”小さな喜びに気づいていこう”

2014-12-13の投稿より

人生の目的とは？
この人生における使命とは？

・・・こういった疑問にからまってしまうことはありませんか？

これは思考で考えて見つかるものではなくて、

ハートで感じて見つかるもの。

魂の輝きが一段と増す感覚によって気づくものだと思います。

自分はどんな時に喜びを感じているのか？　
を些細なことにまで気づいていけるようになると、

前向きな気持ちや、感謝の気持ちは、

考えてすることではなくて

心から溢れ出ていくものだということが
「思考ではなくハートのレベル」で理解していけるようになります。

やがて、理屈抜きにあふれんばかりの喜びが

ハートから湧いて出てくる感覚を経験するでしょう。

それはあなたが人生かけてやりたいことだったり、

使命感を感じる事だったりするかもしれません。

こういうことは、「人生の使命は何か？」

を思考で知ろうと奔走するよりも早くて

深い気づきになるでしょう。

では・・・

満足感を感じている時はどんな時？

立ち止まって考えてみてください。

小さな喜びに気づいていく

心が弾けんばかりに

沸き立ったりすることばかりが喜びではなくて
ウキウキ、ワクワク胸躍ってしまうことばかりが喜びではなくて

そうではない些細なことでも、身の回りに、生活の中に
たくさんの小さな喜びが隠れていることに気づいていこう

文明が発展して、さらに平和であると、

物質的な豊かさがあたりまえになってしまい
「もっと、もっと」と際限なくよりよいものを求めるようになりがちです。

よりよいものを求めるのは悪い事ではないと思いますが、足るを知るも大切ですよね。

満足、喜び、達成感・・・

自分の中での小さな喜びがなんなのかに無関心・無意識でいると、
強い刺激がなければ分からなくなってしまうほど、
私たちの生活は「感覚麻痺」に陥りやすい気がします。

味の濃い料理に慣れてしまって、
繊細な味に気づけなくなる味覚

爆音に慣れてしまって、
繊細な旋律の美しさに気づけなくなる聴覚

香水、人工香料などによって
強い匂いに慣れてしまって、
四季折々の自然が織りなす香りに気づけなくなる嗅覚

色鮮やか、明るすぎる、
忙しいといった刺激に慣れてしまって、
静けさ・穏やかさ・ゆったりとした時間の流れに
気づけなくなる視覚

揉んだり叩いたり、強い刺激に慣れてしまって、
微細なタッチによる変化に気づけなくなる触覚

五感が鈍ると、たとえば、
繊細なタッチによって起きる
身体的感覚の変化も気付きづらくなります。

体や心の発する「サイン」に気付かなくて、
病気になってしまったりもするでしょう。

私たち人間は、生真面目すぎたり

完璧主義であったり、

自己否定や周りの評価の危惧、

「こうでなければならない」という

前提や制限をしてしまう思考や癖によって

『足りていないこと』

に目がいきいやすくなります。

もっとがんばらなきゃ
もっとたくさんやらなきゃ
もっと、もっと・・・

「思考の満足」ではなく、
「心の満足」は

どんなことで感じられるでしょう？

それに気づいていくのに、

日々の小さな達成に「よくやった」って自分を褒めていくこと。
小さな達成感を積み重ねることがオススメです。

この達成感というのは、
脳内分泌物質「ドーパミン」の放出を促します。
つまり、メンタル面にもポジティヴなのです。

しかし、無理に思い込ませる必要はありません。

思考優先し過ぎの生活をしていると、
いらない前提を自分につくっていることがたくさんあります。

こういうことが「感じさせない」

ようにしているケースはたくさんあるからです。

小さな喜びを感じていく作業は
『心の微細な感覚を感じられなくしているあなたの中の何か』と向き合う機会

になるかもしれないです。

あなたの中には（心も体も含めて）
怒りや悲しみが溜まっていて、
それがあるから喜びを感じられなくなってしまっているのかもしれません。

怒りのある自分、
悲しい自分を避けて逃げていたり、
感じないように封じ込めているかもしれないからです。

感じたくなくて逃げていても、
影はいつもあなたを追いかけてきます。