寝台列車の旅 その２です
１日目の夜にIRMAKの駅を出発し
そこそこ快適な２段ベッドで目覚めた朝。
（ただ、夜中特にスピードを出しているのか
結構揺れるため、夜中に数回目が覚めた
）
）目覚めたら景色はすっかり山肌と緑の渓谷。
そうこうしているうちに、一つ目の停車駅
イリチ駅（İliç）に到着しました。
停車時間は3時間。
自由に過ごすこともできますが
到着してみると、
こちらの駅は山の中で駅舎以外には何もない
おそらく3時間という時間の中で自分たちで移動して
街を散策し、戻ってくるという選択肢は不可能に近い。
私たちは、電車の中で鉄道旅行会社主催の
ツアー1人60TL（約1150円）に
参加申し込みをしていたので
電車が到着したら、すぐに駅前で待っていたバスに乗って
渓谷ツアーに出かけました。
ミニバスで揺られること30−40分。
ケマリエ（Kemaliye）というエリアの
カランルックカンヨン （Karanlik Kanyon)と呼ばれる
渓谷に到着。
ツアー客は２隻のボートに分かれて乗り込み、約
30分ほどのクルーズです。
途中２隻のボートを止めて、
現地のツアーガイドさんがトルコ語で解説をしてくれます。
外国人のツアー参加者が私達2人を含む3人しか
いなかったためなのか、残念ながら英語のガイドはなく
トルコ語ガイドのみです。
私たちは良いけど、もう1人のヨーロッパ人の人は
所在なさげで可哀想でした
ボートトリップが終わると、
ケマリエの街を見下ろす丘の上までミニバスで登り
記念撮影。
景色はとっても綺麗ですが、ここまで
ずっと日陰がないので結構暑い（笑）
ただ、湿気があまりないので、不快ではない暑さです。
このツアー参加者のまとまりが悪かったのか、
3時間のツアーを終えて帰ったら、3時間どころか
時間が大幅にオーバーしていました
今回の寝台列車の旅で驚いたのですが、
この電車のタイムスケジュールはあって無いようなもの
この停車駅ごとに開催されるツアーは鉄道会社が
運営しているので、列車の出発時間も
このツアーに合わせてずれます（笑
イリチェ駅を出発した時点で1時間半くらいの遅れだったかな
そしてイリチェ駅から列車に揺られること約1時間。
今度はエルジンジャン駅（Erzincan駅）に到着しました
エルジンジャン駅は駅から歩いて中心地に行くことが
できます
私たちはツアーには参加せず、
あらかじめお友達がErzincan出身の友達に
美味しいケバブが食べれるお店をリサーチして
くれていたので、
その店に向かいました
駅から歩くこと約20分ほど。
Evin Doner
ケバブと、アイラン（ヨーグルトドリンク）、サラダが
ついて1人２２TL
食後のチャイはもちろんサービスです
このケバブが脂がのっていてとっても美味しかった
今回の旅で一番の美味しさ
ジューシーでした
お店の人も街の人も程よくフレンドリーで
ケバブの写真を撮りに行ったら、
こんな写真を撮らせてくれました
帰りはタクシーに乗って駅に戻り、
時間に余裕があったのでドウエクスプレスと
一緒に写真撮影など
このあと、副駅長さんに招待されて
副駅長さんの部屋でお茶をご馳走に。
結構強引に私たちを誘ってきたのに、
いざ、お部屋に行くとあまり喋らないので
気を使って話をふるのに大忙しでした（笑
そのあと、よく喋る駅長さん が加わって
が加わって喋っていたら、そろそろ出発の時間。
お礼を言って席をたとうとしたら、
駅長さんが、
まだ大丈夫だ
俺の許可なしに、列車が発車することはないからと（笑
と（笑でもこんな事してたら、どんどん到着時間が遅くなるで＝
気をつけないといけないのはこのドウエクスプレス、
点呼というものがありません
時間になると、人が揃っていようがいまいが
列車は出発します（鉄道会社のツアーはもちろん待つ）
（鉄道会社のツアーはもちろん待つ）駅長さんに、乗り遅れる人いないの
って聞いたら、
たくさんいるよ
って。
って。荷物も乗せたままだし、そういう時はどうするの
と聞いたら、
みんなタクシーで追いかけていくよ。
だから問題ない。って（苦笑）
自由に時間を遅らせるのに、
遅れる人には冷たい（笑）
ですので、自由行動される方は早め早めに動くことを
お勧めします
そしてErzincan駅を出発し、列車に揺られること
約4時間、エルズルム駅（Erzurum）に到着した頃には
夜の22時頃。
またもや停車時間は3時間です。
エルズルムと言えばケバブが横向きに回っている
ジャーケバブが有名
こちらも友人が事前に調べておいてくれた
ジャーケバブの有名店に歩いて行きました。
夜なのでちょっと怖かったけど、徒歩15分ほど。
でもこちらはお味は普通。
これだったらイスタンブールのシルケジ駅近くにある
ジャーケバブ屋さんの方が何倍も美味しい（笑
まーでも本場で食べることに意義があるのです
予定では夜中の１時くらいに出発でしたが私たちは
早めに戻って早めに就寝準備。
０時頃？突然の雷雨で、Erzurumナイトツアー
参加者たちは
雨に濡れてびしょ濡れになって帰ってきたようです。
私はその頃すでに夢の中でした（笑
さて翌日はいよいよ最終目的地、Karsに到着です。
続く。
