なんとなく気になっていたら、
サービスデー&時間もぴったりで〜
グランドシネマサンシャイン池袋にて
 
リンダはチキンがたべたい!
 
 
予告編からは
なんともシュールな印象だったが
本編はそれ以上に独自の世界観〜
 
幼い頃に父を亡くした小学生のリンダは
パパを忘れられないママンと暮らしている
ある日ママンが大事にしている指輪を
どうしてもつけたくて借りるが、
それをなくしてしまった
 
ママンはいろいろと誤解をして
一方的にリンダを叱りつけるが、
事実を知って後悔し、
リンダに願い事を聞く約束をする
 
リンダの望みはたったひとつ、
記憶の底にあるパパのレシピ、
パプリカチキンを作ってもらうこと〜〜
 
ところが料理はめっぽう苦手のママン、
困ってしまうが仕方ない
翌日二人で買い物に出かける
 
ところがおり悪しく、
ゼネストでどこのお店も休業中
それでも約束だ、
チキンが食べたいっっ
ママンは養鶏所でお願いをしてみるが
留守番の青年は無理だと断る
 
ぶっ飛びなママン、
鶏を自ら捕まえて強奪っっっ
さて二人は逃げ切って
パプリカチキンを作れるのか〜〜〜
 
まずはこの画風に驚く
みたこともないフツーの絵のような、
そして色とりどりで、それが動く
かといってぎくしゃくはしておらず、
すべては滑らかで心地よい
心地良すぎて睡魔も??
ま、寝てる間もない76分の短尺
 
本来ならスーパーで買う鶏肉、
閉まっていたら仕方がないから
生きた鶏を買う
そしたら当然、
締めなくちゃいけない
 
捕まえたものの、
今度は締めてくれる人を求める、
ママンはそこんとこ、
料理下手だからね〜
 
だけど誰しもが、
鶏がかわいそうだとか処理はグロいとか、
そういった発想は持っていない
ただできるか否か、
っていう技術面の問題
 
じゃあ、命を軽く扱ってるのか、
っていうとまたそんなことはなくって
最後のリンダのセリフも効いてくる
古い団地の水漏れとリンクして
上手い運びにかなり納得だった
 
日本人は毎食ごとにきちんと
いただきますとごちそうさまを言うのに
いざ小学校で鶏を育てて、
それを食べようとなったら大問題とか、
って、どうなのさ
って、思い出してしまった
 
観終わってからチキンを食べたくなるか、
と思いきやそうでもなく、
だってパプリカで料理できないし〜
特売の刺身を買って帰ったのでありましたとさ
ごちそうさまでしたっっっ
 
それにしてもこの世界観、
毎度のディズニーやジブリ、
はたまた日本の漫画とは違って
目新しいのが良いのだよね〜

 

↓でもこれ見ると作れそうだよね、
いつの日にか気が向いたら
作ってみるかもしれない、
かもしれない…

 

 

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ひと昔前なら

必ずと言っていいほど

香典返しなんかにもらったお茶、

開けたてはやっぱり美味しいんだが

ついつい飲み切らずに

風味がなくなってしまう

 

母親が寝つきが悪くて

夕方以降にはお茶を飲まなかったためだろう

我が家では日本茶を飲む習慣が

あまりなかった気がする

で、母親はビールを飲んでいたがっっ

 

覚えているのはやっぱり

やかんで沸かした麦茶かな

 

幼い頃に同居していた祖母が

九州の人だったので、

八女茶、という言葉は馴染んでいて

いつも急須のお尻を丸く撫でながら、

 

こうして優しく撫でると

おいしくなる、

 

と教えられた思い出はあって、

いまだにお湯を注いだ後には

急須のお尻を撫でて、

おいしくなあれ、と呟いてしまう

 

某撮影所時代は

師匠から厳しく言われて

まずはお湯を湯呑み茶碗に入れて、

それを急須に入れてから注ぐ、

湯呑みを温める意味もあるし、

分量も正確だし、

と、スタッフルームでは厳守していたっけ

 

