うわさ話や
また聞き話は

信用しない



例えば
広まりやすい内容


「課長とAさん遅くまで残業してたみたいね」
「私も残業だったから駅で二人に会ったよ」


「課長とAさんが一緒に帰ってたって」
「そういう関係だった?」
「遅くまで残業だったらしいよ」


「課長とAさんの話、知ってる?」
「え?なになに?」
「二人で帰ってるのを見た人がいるって」


「課長とAさんて、付き合ってるらしいよ」
「ほんとに?」
「二人がデートしてるの、見た人がいるって」



大袈裟でも何でもなく
うわさ話は
無責任に話が変わります





子供のころ
伝言ゲームをしたことが
ありませんか?

一番最初の人が
隣の人に
耳元でこそこそ話をします
それを聞いた人が
次の人に
耳元でこそこそ話を伝えます

これを数人伝えると

最後の人は
ぜんぜん違う話になっている
というゲームです

たった今
聞いた話でさえ
このように
まともに伝えられません


では

数分 数時間 数日経った話は

どれだけ曖昧なものか
想像が出来るかと思います



昨日
長女からLINEがきて
「◯◯保育園でコロナ出たらしいよ」

私の父が
よく行く場所に近いので
これは大変だと思いました

「何情報?誰情報?」
返信しました

「保育士の友達が言うてた」

「◯◯保育園の保育士?」

「違う」

「誰情報?」

「◯◯保育園の子供が登園してたから
◯◯保育園じゃなくて△△保育園違うかって
連絡きた」

うわさ話の域


これを聞いた人は
◯◯保育園
△△保育園は
コロナ出たらしいって
他人に話します




『他人の話は聞きましょう』
ということと
『他人の話は鵜呑みしてはいけません』


これは
別モノですから

くっつけて考えて
混乱しないでください




話を聞くことも
話すことも

人は曖昧なのです


きっちり細部まで
聞いてるわけではありません

そして

聞いている話を
そのまま理解しているわけでもなく
自分の主観で聞いています




「私はじっとしていられない性格なの」

この話について

自分がちょこまか動いて
掃除をするタイプなら
自分と同じように
ちょこまか掃除するタイプなんだと
勝手に思い込んでいます


そして
その人が掃除をしないさまをみて

(掃除好きって言ってたくせに)
そう思います



また別の人は

「私はじっとしていられない性格なの」

この話について

自分が家にいない
誰彼と遊びに行くタイプなら
自分と同じように
出かけるのが
好きなタイプなんだと
勝手に思い込んでいます

そして

食事や遊びに誘って
断られると

(私とは行きたくないってことなのね)
そう思って腹を立てます




他人の
うわさ話や
根拠の無い話や
ネット上の話も

鵜呑みにしない
自分で判断する
大人の賢さを
身に付けたいものです






ブログには書いていないことを
つぶやいています


HP