足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

足の健康の大切さを多くの方に知って頂くために

18年前に起業しました。店の名前は



「歩いて健康 フットクリエイト」


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足と靴の仕事は奥が深すぎます。

スタッフは全員足と靴が大好き人間。

私もますますこの仕事への興味関心が深くなり、

京都府立医科大学大学院保健看護研究科に

在籍しながら、さらに足と靴のことを研究し、

エビデンスに基づいた、確かなアドバイス

そして事業を展開したいと思っています。



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自分で言うのも何ですが、フットクリエイトという店は、まあまあ変わった店です。

 

なので、初対面の方から「どんなお仕事されているのですか」と尋ねられても、さっと口から「〇〇です」と言葉が出てきません。「ええっと、一応靴は扱ってはいますが、靴屋というわけでもなく、…」など、何となく言い訳がましい説明になってしまうのが常です。それを聞いた人が「????」というのも納得できます。

 

とはいえ、昨今はHPという便利なものもあって、それを見てさえ頂ければ、ある程度は分かって頂けるようになりました。

 

 

 

それでも、初めて来店される方の中には、自分が想像していた「歩きたくなる靴」とは違うと感じ、一通り商品をご覧になり、何も言わずに出て行かれる方もおられます。

 

そこには、どうしても超える事のできない「あるきたくなる靴」というものに対する考え方の違いがあるのです。

 

多くの方にとって、靴はファッションアイテムの一つ。

 

第三者から見て魅力的だと思われる靴。他人から素敵ねと評価される靴。

 

多くの人に評価してもらえるのが、「歩きたくなる」靴であるという考え方。

 

一方で、フットクリエイトが考える「歩きたくなる」靴の主人公は自分。

 

他人の評価よりも、自分が履いて快適であること、足も膝も腰も痛くなく、いつまでも歩けそうな予感がする靴。それが、私たちの「歩きたくなる靴」であるのです。

 

 

他人の目を気にし、自分の足に無理をさせるなんて、全くもってナンセンス。他人は自分の足に責任は持ってはくれません。

 

そしてもっと言うと、これは単に靴の選択という話ではなく、結局はその人の生き方の問題でもあるのです。

 

何だか話が大きくなってしまいましたが、「歩きたくなる靴」にも色々あることをお伝えしたかったのでした。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

 

昨日はほぼ終日雨となりましたが、この雨のお陰で店の奥の木や草花が、日々ぐんぐん伸びています。この調子では、土曜日に草むしりをした奥の通路ですが、すぐにまた草ボウボウとなってしまいそうです。草花たちの持つ強さ、見習うべきですね。

 

昨夜、久しぶりに映画を観に行ってきました。タイトルは「死刑台のメロディ」。エンニオ・モリコーネ氏が音楽を担当した50年ほど前の映画です。

 

 

モリコーネ氏が音楽を担当した映画は、これまでにもいくつか鑑賞していますが、この「死刑台のメロディ」だけは、レンタルでもない、アマゾンでもない、上映の予定も無く、機会があれば観たいと思っていたところ、アップリンク京都で上映されると聞いて、映画の内容は全く知らないまま行ってきました。

 

 

映画は1920年代のアメリカで実際に起こった冤罪事件がもとになっています。

 

人種、思想的な差別と偏見、さらに証拠が捏造までされた裁判によって、主人公のサッコとヴァンゼッティが電気椅子によって死刑とされるまでの顛末が描かれています。

 

ジョーン・バエズによる主題歌もまた魅力的で、音楽はもちろんのこと、充実した内容の作品でした。

 

それにしても、独立していなければならないはずの司法であるのに、政治的な駆け引きや癒着が行われている事実は、この事件から100年後の今も変わってはいません。

 

色々なことを考えさせられた映画でした。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日は定休日です。

 