それでも自分の家では

茶葉の始末も面倒で

なかなかお茶の生活にはならなかった

 

しかも30代になってから

それまでの紅茶党が

コーヒーに目覚めたりして

やっぱり日本茶を淹れる

という生活には遠かった

 

それがなんだか最近になって、

やっぱ日本茶、うまいよな〜

なんて思うようになり、

食後のコーヒーは外せないが、

それはそれ、

で、今はいろいろティーバッグもあるし

 

と試してみたものの、

どうも味がイマイチで

かといって手近なお茶を買うと

量が多くってなかなか使い切らない

そして味が確実に落ちる〜

 

そこでまずは形から??

急須も探していたのだが、

どうにもピンとこないし、

いいや、どうせなら、と、

ニトリのスケルトンの洋風急須、

これに落ち着いた次第

 

で、去年は

京都で買おう、

少々高くてもいいお茶を少量、

と思って

お土産によく売っている

極小の缶入りを買ってみた

 

1080円、

ちょうど良さげ、

と思って嬉しく、

さぁ、いただこう、

とお湯を沸かしたりしたら

 

image

 

あ、抹茶だったかっっっ

というショック

なにしろお子ちゃまなので

苦いのは苦手、

エスプレッソも抹茶もパスだよ

(もちろん料亭なんかの

お料理の後のお抹茶はいただくが)

 

 

なので今回の京都では

くれぐれも気をつけて、

フツーに玉露を買ってみた

これも少量だから1000円ちょいか

 

急須も親の代からの、

古い一張羅をね

 

ちょうど今日、

バイト先で先輩にいただいた

お菓子を用意して

(ってかこれ、京都のお菓子やん)

 

急須のお尻を撫でながら、

おいしくなあれ〜〜

と唱えて、

夕食後にいただくと、

あああ、美味し、

そして鼓月のお菓子、

これまた美味し〜〜

 

 

ってことで、

ようやくこれに落ち着いた

 

なにしろ親に似ず、

夜のお茶もコーヒーもOK、

これで当分楽しめるわ〜い

 

 

 

 

観る気もなかったのに、
毎度の時間がちょうど良くって
昨日とまるっきり同じスクリーン同じ座席
グランドシネマサンシャイン池袋にて
 
ゴーストバスターズ フローズン・サマー
 
 
予告編はかなり長期間見たが、
本編はずいぶん早くに縮小??
今日もお客さんは少なく…
 
観てからわかったが(これも毎度)
2年ほど前にかなり楽しんだ
ゴーストバスターズ アフターライフ
の続編だった
 
どうも予告編は
氷河期を前面に出していて
イメージが違ったから
それが敗因では???
なんて思いつつ
 
前作で活躍した娘フィービーと
その家族(義理の父も)、
ゴーストバスターズとして活躍だが
あまりに周囲を破壊することもあり、
ニューヨーク市長から嫌われて
フィービーが未成年ということで
仕事から外されてしまう
 
そんな折に
古代のゴーストが封印されている
真鍮の球がスタンツの鑑定店に持ち込まれる
 
スタンツが研究所に持ち込むと
ゴーストたちが騒ぎ出して…
 
お馴染みの大暴れゴーストものだし
安心して観ていられる娯楽作、
初代ゴーストバスターズも主要な役で
引き続きの若手を引き立てる
 
老境に入っての彼らのやりとりは
なんだか身につまされたりするが
そこがまたいいかも〜
 
開映前の予告編で
あぶない刑事が流れていて、
主役の二人がこちらに向けて
宣伝文句を言うんだけれど、
申し訳ないがこれって、
いわゆる、イタイ、って感じ??
いや、
ファンの人にはごめんだけど
さすがにこれこそ老境の入口で
今の若者たちに訴求力は…
まあ、狙いはシニア層なら??
と言ったって、
haha でさえこれはパスだな
(元々見てなかったし)
いやマジでファンの人、ごめんね
 
