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天照皇大神宮 弁財天社 蛭子神社 久嶋神社 宇佐八幡神社 八坂神社 国津神社 天満社 琴平神社 稲荷神社 月読神社 医祖神社 焼火神社 猿田彦神社
10月15日
庭燎神事(12月15日夜) 星祭り節分祭(2月3日) 夏祭り(宵宮7月14日・本宮7月15日、奉納演芸) 子供神輿渡御(7月第2土曜日)
縁起書 縁起旧記3 禁殺生文 棟札9(慶長10年より明治39年) 叙任辞令(正徳元年10月21日付より)10通 攝社旧記・扁額 口宣案10通 神道裁許状並に啓状10通等古文書100点
本殿(木造﨔材極採色春日造 16㎡) 拝殿(銅板葺流造 90,9㎡) 神饌所(銅板入母屋造 30㎡) 社務所(木造瓦葺 61,38㎡) 氏子崇敬者会館(鉄筋コンクリート造二階建 882,704㎡) 知新館(木造瓦葺旧拝殿 95,74㎡) 神輿庫(木造 30㎡) 一ノ鳥居(鉄筋コンクリート造) 石燈樓(御影石造十基) 樓門(木造瓦葺 200㎡) 手水舎(木造瓦葺 30㎡)
3,500㎡
中之島 雑賀町 堺町 畑屋敷 鈴丸 東仲間町 西仲間町 八百屋町 北新 向之芝 新内 吉田 納定 四ケ郷一部等小学校区五含む
当神社は延喜式名神大社 臨時祭に預り朝廷の尊宗篤く、1,700年前仁徳天皇、紀伊国名草郡志磨神社再興の事等、皇室との関係深かった事が伺い知れる。
悠久の昔、紀之川の中洲が堆積して、発達したこの地に氏神として祀られた当社は、紀州三弁財天(伊達神社、静火神社)九頭(国津)信仰などにより、この地を開いた神恩を忘れず、農工商すべての世の幸を増進する人間生活の守護神として、縁結び、治病、交通安全、建築、土木、商工業繁栄の祈願が今も多く、参拝者の姿に観ることが出来る。
『新抄格勅符抄』に大同元(806)年神封七戸寄せ奉るとあり『続日本後紀』、『文徳実録』巻二(正四位上)、巻二十七(従三位)『紀伊国神名帳』(正一位)となって、神階が各々進められ、朝廷の尊崇篤かりしことを伺い知れる。
伊達神社、静火神社に較べれば『和名類聚』巻九「紀伊国名草郡島神戸」と、当社のみ神戸が寄せられているのは、特筆である。
中世にあっては『紀伊国続風土記』巻之七に「志磨の神社境内周百二十六間鳥居前禁殺生、本社、神楽所、庁、鳥居二基、攝社二社、末社十社……、此地紀之川下流にありて地形変遷せし事なれば、当社も又少々移転して往古より今の地にあり……、後世戦争の世となり神戸没収せられ古の姿失ひたれとも慶長検地のとき其の地又没収せられ、社殿旧記天正の兵燹に悉く烏有となり其の詳なる事知るべからず元和の後名祠の廃絶を起され新に社殿を再創し漸々旧観に復し給へり……」とあり天正年間以来10度の火災に逢った事は、現存する10枚の棟札によって証明出来る。
雑賀一揆、根来攻め等当時の和歌山の様子が伺い知れる。
現在の本殿は宝歴6(1756)年に造営されたものである。
いずれにせよ生気凛々清楚にして、瑞々しい女神であり、四季の祭典賑々しく厳修され、7月14日15日の夏まつりは、市内一の風物詩として知られ、数万人の参拝客で賑わう。
(社叢)
境内は楠、椋、銀杏、樫、松、杉、榊等の常緑樹で、鎮守の森にふさわしい様子を呈している。