ダイヤモンド・プリンセルクルーズ(最終回)
今日は曇り、終日航海です。
朝食はインターナショナル・ダイニングルームで。お腹が心配なので、できるだけ安全なものをと、気をつけて摂りました。
今日は終日クルーズです。
10時過ぎにシアターで料理教室があったので参加しました。イタリア人のシェフが軽妙な語り口で料理の作り方を説明し、アシスタントが都度、通訳してくれました。
料理の説明のあと、皆が料理の写真を撮ろうとすると、ちゃっかりこのポーズ。
このあと厨房見学をしました。2700人もの食事をつくるのですから、厨房には
多くの人が働いているのかと思いましたが、人はまばらでした。
先日のスイカの彫刻も飾られております。
お昼はビュッフェで。
りんごはいつも丸ごと置かれていますが、どうやってたべるのでしょう。
ケーキはとても多くの種類があります。
昼食中にアナウンスがあり、急病人が出たので急遽石巻に入港するようです。今、海上保安庁に許可を求めているとのこと。それにしてもこれで4件目。高齢者を中心に2700人もの人が乗船しているので不思議ではないのかも。
午後、石巻沖で停泊し、ここからテンダーボートで運ぶようです。
最後の夕食はレストラン サボイで。ここへ来るのは3回目。もっと来たかったのですがやむを得ません。
夕食中にアナウンスがあり、昨夜の出航の遅れ、そして石巻での停泊で、船の横浜到着はかなり遅れるようです。遅れた場合の飛行機の変更の手配などは自分でやってください。そのためのワイファイは無料にします。その他の費用についてはそれぞれに入っている保険で対応してくださいということでした。船会社の保障は一切ないようです。
夕食後、クルーのメンバーによるインターナショナル・クルーショーを見ました。
エンターテイメントが専門ではないのにとても演技がうまいのに驚きました。
船がスピードをあげているためか、波が荒いのか、少し揺れ始めました。霧笛を鳴らしながら進みます。船旅らしい雰囲気です。
夕食後、アトリウムでバルーン・ドロップ・パーティーが行われました。最初、プロのダンサーが踊り、そのあと、一般の人が所狭しと踊りました。
皆、最後のエネルギーを爆発させているようです。
このあと、天井に吊り下げられたバルーンが切って落とされ、踊りは最高潮に達しました。
部屋に戻ると、翌日の船の到着は昼過ぎになると知らされました。
人命にかかわることなのでやむを得ないでしょう。
翌朝、シアターで舞台裏を見せてくれるアトラクションがあったので参加し、下船までの時間をここで過ごしました。
昼はビュッフェでとり、その後12時過ぎに横浜に着岸し、下船。
我々は次の予定があるので優先的に下船できましたが、最後の方は3時過ぎになるようです。
税関の荷物検査を終えて、このあと横浜見学が入っていたのですが、時間がなくなってしまったので中華街で少し時間をつぶして帰ることになりました。
クルーズはリピータの方が多く、今回の乗客の中で最多乗船はダイヤモンドプリンセスで725日間を過ごしたアメリカの方だそうです。
乗船回数によってクルーズカードの色が違いますが、2回以上の方が本当に多く感じました。それなりの魅力があるのでしょう。
9日間のクルーズでしたが、大きな船なのでほとんど揺れることもなく、多少のトラブルはありましたが、概ね快適な船旅となりました。
( 完 )