テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今日はクリスマスという事で、毎年恒例の年末年始限定煙草を吸います。ピーターソンの「クリスマス2019」です。他のブランドからも同様の限定煙草が売られていますが、年内に入手できたのは、ラールセンのイヤー煙草とこれだけでした。ラールセンの方は、年始の最初の煙草レポートで報告する予定です。 ピーターソンの年末年始限定銘柄と言えば、2016年までが「ホリデーシーズン」、2017年が「クリスマスブレンド」という名前で、2018年版が吸えず終い。で、今年が「リミテッドエディション・クリスマス2019」となっています。このように近年名前がコロコロ変わってる訳ですが、まぁ、色々あったんでしょう、煙草界隈の近年のゴタゴタ加減を見ると、致し方なしと言った所でしょう。 それはさて置き、とにかく早速開けてみましょう。 開封時の香りは、バニラにキャラメル、それと少しベリー系の香りも感じます。強めで少々派手な香りです。カットは少し細かいリボンカットとラフカットの混合で、湿気は普通だと思います。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、バニラ入りのクッキー菓子のような味と香りが来ました。完全に砂糖入りのお菓子の味です。ベリー系のような明るい香りもあって、実にクリスマスらしい着香だと思います。ただ、少し注意深く吸うと、バニラクッキー味の向こうには、ブラックキャベンディッシュのベースとなっているであろうバーレー葉に由来すると思われる渋い味があって、着香が抜けた後の喫煙後半の喫味の変化が何となく予想出来ます。 火付きと火持ちは普通です。燃え過ぎる感じもないので、テクニック的には吸いやすい煙草だと思います。 喫煙中盤で、まだまだ着香分のバニラクッキーな喫味が中心にありますが、バーレーの渋い味の部分が少しづつ表に出て来ました。とは言え、着香がかなり強いので、まだ明確に意識する程ではありません。 喫煙終盤では予想された渋味が確かに前に出て来てはいるのですが、着香分がかなり頑張っていて、そこまで意識するには至りません。かなり深い着香のようです。 という事で、喫煙終了。渋みはあるにはありましたが、着香分が最後までメインで続き、バニラクッキーな喫味のまま終わりました。残り香はバニラクッキーで、後味は少し渋味のあるクッキー味でした。 全体的に見て、クリスマスらしいバニラクッキーなお菓子味の煙草だったと思います。 前に吸った同社の限定煙草「スペシャルリザーブ2019」は、微着香な煙草で、どちらかと言えば非着香に近い渋好みの煙草でしたが、今回の「クリスマス2019」は強い着香の派手な煙草でした。同じブランドの限定煙草でも、こういう風に喫味の傾向を変える事は良い方向性だと思います。パイプ煙草業界界隈では、今後は更に限定物が増えて行くような気がするので、強い着香物だけではなく、喫味の傾向に多様性を持たせるのは必要な事でしょう。消費者を飽きさせない工夫の一つだと思います。 追記 年内の煙草レポートは今回で終了です。次回の記事は年末29日の予定ですが、そこでは今年のまとめの記事にする予定です。また、来年最初の記事は元旦に予定していますが、そこでは2020年の目標について書く予定です。ですから、次のパイプ煙草レポートは、新年5日の予定で、ラールセンの「エディション2020」を取り上げます。請う、ご期待! [多様な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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