朝ランの帰り道、東寺さんへ立ち寄ると、雨模様にもかかわらず、今月もたくさんの出店者が開店準備の真っ最中。

大師堂でお参りを済ませ、毎月出店されている和菓子屋さんで、わらび餅を頂いて帰りました。

 

先週の日曜日は、久しぶりに神戸へ行ってきました。

 

以前から気になっていた弦楽アンサンブル「石田組」。

 

 

 

そのネーミング、組長の風貌など、なかなかプロモーションに長けたグループです。もちろん、組長を始め組員たちのプロフィールは超一流。この日は組結成10周年記念のツアー初日でした。

 

会場はほぼ満席。音楽会はどちらかというと女性率が高いのですが、石田組は男性の姿も多いようです。

 

編成はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの13名。まずはグリーグの作品を2曲。休憩をはさんで、映画音楽やバラード、ロックなどの演奏が続きます。弦楽四重奏の物静かな音楽と違って、感情の起伏、激しさなどの表現も自由自在。一度で石田組のファンになってしまいました。

 

さらに、アンコールでは、まず組長が裸足で舞台へ登場。さらに何度目かのアンコールでは、組員全員が石田組のTシャツに裸足といった出で立ちで、黒エナメルの靴で演奏するスタイルを打ち破る演出にも親近感を覚えました。

 

音楽会というと、先日はお客様がそのメンバーとして参加されている「京都シンフォニカ」の案内を頂きました。今回、第55回の定期演奏会とのことで、非常に歴史あるオーケストラです。

 

こうして音楽活動に携わっていられるって、とても素敵ですね。

 

 

有難いことに、その演奏会のチケットを頂きましたので、聴きに行きたいという方がおられましたら、メールやラインなどでお知らせください。

 

秋もいいけれど、春の音楽会もまた良いものです。私も積極的に音楽会、作品展に展覧会へ出かけたいと思います。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日、明日は定休日です。

 

今日4月20日はヨーツーゼロの日だそうです。

 

知り合いにも「腰痛で…」と、悩む人は多いようですが、幸いに私は、これまで腰痛を気にしたことはありません。理由はよく分かりませんが、ランニングを継続している事も関係があると思っています。反対に、全く運動などもせず、仕事はもっぱらパソコンに向かって座っているだけという人に、腰痛は多いイメージがあります。

また、膝の痛みの原因の一つである「体重増加」もまた、腰への負担増の原因。

 

腰痛で整形外科を受診しても、X線など検査をし、痛み止めや神経ブロックなどの対処療法でとりあえず痛みをおさめ、結局のところ、その後は理学療法などで負担を少なくするほかありません。きょうびは検査料や投薬料もばかにならず、X線や薬など体への侵襲を考えると、私だったら受診を躊躇すると思います。

 

腰痛はこれまでの生活習慣の積み重ねが原因となることも多く、既に腰痛持ち、あるいは予感がするという方は、無理の無い程度で、まずは定期的なウォーキングを始めましょう。(既に腰痛がある方に関しては、その原因をきちんと見極めた上で、十分な注意が必要です)

 

また膝の痛みと同様、靴の選択も重要です。

 

例えばヒールの高さ5㎝のパンプスを履くと、本来なら体は前へ傾いてしまうものですが、それを傾かさないために無理をして姿勢を保とうとしれくれるのが腰椎。

 

つまり、パンプスを履いているだけで腰への負担は増大。

 

なので、腰痛持ちで立ち仕事の方がパンプスなどを履いて仕事をするなんて、これはもう自殺行為。

 

いくら整形外科や接骨院へ通っても、一進一退どころか、加齢が進めば一進三退。

 

痛みが出る前に、自分の足、膝、腰、体への負担をできるだけ少なくする方法の一つとして、靴やインソールを上手に利用しましょう。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

 

昨日、あるカード会社から電話がかかってきたのですが、目の前にテキストを置き、それを順番に読み上げているような、たどたどしい口調でした。

 

