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カンカン地蔵

2020年07月13日 | 東京エリア
銭塚地蔵堂 (浅草寺境内)

原型をとどめていない石像のカンカン地蔵は、金運スポット
元は大日如来像と伝わるが、石で打ってお参りすると「カンカン」と鳴ることが由来。像を削った石の粉を持ち帰るとお金に困らなくなるというご利益が広まったためこのようなお姿に。塩を奉納して祈願すると財福のご利益があるといわれる。


銭塚地蔵堂
の由来は、次のとおり。
質素な生活を送る一家の妻が「寛永通宝」のいっぱい入った小壺を庭先で掘りあてた。
しかし「これに頼っては働かずに逆に家は滅びる」と考え埋め戻した。この心掛けで一家は繁栄したのでその壷の上に地蔵尊を祀ったという。 
西宮市の「銭塚地蔵尊」の分霊を勧請したもの。

新しい銭塚地蔵堂

また、
亡者送
(もうじゃおくり)の鬼の目的地が此処「銭塚地蔵堂」。

初観音の正月18日の「温座秘法陀羅尼会」の結願の日、締めくくりに「亡者送り」が行われて悪魔を封じ込め大願成就を万全にする。

 





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2 コメント

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元は大日如来像 (ウォーク更家)
2020-08-02 10:56:36
浅草寺境内も、細かく見ていくと、色々な歴史が垣間見えるものですね。

しかし、、金運スポットのカンカン地蔵は、石で打ってお参りされたので、原型をとどめていない石像になってしまったんですね。

元は大日如来像だったそうですが、ぞの像を壊してしまっても許される風習だったんでしょうか、不思議な気もします。
(ウォーク更家) さん へ (iina)
2020-08-02 14:15:25
日本橋から新宿まで歴史散歩もいいですね。^^

ただ、ブラブラしても得るものは少なそうですから、やはり、下調べして丹念に歴史探訪する必要がありそうです。
   このコースは、クルマでさえも相当昔に走った程度です。

> カンカン地蔵は・・・原型をとどめていない石像に・・・像を壊してしまっても許される風習だったんでしょうか
すこしでもご利益を得たいのという庶民の素朴な信仰心だと思います。



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