申し訳ありません。

根を抜いてみましたが腐敗しているというより固く枯れている感じでした。枯れ方としてはいきなり枯れた感があるのと切って水につけた時に白くはならなかったです。また、思い当たることとして、苗を植えるときにネギ苗が少なかったために、一緒に植えなかったものが枯れています。ネギは大事ですね。アドバイス頂いたように抜いた後にも挿しておきます。
すみません。写真のコピペがやはりやり方わからずできませんでした。また研究しておきます。申し訳ありません。
Unknown (むらら)
2020-09-24 00:49:35
写真コピーできそうです。こんな状況でした。根は20㎝弱くらいで固い感じがしました。
https://share.icloud.com/photos/0bReUjMFaTYLyttsCHIVhBCKQ
これでコピーできているとよいのですが、できてなかったら申し訳ありません。
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-09-25 12:50:45
ご返信大変遅くなり申し訳ございません。
超農繁期(稲刈り×取材×執筆)×出張とこの2週間ままなりませんでした。

ご質問には順番に応えたいのですが、このブログ記事のコメント欄を例外的に一気にご返信してから、大月、町田校に行きたいと思います。

時短し、質問を答えることを優先して結果、手間を省き、前後したことお許しください。

★牧三晴さんへ

そうですね。いよいよ自然菜園デビューですね。
いいですね。

ミミズなど生き物は、歩いてやってきます。大丈夫です。ミミズがやってきたくなるような、素敵な野菜が育つ環境を作ってください。

夏畝まで、ネギを植えておくのがベストです。
ネギは、根っこがついていればなんでもいいですし、夏野菜を植えるまでに食べてしまって結構です。

数本残しておくと、夏野菜と一緒に混植できますが。

ネギを育てた跡地の夏野菜は、よく育ちます。
ウリ科やナスは、植える1ヵ月前に(4月に)ネギくらつきもしてみてくださいね。

ご質問ありがとうございます。2 (竹内孝功)
2020-09-25 14:40:37
むららさんへ

そうですね。写真、アップなどできていいですね。
1)結論から言うと今までの情報から、「ピーマン疫病」だと思われます。

根を抜くと、地下部の褐変腐敗状態ですし、
茎のところに、菌糸らしきがある点からも菌の病気、
糸状菌の病気である「ピーマン疫病」という点も附合します。

2)また、ネギがなかったもののみ発病という点は興味深いですね。

家庭菜園では、ナス科、ウリ科のネギの混植は必須
ですね。

「ピーマン疫病」は、トマト、ピーマン、キュウリ、スイカ、カボチャなどにもかかる病気なので、

一番いいのは、太陽養生処理で消毒後、ニンニク、タマネギを栽培し、1年間は最低感染しやすい野菜は栽培を避けるといったものです。

現在、キャベツなどが植わっているので、太陽養生は難しいと思います。

どちらで栽培しているかわかりませんが、
霜が降りるようになって11~2月の間に、発病した畝を80㎝以上深く天地返しを行い病気の出た土を深さ50㎝以下に埋めてしまう方法もあります。寒さで、病気が動かない(広が習い)ときに行います。

これをした後は、深い土には病気がなくなると同時に、養分もなくなりますので、春からネギを育てて
半年完熟たい肥と米ぬかなど補いながら土寄せし、育て養生させる方法もあります。

3)いずれにせよ、土と水によって感染が広がるので、使用した道具を良く洗い、良く乾かして、被害を広げないようにし、してうえで、

ウリ科、ナス科は、必ずネギと混植してみてください。

タキイ種苗さんのサイトもご参照ください。
https://www.takii.co.jp/tsk/bugs/ape/disease/eki/
Unknown (むらら)
2020-09-26 04:56:50
超多忙な中、詳しく教えて頂きありがとうございます。
病気だったのですね。残念です。言われてみれば、実がなんだか皺々していて変なものがいくつかあったので、知っていればもっと早くに対処できたなあと思います。
今後につなげます。
太陽養生処理について、コメント欄で検索しました。
積算450度とありました。被害の出たうねの部分だけやればよいのでしょうか。もしそうなら、今植っているものは、キャベツ以外では落花生と、なぜか殆どが辛くて食べられないししとうなので、抜いてやってみたいと思います。いかがでしょうか。
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2020-09-27 06:42:40
むららさんへ

そうですね。残念ながら、今年の悪天候と相まって病気発病といった感じだと思います。

もし太陽養生処理をするのであれば、
今生えているものと、米ぬか、腐葉土などを鋤き込むと、ちょうどいいですね。

以下の点に注意してみてください。
1)腐葉土と米ぬかを使う(善玉菌を殖やす)
2)たっぷり水をやる。1㎡あたり20ℓ以上。
3)ビニールでしっかり密閉する
4)積算温度450℃以上ををキープする。10℃以下はノーカウント。

参照:https://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/cfa1e5880a1f1c3bd31a235e6a6a2716

その後、タマネギか、ネギを半年以上栽培し、つまり秋野菜から栽培し、疫病の出やすい野菜は、控えます。(2年間は、ナス科はあきらめて、エダマメやトウモロコシなど土づくりになる野菜やネギなど土壌消毒効果の高い野菜を育ててしっかり土を育てる)

ことがポイントです。
Unknown (むらら)
2020-09-29 23:55:13
アドバイスありがとうございます。早速昨日太陽熱養生処理をそれなりにやってみました。こんな感じです。

https://share.icloud.com/photos/0zG3PvAywd40slxrMRsfECL0g

しかし、その後よく見ると、他のピーマンも、葉が黄色くなってきて病気がうつっているように思います。また、もしかすると隣のうねのズッキーニも9月まで大きくなったものの、雌花が咲かず葉が皺々していて、実が一つしか付かなかったのもそうだってのかもしれないと思いました。もう片づけてしまいましたが。
かなり広範囲にわたっていたとすると、養生もなかなかたいへんなので、さ来年の秋までは瓜科ナス科を作らずネギ、ニンニク、豆など、それ以外のものを作りつっけることで回復することはできるのでしょうか?

それと別件ですが、ズッキーニの後作の一部にリベンジ玉ねぎを植えてあり、芽がのびてきています。質問ですが、土はどのくらいまでかけるのでしょうか。玉ねぎが見えなくなるまでかけるでよいですか? 
いろいろ質問が多くてすみませんが、よろしくお願いします。  

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