鳥島チャンネル

タイトルをニコ生と統一しました。アイドルマスター中心。xbox360、PC、synthesia(ピアノ)宗像市関連も少々

4Kキャプチャボード

2018年07月22日 | パソコン
以前取り上げたHDMIキャプチャボードDM770の販売元の株式会社ゼノン様から「新しいキャプチャーボードを出すので試しに使ってほしい」とのメールをいただいたので、送っていただきました。
販売自体はamazonで既に始まっていて製品名は「XE-PCIE4K」(XE-4kcapture)名前の通り(解像度4096×2160)の映像をキャプチャできるようです。
問題はうちに4K環境がないことw。一応PCからなら出力は可能だけど見るモニターが無い。ということで、DM770では対応していなかったフルハイビジョン1080p60P(1920×1080)での部分を中心にレビューします。

  

発送用の箱を開けると持ち運びCDケースを少し大きくした感じの専用ケースに入っていました。中はウレタンできっちり固められているので輸送でのダメージにかなり強そう。そして、基盤表面には金属カバーが付いています。キャプチャーカード自体は結構発熱するのでただのカバーじゃなくてヒートシンクも兼ねているのかな?
裏面とIOは色以外はDM770とほぼ同じ感じですね。
とりつけた感じではDM770より少しは遊びが減っている感じはしましたが、グラボなどと比べるとやはり遊びがあるのですぐに認識するのか少し不安でしたが一発認識しました。やはり改善されているようですね。
通電するとLEDが青く光るのでちゃんと挿せたかの目安になるのかもです。

付属のCDシングル?からドライバと言うか付属ソフト(UXPlayer)を入れて実行したらすんなり映像が出ました。設定項目が少ないので慣れてない方にはかなり扱いやすいんじゃないかと思います。ゲーム機の解像度を変更しても通常のTVと同様にソフト側で自動で切り替わる点もすごく良いですね。ただし、画質調整等の機能は無いです。




既にOBSを導入されている方なら特に特殊な設定は必要ないと思いますが、音声はカスタムデバイスを使うにチェックを入れてWAVE OUTにしましょう。Direct soundでも音は出ますがデスクトップ音を二重に拾うようで棒読みにエコーがかかったりしますので。
配信と同時に録画もしたいけどマイクの音は入れたくない、配信途中で他のソースも使いたい(一旦ゲーム機の音を出さないようにしたい)などの場合は、ひと手間かかりますがゲーム機のキャプチャはアマレコTV等で行いそれを録画や他ソースを使うときはアマレコTVで音をミュートにすればOK。配信はOBS等の配信ソフトでそのアマレコTVをウインドキャプチャしましょう。この場合はオーディオのプロパティで「聴く」にチェックを入れなくてもPCから音出るようになりますが、キャプチャソフト側のソースの設定を再度やらないと出ないこともあります。配信の画質は直接キャプチャボード指定より落ちますし、PC不可も増えますが現段階では他の解決策を私はは見つけられていません。











アマレコTVもBandyCamも特に変わった設定は必要ないとは思いますが、音声キャプチャ先はマイクのLive Streaming Audio Deviceになります。CA Flint Audioでは音が出なかったりエラーになったりします。あと、このままだと録画すればゲーム音は入りますがPCからは聞こえないのでコントロールパネル→サウンド→録音と進みLive Streaming Audio Deviceの上で右クリック、プロパティ→聴くで、このデバイスを聴くにチェックを入れましょう。










とりあえず静止画を撮りました。
付属ソフト(UXPlayer)






バンディカム






アマレコTV310






ブログの解像度の問題で720pサイズになっていますがどれも少し補正掛ければ好みになりそうってくらいにはきれいに撮れると思います。
動画はyoutubeにupしました。

xe-pci4k録画比較(Forza4)

Forza4を1080P60pでそれぞれ約2分録画した結果ですが容量は、UXPが293MBとかなりの低容量、OBSstudioNVENC H.264 CBR2000 高品質high auto 2パスで1.84GB、Bandicam H.264NVENC VBR Highで1.17GB、amarecTV310 x264 veryfast Ratefactor16で1.02GBとなりました。
驚異の容量の付属ソフトですが、単体で見た時は他と比べると少しぼやけてるなってくらいの感じでしたがAVIUtlで編集したらブロックノイズがちょっと目立ち始めました。他3つはそんなに差は無いように見えますが、設定項目の多いアマレコTVでマシンパワーがあればもっときれいに撮れるんじゃないかなとも思えます。画質をかなりいじれるOBSなら容量そのままで、より許斐の画質に出来そう。

xe pci4k 録画比較2(アイドルマスター SHINY TV)

