おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う
ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
おそらく飛び飛びになるでしょうが、アドラー心理学がブームの時代を終えてカルチャー(文化)として定着の時期に入りつつあることをお伝えします。
昨日(2月21日)の10:40~12:10は早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校)で
「勇気づけの心理学」 の第6回目(最終回)の講座を行いました。
(早稲田大学エクステンションセンター別館入り口)
受講生を観察していると、2つの傾向にはっきりと分かれました。
1つは、私の出す宿題をしっかりと日常生活に生かしたグループ(Aとする)。
もう1つは、講義に関心があり、宿題に取り組まなかったグループ(Bとする)。
最後に受けた質問の内容から判断する限りでは、圧倒的にAグループの方がアドラー心理学と勇気づけについての理解が深かったです。
体験と共に学んだからです。
Bグループは、早稲田大学エクステンションセンターで他の講座もかなり受けていたでしょうが、少なくとも私の講座では、望ましい成果が得られなかったと思います。
知識だけを学んだからです。
このことを1つの「点」として「午前の点」としておきましょう。
早稲田大学エクステンションセンターでは、八丁堀校・早稲田校で2017年7月から夏・冬のコースで7回お世話になっていましたが、これで卒業となりました。
3年半のご愛顧に心から感謝申し上げます。
ヒューマン・ギルドの特別キャンペーンに応募してくれていた一部の人に発送できました。
「なぜいま、アドラー心理学が教育現場で求められているのか」として私が日本におけるアドラー心理学の歴史について語った部分が冒頭に出てきます。
こちらを「夕方の点」としましょう。
この2つの点を結びつけてみると、「夕方の点」をもとにしたアドラー心理学の「導入期」とブーム(『嫌われる勇気』に代表される「成長期」)を終えた後の「成熟期」までが辿れます。
このことは、マーケティングの「製品のライフサイクル」理論を援用してみると自明です。
次回は、ブームとカルチャーの間を結びつけます。
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