こんなに言っといて
時間合わせで観てしまう、
なんてことも
しかも面白かった〜
なんてありがちだし…
なのでやっぱり
映画は観てから感想をね(自戒)
 
 
 
 

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予告編で面白そう〜と思い、
昨日の代出勤でのバイト帰りに
グランドシネマサンシャイン池袋にて
 
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章
 
 
3年前に千葉上空に出現した、
母艦らしきものが少しずつ動いて
今は東京上空に居座っている
 
時折偵察機のようなものを吐き出すが
日本政府、というよりも、アメリカが
その軍事力を試すように攻撃しては
撃沈したものをさらっていく
 
そんな中での生活も日常化してしまい、
高校生の門出やおんたんたちは
青春を謳歌しつつ未来を考えていた
 
しかし墜落した偵察機の乗組員、
と思われる生命体は街に放たれている
と信じるものたちもいる
東京の大気が汚染されたと
地方に移住するものも増えるし、
この際都心に出てくる若者もいる
 
混沌とした先の見えない日々に、
門出とおんたんは高校を卒業して
新たな一歩を踏み出す…
 
なんとも壮大な話であるのだが、
イマドキ高校生の会話力が面白く
頭の回転の速いやり取りには
ついついニヤニヤしてしまう
ま、おばさん的にわからんことも多いが〜
 
しかし彼女たちの愛するキャラ、
これがなにかに似ているぞ〜
頭にプロペラをつけて飛んだり、
なんとか棒を出して相手をやっつけたり
 
この辺りの狙いが
原作を知らないので掴みかねたが
つまりは得体の知れぬものは
新型コロナであり、
救いはドラえもんの世界観か
 
後編を観ればすっきりとわかるのか、
期待するしかないな(ちょっと怖いが)
 
女子高生たちのキャラクターは
とても好もしく楽しいので、
初見でも十分見応えがある
忘れないうちに早いとこ、
後編を観たいもんだぞ〜〜〜い
 

 

 

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午後からのライブに合わせて、
朝からてくてくと向かったのは
池袋シネマ・ロサ
 
貴公子
 
 
フィリピン人と韓国人の間の、
孤児が多い街で育ったマルコは
病気の母親のために
違法なボクサーとして
その力を利用して生きている
 
ある日母子を捨てた韓国人の父が病気で
彼を探していると弁護士が現れる
金持ちなので母親の面倒も見る、
と、とにかく急かされて
フィリピンから韓国へ向かうが
弁護士たちの目を盗んで
自分はプロで友達と名乗る男が
マルコに近づき、
脅しとも取れる言動をとる
 
不安の中で韓国に着くと、
彼は異母兄弟の兄から拘束され
病の床に臥す父の前に出るのだが…
 
説明すると込み入っているが、
まぁ、脚本的にも荒っぽい
強引な部分も多いけれど、
このマルコを巡るあれこれは
結構奇抜で面白くはある
 
なのでプロとマルコの道中が
かなり中だるみしてたけれども
それでも終盤、
というよりも
オチが面白くて許す???
 
このプロフェッショナルを自称する男、
彼こそが貴公子にして主役なんだけれど、
確かにキレイ系で笑顔で人を殺すのは
haha も大好きなシチュエーション、
しかもこの人、
映画初主演って、マジか
韓国映画は俳優層も厚いのね〜
といって、なかなか顔の区別が、
ってことで、ごめん〜〜
 

でもって、入場者特典ありっっ

 

 
 

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例の息子のお相手のご両親との

顔合わせの記事

haha はこう書いた〜〜

子どもたちのいない折に

あちらの3人に向かって、

 

言い方はおかしいだろうけど、

普通とはかなり違う世界で

好きなことをやってきた自分が

こうして一般的なことをできるとは

正直思ってもみなかった、

本当にありがとうございます、

よろしくお願いいたします…

 

実はこれは端折っていて

当然前後の会話がいろいろあり、

やっぱり自分が特に撮影所という

かなり特殊な世界で生きてきた、

ということを少し話したのだった

 