ぼーっと見てたらそんなに気にはなりませんが、やはり付属ソフトは編集後にノイズが少し増える感じですね。OBSは色とかシャープ少しいじったので少し好みの感じに近付きましたがなんかすこしカクついてる気も…。バンディカムとアマレコTVは同じくらいに思えます。

XE-4kcaptureの良いと思った点を上げると
①DM770と同じくパススルー出力があり、HDCP問題もクリアしているので複数のゲーム機等をキャプチャしないのであれば追加機器が要らない。
②付属ソフトが優秀。PCにきちんと挿せば、ゲーム機側の解像度を変更してもTVと同じような感覚で、特に何もしなくても勝手に解像度を合わせてくれるのであまり慣れていない方でもハードルが低い。また、PCへの負荷も低いのでスペックがあまり高くなくても1080pの録画ができる上に容量もかなり小さめ。高画質を求める場合も他のキャプチャソフトを使えばある程度は向上できる。ラグも小さめなのでキャプチャ画面を見ながらやっても違和感は少ない。(環境次第の部分もあるけど)
付属ソフトCPU使用率30%、アマレコTVx264verryfast使用率60%、バンディカムH264NVENC使用率15%、OBS NVENC使用率10%
③安定性が高い。過去に使用したキャプチャボードと比べ物にならないくらい安定しています。まぁ使ったことあるHDMI対応のボードはIntensity PRO、ドリキャプ、HDMVC4UC、DM770、くらいですがインテンシティは別として抜群の安定性です。電源を入れる順番次第で映らないとか、PCを起動してすぐしかちゃんと動かないといったことが無いのがうれしい。環境次第の部分は勿論あると思いますが。
あとね、DM770他いくつかのキャプチャボードでは画面の両端が4~6ドットくらいキャプチャできず両サイドに細い縦黒帯ができてしまうものがあるのですが、XE-PCIE4Kではそこも改善されていてちゃんと端までキャプチャできます。

不満点としては、やはり映像の調整ができないことかな。まぁソフト側で対応できるものもあるし調整可能にしたが為に値段が高くなったり安定性が落ちたりしたら意味は無いので大きな不満ではないです。
音声出力がマイク扱いになる点も、ソフトの設定で対応はできるけどちょっとわかりにくいかな。まぁ使ってるうちに慣れるとは思うけど。
DM770がかなりコストパフォーマンスが高かったので、比較すると割高な気がしてしまうけども改善された点、特に安定性の向上はすばらしいと思います。4Kを試していないので結論出すのは早いけどPCI Expressのキャプチャボードを使ってみたいって方にはお勧めだと思います。720pなら一万円を切るボードも結構ありますが発売が最近の物なら改善されているとは思うけど安定性が低い物もまだまだ多いようですし。

うちの環境は i7-2600k、マザーボードASUS P8P67、メモリDDR3 16GB、GTX670、SSDです。
推奨スペックを見るとi5-4440以上・GTX660以上との事なのでかなりカツカツと言うか足りてないw。まぁ1080p60Pまでなら余裕はあるのかもですが。
ラグの大きさはOBS<バンディカム<アマレコTV<UXPlayerの順で、やはり音ゲーを真剣にやるとちょっと気になりはしますね。
ただ、そのおかげでドリームクラブのカラオケがOBSのプレビュー画面でやるとかなり楽になりました。判定ポイントが私の感覚よりほんの少し後ろにずれているので微妙なラグの分ちょうど良いタイミングになったので。ようやくZEROでもフルコンできた(^^♪

ASROCKのマザーボード Z370M Pro4・i5-8400・GTX1050Tiでも問題なく使えているそうです。

4K 対応 キャプチャーカード ゲーム PS4 Pro Xbox OneX gameplay Capture Card PCIe キャプチャー XE-4kcapture
クリエーター情報なし
XENON


HDMIキャプチャーカード HDMI接続 DM770
クリエーター情報なし
N/B


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