リツキシマブの治験を実施したノルウェーの研修者たちと

治験に参加した患者たち、参加できなかった患者たちの

ドキュメンタリーが本日公開されました。

 

約47分の作品ですが、

これまで見たMECFSを扱ったドキュメンタリーのなかで、

私は最も高く評価します。

 

二重盲検比較試験の発表で、失敗をさとった時の

研究者達の落胆の表情には、胸がしめつけられました。

 

「リツキシマブはME患者には使用しないでください」

リツキシマブの治験を実施した研究者の訴えです。

 

 

このドキュメンタリーの日本語訳について、交渉します。

 

 

 

【リツキシマブを使えば治る、ME/CFSにリツキシマブを使える国に行きたい、など思いつめ悩んでいる方の相談があるので、再度お知らせします】

 

リツキシマブがME / CFSに対し、効果的で安全な治療法であるかどうかを確認するノルウェーの研究の結果、「リツキシマブは、ME / CFSの有益な治療法ではない」と結論がでました。(2017年)

 

2019年4月に、米国内科学会 (en:American College of Physicians)によって発行される医学学術雑誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」にも掲載されましたのでご参照ください。この雑誌は、世界五大医学雑誌のひとつです。

 

病歴が2年以上の18〜65歳の151人の患者を対象に、リツキシマブを投与したグループと、生理食塩水を投与したグループとに分け2つのグループを比較したところ、機能状態や身体活動の測定レベルに違いはありませんでした。リツキシマブ群の20人の患者(26%)と対照群の14人(18.9%)に重篤な有害事象がありました。

 

 

 

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