といってもこれを読む人には

なかなかピンとこないだろう

今は撮影の世界も法令遵守だろうが

少なくとも3、40年前の

それも京都の某撮影所では

フツーにカタギではない人たちがいて

個性のぶつかり合いを生業とするような

まぁ常識では考えられないような仕事ぶりで

 

その上時代はまだまだ昭和、

平成になったって徒弟制度に男社会、

パワハラモラハラセクハラなんて

言葉の存在すらありえない環境で

それこそ女性だってしたたかに生きていた

 

そこにハタチのぽっと出が

20年近く育てられたとしたら

そらぁ一般的な育ちとは違うわな〜

でもって当然、

そんな自覚はあるからさ

 

しかもその後、

足を洗って東京での生活に戻り、

っていってもなかなか常識が身に付かず

 

なにしろ夕方近所でご父兄に会っても

おはようございますっっ

なんて言ってしまってから、

あ、っと赤面するありさま

 

そんな自分の来し方を、

決して恥ずかしいとは思ってないし

身を置いていた頃こそ、

師匠も公私にわたって厳しくて

マジ不自由だっっと思っていたが

これこそが自由に生きた証だったのかと

今ならちょっと思ったりもする

…ちょっと???

 

ただやっぱり、

自分の生き方がフツーではなく

フツーとはなんぞやといえば、

一般的に数の多い生活のことであり、

まったく他意はないのだが

要するにそういった

平均的な生き方ではなく

変な、社会をハスに見るような、

とんがった、一風変わった、

ところで育ってきたことは確かで

 

今回の、息子の結婚、

しかもこれがまったくもって

フツーの、

だから一般的な、

結婚の過程を進んでいることに

かなりの驚きを持ってしまって

 

こんな生き方をしてきた自分の息子が、

まさかこんな一般的な道をゆくとは…

という驚きなのであるよ

 

だからこれをついつい口にして、

自分なんかの、

とか、

まさか自分とこが、

とか言うと、

それを聞いた人はもれなく、

 

ちょっと驚いた顔をしたり、

ちょっと困った顔をしたりして

え〜、そんなことないでしょ、

大丈夫、自信を持って、

とかとかいろいろ言ってくれる

 

う〜〜ん、

確かに全然自信はないけどさ、

決して卑下してるワケじゃない

 

だからそこんとこは、

あの3人に向けて話した時に

相手の方々は理解してくれた、

と信じている

 

でもついつい嬉しいのもあり、

あちこちで言ってしまうので

(もちろん友人関係だけだよ)

こんなふうに言われるんだけど

ここまで説明はしてないしね〜

 

だからなんとなくこうして、

自分の中で整理してみた次第

 

で、改めてわかったけど、

そう、自分の20代から30代、

およそ20年間の撮影所人生は

得難い貴重な体験であり、

我が人生を悔いなきものにしてくれた

 

その後の長い迷走も

そして今も迷走しているけれども、

それでも構わないほど

当時はしっかり生きてたと思う

(たぶん)

 

だからこんな呟きを

卑下と取らないでね

って、自分がいちばんわかってるよ、

言わなきゃいいだけ、

ってことくらいはさぁ〜〜〜

(だって嬉しいんだもん???)

 

 

 
 
 
 
