思うところがあって、あちこちの神社仏閣にお参りに出かけた。
これはもう、ある意味『信仰心クライシス』状態だ。
こうべを垂れて、丁寧に参らせていただく。
絵馬を奉納する。
気がつくと昼時だ。
お腹は空いていないね。
そうだ!
ここからなら虎屋茶寮がすぐそこにある。
甘いものでもいただいて、ちょっと心を休めましょう。
相変わらず、美しい庭だ。
本来、餡子類はあまり好まないことは、何度も書いてきた。
それでもね、虎屋のお菓子は、どれもぺろりといただけてしまうのだ。
どちらかというと嫌いな部類の羊羹も、全然イケる。ww
昔々の新婚時代、慣れない家事に疲れて、甘いものが食べたくなった。
その時家にあったのは、実家からもらってきていた来客用のお菓子、虎屋の『おもかげ』だけだった。(当時、和菓子類は苦手で全く食べなかった。ww)
食料棚から取り出して、竹の皮を剥く。
そのまま切り分けもせず、床に座り込んで、一口齧る。
お・・・美味しい・・・涙
あの時のお腹に染みる甘さは忘れない。
主婦はこうやって甘いものにハマっていくのだな、としみじみ考えた、遠い昔。ww
「あ〜むっちゃ疲れた、もうやってられへんわ!ボーッ(焔を吐く音)」じゃなくて? ペタンと座って羊羹かじって涙ポロリ? 魔女にもそんな時期があったのですね。つい、生まれたときから魑魅魍魎を従えていたかのように思ってしまいますけど。
きっと寺社仏閣界隈では噂ですよ。「実はアレが今日うちに来ましてな」「え?オタクにも?」「うちにも来てたわー!えらい神妙に祈ってくから怖くてかなわんかったわ」「ここはもう静かに暮らすためにも言うこと聞いとくか」「火噴かれても暴れられても困るしなぁ」「いや、ほんまやて」
というわけで、願いは聞き入れられ叶います。大丈夫。ちゃとらちゃんも無事見つかったしね。
うーん、きっと虎屋さんが有るから
その神社に行く事にしたのは、間違いない!
で?餡子が嫌いって?(笑)
ハイハイ、そーですね
きっとそーなんでしょ〜
あ!落語にありましたょね
饅頭怖いって話
その類いですょね
騙されませんょ〜
餡子の元気玉なんて送りませんから(笑)
おかあはん、それじゃあ、え馬に「ちゅーる」って書いてんかー。
げんき玉、おくるからー。
昔も今も、アタクシのキャラは変わっておりません。
「疲れたし!もうやってられへんわっ!!ボーーーーッ!!!」だなんて、そんなお下品なことやるわけが、や、やる訳が・・・ボーーーーーーッ!!!!!
ふん!!
寺社仏閣の方々が、えむ吉さんの仰るようにお願いを聞いてくださるなら、100万回でも焔を吐きますけれど、でもそれって、どう考えても恐喝罪?ww
ちゃとらちゃんのように、私の願いも聞き入れられますように!
たまたま(ここ大事!)近くに虎屋茶寮があったから、ふらふらと蛾が光に吸い寄せられるように、お店に入ってしまったんどす!
まんじゅう怖い?
そんな落語があるんですかぁ?
しらない、しらない、しーーらないっと♪
ところでくにちゃん、私は羊羹が怖いんです♪
特に、虎屋の羊羹がすごく怖いんです!!
絵馬に、甘いもんもっとくれ!って、書いてしもた。
そういえば、名前も書いてしもた。
これってやっぱり恥さらし?ww
甘いもんが届いたら、私はそれでええんやけど。ww
今度行くときは、絵馬に『ちゅーるのあめをふらせてください!くらちき♪』って大書きしておきますね。ww
大量にチュールの雨が降ったら、ちょっと西の方にもまわしてね〜♪