ひと昔前までは、「運動中に水を飲むな!!」が普通であった。
理由は、
「バテるから」
「水を飲んで走るとお腹が痛くなるまら」と、
また、下痢の激しい患者さんには水を飲ませないこともあったとか・・・
今の50歳代の方なら、学生時代に経験がおありかと・・・
当時はそれが常識?!で、あった。
今はどうだろうか?
●長距離のランニングなどは、走りながら水分補給
●野球部の守備練習中でも、水筒持参
●学生のクラブの試合中に「ウォータタイム」がある
間違っているというよりも、分からなかった、だけかもしれない。
常識も疑ってみる!
よく、賢者はおっしゃいます。
ストレスによる消耗で起こった疾患を、その消耗の原因を取り除くのではなく、
薬などの治療でさらなる消耗をまねく恐れもある。
私たちの身体のある部分がダメージを受けた時、血流を増やして修復しようと
する働きがあります。
これが【炎症】です。
この時、熱や痛みなどが発生します。
それは、修復作業の一環です。
それを、我慢しきれずに血流を止めるような治療は、修復を遅らせます。
身体は、自分で治ろう、治ろうとしているんです。
自然治癒力の賜物なんです。