 
2本目まで小一時間あって
前の記事を書いていたら
ヤバい、10分前だ〜
とダッシュで向かったのは
ヒューマントラストシネマ有楽町、
 
ブルックリンでオペラを
 
 
スティーブンはオペラの作曲家だが
すっかりスランプに陥っていて、
約束の期限までに書けそうにない
 
潔癖症の妻パトリシアは精神科医で
彼を犬と一緒に外に放り出してみる
 
足の向くままに出かけた彼は
たまたま入ったバーで
船長をしているという女カトリーヌと出会う
 
カトリーヌは自らを恋愛依存症と言い、
彼を自分の船に誘い込んで関係を持つ
そうなったものの恐れをなしたスティーブン、
慌てて逃げ帰るのだった
 
一方パトリシアの息子で
18歳のジュリアンは
16歳の彼女がいて、
その義理の父親から疎まれた挙句
性犯罪者として訴えると言われ…
 
登場人物はそれぞれ多国籍で
あれこれ抱えているので混沌、
それをうまく整理してあるので
話自体は滞ることなく
自然にうまく流れていく
 
ただの夫婦の話ではなく、
若い二人の恋愛事情が絡むのは
なかなか面白い作りで勉強にもなる
結婚に関する州による違いとか、
牧師の資格がネットで即取れるとか〜
 
そんな多様性の最たるものが、
このスティーブン役の
ピーター・ディンクレイジだろう
小人症の彼がフツーに、
といっては語弊があるのは承知だが
だがまったくもってフツーに主役で
なんの特殊な設定もないのだから
 
だが逆にこれが、
高身長の俳優がやっていたら
なんの個性もない作品になったろう
それは火を見るよりも明らかで、
とにもかくにもこの映画のキモだ
 
彼はこれまた一昨年の シラノ が
素晴らしかったから
記憶にも新しい華々しき存在で
これが彼の個性ならば
それを生かした秀作が増えることは
大歓迎でしかない
ってな具合で、
あれこれ考えながらも
閉鎖的と前向きが混在する、
これが今のアメリカ的なのかな〜
 
 
 

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今日は銀座方面で2本立てと決めて
まずは、TOHOシネマズシャンテへ
 
プリシラ
 
 
この手の作品については
単なる興味本位なので
むしろ外せない???
 
一昨年の エルヴィス  で、
エルヴィス・プレスリーについては
かなり学んだところだったので
その裏にあった極々私的な部分が
かなり面白かった
 
西ドイツに赴任中の軍人の娘、
プリシラはまだ幼い少女だったが
誘われて同地に滞在中のプレスリーに会う
もちろん両親は猛反対だが、
エルヴィス本人がプリシラを気に入り
毎日のように話し相手に求めた
 
彼の真剣さに両親も折れて、
アメリカに帰国した彼の希望に
プリシラを渡米させることも認めた
 
まだ16、7歳のプリシラは
アメリカで高校を卒業するという条件で
エルヴィス邸に暮らすことになり、
周囲も公認の関係となっていく
 
しかし実際にそれは清らかな関係で、
マスコミに取り沙汰される彼の女性関係を
プリシラは嫉妬しながら耐えるしかなかった
 
エルヴィスは彼女を愛するものの、
あくまで彼の価値観で縛り付けていく…
 
で、これはもう事実だから
ネタバレOKってことで
(自分も知らなかったから、
ネタバレヤダとは思うけどね)
 
このプリシラがやがて、
彼の生き方に耐えられなくなり
家を出るまでのお話〜〜
 
10代の若いプラトニックな愛は
女にとっては激しく熱いが、
20代ですでに成功している
男にとってはゲームなのか理想なのか
 
おさな妻という言葉を思い起こすが
ペットか人形のような歪んだ愛の形、
互いの価値観が合うならそれもよし、
だが少女はやがて大人になる、
それも男よりもずっと早くね
 
豪邸に暮らすプリシラだが、
室内シーンが多くて
閉じ込められ感が半端ない
 
あの、
スペンサー ダイアナの決意
の、ダイアナを思い出すが
あそこまで徹底しての表現は
さすがにできないか
 
天才、スター、カリスマ、
そんな男を家庭人として
成り立たせることは不可能と知る
 
二人とも勘違い、
と、言い切ってやりたいほどの
スタートからの間違いだろうが
こうして間違うことが男と女なのね〜
と、自分の間違いを棚に上げ、
ま、一般庶民の間違いは
結構修正できたりもするし
案外乗り越えられるしね…
 
 
 

