アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月19日)は、ある出版社と私の今年の単著3冊目の出版の打ち合わせているところに 毎日新聞出版株式会社 図書第一編集部 編集長代理の  久保田章子さん 『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税、2月29日発売)の著者見本10冊を持ってお越しになりました。

M書房のN取締役がこの本の最初の献本先になりました。

なお、ヒューマン・ギルドには2月21日(金)に大量入荷の予定です。

※Amazonで『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』を検索すると、この本のことを見ることができます。


さて、 株式会社 致知出版社『経営者を育てるアドラーの教え』(致知出版社、1,400円+税、2月28日発売)を全社を挙げて応援してくれています。

その表れとしての致知BOOKメルマガ(2月16日配信)をご紹介します。

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アドラー心理学を学ぶとなぜ経営の問題が解決するのか――。
『経営者を育てるアドラーの教え』

    予約受付開始
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日本では当時ほとんど知られていなかったアドラー心理学と出逢って37年――。

船井総研の船井幸雄氏から「勇気づけの本物の伝道師」として称賛されるなど、アドラー心理学を日本に広めた第一人者として、経営者層からの支持も厚い、ヒューマン・ギルド社長の岩井俊憲氏。

18万人以上にアドラー心理学の研修やカウンセリングを行ってきた岩井氏による、初めての経営者向けアドラー心理学の書籍が2月下旬、弊社より刊行されます。

タイトルは『経営者を育てるアドラーの教え』。

発売に先だって本書の一部をご紹介します。
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共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じること
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私はよく物事を反意語でとらえて考えてみます。
共感の反意語は何か。
それは独善だと思います。

これは私の見方ですが、独善というのは、自分の目で見、自分の心で聞き、自分の心でしか感じないということです。

すべて自分本位で、「相手の立場なら」という見方はしない自分中心主義です。  

こうした独善は、経営者の最も陥りやすい罠です。

独善的な経営者は相手に対する共感が不足していますから、従業員に対しても「あいつら」とか「あの男は」という言い方を平気でします。

これは尊敬・信頼の立場から見ても独善的な言い方です。

アドラーは言います。

「われわれは見ること、 聞くこと、話すことにおいて他者と結びついている。
人は外界に関心を持ち、他者と結びついている時にだけ、正しく見、聞き、話すのである」

 (『生きる意味を求めて』)と。

相手の立場に自分の身を置いて、相手の目で見て、相手の耳で聞き、相手の心で感じるというのは、良き人間関係の基本です。

たとえば、お客様の目で見、お客様の耳で聞き、お客様の心で感じることができれば、売れない理由がわかります。

「そうか、わが社のサービスはどうも自分本位なんだな。自分たちが売りたいと思うものを商品化して出しているけれども、お客様の立場から見ると買いたい商品になっていないんだな」
といったことが見えてきます。

ウォルター・ベラン・ウルフというアドラーのお弟子さんの書いた『どうすれば幸福になれるか』という本があります。
私はこの本に大学時代に出合って、もう二十回以上は読んでいます。

この中に、共感能力の違いについて理解させるための逸話があります。『町の愚か者と迷子のロバ』の物語です。
(……本書に続く)

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目 次
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序 章 令和時代の経営者に求められる四つの条件

・自己変革をしない社長には社内の変革はできない
・経営者にこそアドラー心理学が必要な三つの理由
・恐怖・不信・軽蔑→尊敬・信頼・共感・協力の人間関係へ
・経営者の意識と行動が変われば、会社は変わる

第一章 尊 敬(リスペクト)

・アドラーで唱える尊敬の定義
・アドラー心理学を用いた叱り方の二つのポイント
・失敗をした人には必ず敗者復活のチャンスを与える
・やる気を引き出すために行う内発的動機づけ
・内発的動機づけの四つの要件
・「仕事の上の人間関係は尊敬に基礎を置かなければならない」
・経営者の嫉妬で最も多いのは、二代目の息子への嫉妬
・経営者といえどもメンターが必要
・配偶者は最も身近なメンターである

第二章 信 頼(トラスト)

・信用と信頼はどこが違うのか
・経営者は耳学問の大家になれ
・どちらが勝つ? 全力を出した四人組と手抜きした八人組の綱引き
・スタッフが牛耳り始めた会社はおかしくなる
・イノベーションの生まれる原点
・期待にはハシゴをかけろ
・目標の基準はグ・タ・イ・テ・キに
・目標と現実の乖離によってこそ、人間は努力し成長する
・信頼は人間を前に進ませる大きな力

第三章 共 感(エンパシー)

・共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じること
・共感と同情の違いを理解する
・相手を効果的に説得する五つのポイント
・イノベーションの一番の抵抗勢力になるのは、社長自身?
・五年後にあなたの名前をネットで検索したときにどうなっていたいか
・社長の姿勢が変革のモデルにならなくてはいけない

第四章 協 力(コーポレーション)

・経営者はスタッフを結合し、化学変化を起こす仕掛け人
・何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすか
・困ったときは十のアイデアを出せ
・フィードバックを受ける力と、フィードバックを求める力
・ネガティブなフィードバックを歓迎する上司は必ず成長する
・「何を求めているか」でモチベーションを上げる方法は違ってくる
・原因追及のWHYではなく、協力のWHYを使う
・社員の一人ひとりが、どうユニークなのかを見極める
・感謝の見逃し三振はしてはいけない
・国も会社も人も、あらゆるものはミッションから始まる

まとめ

・生産性を高めるためには、人間性を復活させよう
・異質な個性のぶつかり合い(異床同夢)が会社力を高める
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『経営者を育てるアドラーの教え』 岩井俊憲・著

定価=本体1,400円+税

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 致知出版社
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-24-9
 電話 03-3796-2118  FAX 03-3796-2109

◆ヒューマン・ギルドでは、この2冊の同時発刊を記念して一大キャンペーンを行います。
詳しい内容は、本日19:00配信のヒューマン・ギルドのメルマガで!

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