この春から入った新入社員さんでしょうか。気の毒なぐらい、なかなか大変そうでしたが、この時期は同じような立場の方も多い事と思います。失敗を恐れることなく、頑張りましょう。

 

で、その内容はというと、既存のシステムの利用方法変更のお願いでした。

 

現在はクレジット会社から、前月分の振込案内がハガキで届くのですが、このご時世、ペーパーではなくネットで確認もできるので、そちらのご利用もお願いしますという内容でした。

 

まあ、最近は書類も案内も請求書もネット経由となり、未だにペーパーで請求書を発行しているフットクリエイトは、いよいよ時代から取り残されそうになりつつあります。かといって、一度に何百通もあるような規模でもなく、たいそうなシステムを入れるほどのこともありません。また、きょうびは社会保険や各行政への届出にしても、その多くがネット経由も可となってきました。が、こちらも請求書と同様、社員が2人程度のパパママストアでは、ちまちま入力するよりも、手書きでさっさと記入してしまった方が、よほど時間の節約ができるというもの。

 

私生活といえば、旅行の計画を立てる際も、予約した列車、宿などの情報はプリントアウトするし、コンサートのチケットもペーパーだし、電子書籍などもってのほか。息子や娘には馬鹿にされながらも、通信障害などでも起きようものなら、このプリントアウトした情報が勝ちなのだと、独り言ちています。

 

アナログ社会とデジタル社会の狭間のような時代の中で、翻弄され、混乱する今日この頃です。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

桜からツツジへ。街中を走れば、季節はツツジ。ピンクや白、ピンクと白のまだら模様など、桜とはまた違う美しさを見せてくれています。桜は葉桜となり、お茶摘みの話題も耳にするようになり、いよいよ新緑の季節到来です。

 

今朝、地元新聞をチェックしていると、「性別変更後に子誕生」という見出しが目に入りました。

 

男性から女性になった方が、凍結保存していた自分の精子で、パートナーとの間にできた次女を認知できるかどうかという訴訟。

 

男性であった頃の自分の精子で誕生しているので、紛れもなく生物学的な我が子。

 

だけど、自分の性は、現在は女性となっているので、民法上では父とは認められないとのこと。

 

さらに複雑なのは、このカップルには、性別変更前に生まれた長女もいて、一審の家裁では長女も次女も認知できないとされ、二審の高裁では長女は認知できるが、性別変更後の次女は認知できないという判決。

 

納得できるようで、納得できない…。

 

5月末日に、この訴訟についての上告審弁論が開かれるとのことで、弁護側が果たしてどのようなストーリーを展開し、高裁判決を論破されるのか、注目したいと思います。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

自分自身も含めて、年齢が高くなるにつれて、バランス能力の低下が見られます。

 

私の場合も、40代、50代の頃は、ランニング中にコケることなど意識したことも無かったのですが、60代に入ってからは、走っている際は、常に足元を注意することが多くなってきたようです。

 

しかし、転倒を引き起こすのは、単にバランス能力の問題だけではありません。

 

まずは、体全体の筋力が適度に保たれているかどうか。

 

普段で歩くことが少ない方、定期的な運動をされていない方などでは、脚全体の筋力はもとより、腹筋や背筋など、体幹をしっかり支える筋力が弱く、それも転倒を引き起こす原因となります。筋力を保つためには、特別激しいエクササイズが必要なわけではなく、生活の中でなるべく歩く機会を持つことが大切です。

 

さらに、足裏の健康を保つこと。

 

足の裏には、足裏の感覚を的確に把握するための「センサー」がたくさん存在しています。これらのセンサーのお陰で、私たちは適宜、地面の様子を脳へ伝え、脳からは、転倒しないための筋肉の使い方、姿勢の保ち方が指示されてきます。脳が正しい情報を受け取るために、足裏からの情報が重要なのです。

 

足裏の健康には、足爪の健康も含まれていて、例えば靴の影響で爪が分厚く変形していたり、巻き爪になっていたりすることも、バランス能力に影響を与えてしまいます。

 

