私たちの記憶は
実に曖昧で
偏りがあるものです


例えば

子供の頃の
理不尽だと思っていた
不満や怒りなどを

大人になってから
親に
ぶちまけたとき


ほとんどの親は

そんなことした?
そんなこと言った?

覚えていないと
否定してきます


子供の立場からすれば

あれだけ繰り返された
親の暴言などに

本人が
覚えていないわけがない

と感じて


親は
とぼけているのか
ボケているのかと

その誠意の無さに
呆れたりします



しかし

あなたの記憶の方にも
疑問を持ってください


あなたが
親に対して
理不尽だと思っていた
不満や怒りのシーンを
思い出せる限り
思い出してみてください


30分くらい
思い出してみても
おそらく
10個も出てこないでしょう

頑張って
二時間くらい思い出してみても
15個も出てこないでしょう



あなたが
親と過ごした時期を

一年365日計算で
掛けること何年でしょうか

何日を過ごしたでしょうか

18歳まで
親と過ごしたとしても
6570日です

22歳までなら
8030日です

(うるう年は計算外)

そのうちの

理不尽な記憶なんて
15個も出てこないのです



では

6560日
8020日
くらいは

平穏だったり
特に何が起きたわけでもなく
過ごしていたわけです

「そんなことない
自分の幼少期は辛かった」

って
きっとまだ言う人は
多いでしょう



ならば

親だってそうです
あなたと同様に

「そんなことはなかった」

まだ言うでしょう




私たちの記憶には
偏りがあるのです


例えば
十年以上昔
同じ修学旅行に行った

同じ部屋割のクラスメイトと
その修学旅行について
話をしてみると分かります

そんなことあった?
そうだっけ?
覚えてないの?

みたいなことが
起こります

修学旅行なんて
たかが数日の出来事なのにです

私たちは
すべてを
記憶しているわけではなくて
偏りがある証拠です



霊視鑑定では
親からしてもらったことを
霊視でお伝えします

ほとんどの方が
親に感謝の思いが芽生えて
涙なさいます

自分では
意識していなかった
当たり前だと
気にも留めていなかったこと

親は
ちゃんと自分のために
いろんなことを
してくれていたのだと
お気づきになります



親に
理不尽なことをされたと
不満や怒りを募らせている人は

結局
物事の不満しか見ない傾向が
強いのです

そして
自分に対しても
不足しか見ていないはずです

そのため

穏やかな人間関係を
築くのが
とても苦手だと思われます



してもらったこと

これを
思い出す訓練を
してみてください

最初は
上手くいかないかもしれません


意識して
訓練していくうちに

だんだんと
陽の記憶の引出しが
前面に出るようになって

陰の記憶の引出しは
後面に押し込められるようになります





ブログには書いていないことを
つぶやいています

HP