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満を持してのこれ、
TOHOシネマズ池袋にて
 
オッペンハイマー
 
 
昨日たまたま、
この監督の長編デビュー作である
フォロウィング を観てきたので
今回もその作家性には驚くばかり
 
若き天才物理学者ロバートは、
知識欲からヨーロッパにも渡るが
実は実験が苦手であり
厳しい指導教授を逆恨みすることさえあった
 
第二次世界大戦が始まると
原子力委員会から招かれて
原爆を作るあのマンハッタン計画を指揮することになる
 
世界中から優秀な仲間を集めるが、
友人であるラビは
大量殺戮兵器を生み出すことを拒む
しかしロバートにとってのそれは、
あくまでナチスドイツを葬るためで
正義の兵器であり、
人類を救うものだと信じている
 
いよいよ実験に成功した頃には
もうヒトラーは自殺して
目標を見失ったはずが、
敗戦が確実な日本を標的とすることになる
 
多くの仲間がそれを憂いて
反対運動まで起こすが、
ロバートはそこに署名をしなかった
 
当初の想定では
死者は2〜300人程度、
それが実際には戦後も含めれば
何十万人と夥しい数になっている
 
そこで初めて良心の呵責を感じた彼は
一躍時の人となって持ち上げられ、
次なる水素爆弾の開発を打診されるも拒否
 
そこから状況が一変して、
過去の交友関係などから
ソ連のスパイではないかと嫌疑がかかる
時は赤狩り全盛期で、
公聴会でも不利な証言ばかり
すっかり疲弊するロバートだったが…
 
まぁ、史実に基く原作ものだけど
あくまで映画的演出が多いと思われる
なにしろロバートの内面を描くにも
あまりに美しく切なく、
 
映像の美しさ、
音響効果の美しさ、
編集の美しさ、
そこに史実の理不尽さ、
人間の矮小さが生み出すものが
繊細に描かれていて
実際の映像を使わない分、
それを知っている現代の我々は
心を抉られるのだよね
 
ロバート・オッペンハイマー、
彼の背負ったものは
人類が背負ったものであって
それをノーラン流に見せつけた作品なり
 
180分、
怯んだが大丈夫だったし、
もう一度観たいかも
 
渦中のロバート・ダウニーJr.
元々大嫌いなんだけど
それがよかったかなぁ〜
 
それにしても歴史的発明ってのは、
電気とかダイナマイトとか、
それ自体は平和利用にも必須だし
悪用もできてしまう
でもこの原爆ってものは???
人類がいる限りついて回ること、
考えても仕方ないが、
向き合うことも大切なのよね
 
 
 

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ほぼ半月ぶりの早朝からのバイト、
久しぶりでも状況は変わらず、
というのを喜ぶべきかの高齢者施設…
時差ボケから脱して普通にボケて、
その足で向かったのは
新宿武蔵野館、
 
フォロウィング
 
 
25年前の作品とのことだが、
なんで今更と言えば
ああ、まだ観ていないあの作品の監督か〜
 
そちらは明日行く予定なので
それについてはまた明日
 
サービスデーの夕方とあって
かなりの混み具合
70分という短尺、
よもや居眠りはすまいと
前列中央で見上げる
 
作家志望のビルは
街中で目についた人間を尾行する、
という思いつきにハマっている
自分なりのルールがあって、
夜女性をつけない、とか、
家なり職場なりがわかったらやめる、
とか、
それがある日、ルールを破り
ある男性をしつこくつけていると
見破られてしまい、
逆に連れ回されるハメになる
その男、実は空き巣狙いで
ビルもその男のやり口に乗せられて〜
 
好奇心が仇となって
どんどん深みにハマる男を
待ち受ける罠は、
予想外に大きくてびっくり
そこが脚本力なんだろう
最後にすっかり目が覚めた???
 
小道具の扱いとこだわりなんかに
長編デビュー作という
クリストファー・ノーラン監督、
他の作品未見でもはっきり伝わってくる
独自性はなかなかだよね〜
70分で引き締まった脚本力もさすがだし
やっぱり作家性というのは表出している
 
さて明日予定しているあの話題作、
どうなんだろうかな、楽しみなり
久しぶりにこっちのホットヨガにいき、
その後に観る予定なので
今度は180分という長尺だそうだから
よもや眠くならないだろうなっっっ
 

 

 

 

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