これから夏に向かって、素足を意識する機会も増えてくるかと思うので、ぜひ足裏や足爪にも意識をしてください。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

 

来店された方から、たまに「この靴は本革ですか」という質問を受ける事があります。どちらかというと、少しお歳の高い方に多い質問です。

 

まだ人工皮革が無かった、あるいは有ったとしても、現在流通している人工皮革とは比べ物にならないような低品質だった時代では、なんといっても天然皮革こそが、靴の値打ちを決定づけるものだったのでしょう。

 

確かに、天然皮革を使った靴は、履けば履くほど足に馴染み、革の風合いも良い感じに変化し、それがまた、その靴への愛着を深めてくれるのです。私も20年近く、大切に履いている靴が何足かありますが、いずれも天然皮革で、職人さんによるものばかりです。

 

本来、このような履き方が出来る靴が理想ですね。

 

ところが、最近の世の中の流れを見ていると、動物の革を使った商品への風当たりが強くなりつつあるようです。

 

例えば、毛皮のコート。

 

環境などに配慮した消費を心がけましょうという、エシカル消費の視点からみると、もはやリアルな革ではなく、フェイク革を使うのが当然であるようです。

 

靴の世界では、まだそこまでの動きは無いようですが、いずれ革靴を履いているなんて「ダサイ」と言われる時代が来るのかもしれませんね。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

 

昨年の今頃は、まだ先の長いお遍路の計画をせっせと練っていましたが、今となっては、あの頃が懐かしい。

 

大きな目的が無くなってしまうと、ウォーキングにしても、ランニングにしても、歩かない、走らない言い訳ばかりが先に立ってしまいがちで、やはり何か目標を持って歩かねばと、只今次の目標を模索中です。

 

候補としては、中山道あたり。距離も540kmとなかなかお手頃そうです。

 

先日のコーラス練習の帰り道、裁判所横の桜を見に行ってきました。が、時すでに遅し。

 

既に緑の葉っぱも出ていて、名残の桜を眺めながら帰って参りました。

 

 

 

効果を考えたライトアップをされているわけではありませんが、街頭に照らされて、独り佇む桜もまた趣があります。

 

朝、昼、夜とそれぞれに異なった顔を見せてくれる桜。

 

一瞬の華やかさ、美しさを私たちの記憶に残し、儚く散ってしまうその潔さ。

 

私達日本人にとって桜は、失われつつある、私たちの奥なる魂であり、原点なのかもしれません。

 

今年も無事に桜を観ることができて、それだけで幸せだと思える今日この頃です。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日、明日は定休日です。

 

いよいよ桜も終わりに近づき、先日もお花見ランへ行ってきました。

 

今回は南方面。

 

まずは、塩小路通りをさらに東へ進み、東大路を南進。泉涌寺参道を登っていきます。塩小路橋からの桜並木も美しいですね。

 

 

泉涌寺境内からさらに南東へ進むと、この間、高校野球の選抜にも出場した、京都国際中学高等学校の校舎があります。この辺りの道は、京都一周トレイルの一部にもなっています。

 

さらにそこから南へ行くと、伏見稲荷大社周辺に差し掛かります。

 

 

 

早朝は、かろうじてまだ観光客も少なく、ホッとします。

 

境内を出て、本町通りを少し南進、奈良線の線路を超えると、京阪の深草駅。

 

 

 

今日はここらで折り返し。復路は疎水べりを北上します。

 

 

 

疎水べりの道は、人が2人ほど歩ける程度の狭い道ですが、こちらも桜並木が見られ、疎水に映る桜もまたよいものです。ツツジも小さな蕾をつけていました。

 

 

 

 

そしてしばらく走ると、塩小路橋。

 

芸大まで帰って参りました。

 

 

恐らくこれが今年のお花見ランの走り納め。来年が待ち遠しいですね。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。