夜の銀座のシャンソンライブに合わせて、

痛い足を引きずりながら(詳細は昨日の記事…💦)

丸の内ピカデリーへ

 

   HiGH&LOW THE WORST

 

 

学園ものは観ても、さすがにこの手の作品は観なかったが

あまりに高評価だったのと、時間がぴったりだったのと…

 

で、やっぱりね、映画は食わず嫌いでは損をする、

面白かった〜〜〜〜

 

 

地元商店のおばあが死んで、

幼馴染の5人の仲間が集まる

その中のふじおは地元高校に編入してくるという

本当はもう1人いるが、近頃よくない噂がある

 

その編入先の悪名高き男子校、

定時制と全日制のワルが決闘して、

定時制の村山がテッペンを獲ったってことで落ち着いている

そこへふじおが参入して一触即発だが、

校内や地域で薬物が出回っていることから、一致団結して

その流し元であるとされる敵対高校に戦いを挑むことになる

 

一方噂を流されている学校側でも同じ問題が起こり、

それは村山たちの学校であると信じて、応戦するが

互いの誤解だということがわかってきて…

 

本物のワルを突き止めて、ってなお話は単純明快だし、

やたらと立ち回りばっかりで長尺ではあるんだが

幼馴染の一人を救い出すことや、優等生の行く末など、

ちょこちょこっとした話がうまくできていて飽きさせない

 

シリーズ物と知ってはいたけれど、

これはこれで十分成り立っていたので、そこは大丈夫

高校生に見えないヤクザ顔負けの面々も生き生きして、

ありえないワル高校とか朽ち果てた団地とか、

よくやるよ、って、美術さんと殺陣師を尊敬するわ

(あ、イマドキはアクションディレクター??)

 

ダンスのような立ち回りは見事で、

長回しを生かして群衆が美しく戦っている

若い俳優さんたちの身のこなし、凄いね〜

 

番長、なんて言葉が古臭く聞こえるが

中身はミュージカルのようなヤクザ映画

(さすがにウェストサイド物語とまでは言わないけどね)

 

若い女の子に混じって観るのは、

正直かなり恥ずかしかったが

これは観ておいてよかった

 

曲がったキュウリの話なんて、結構感動の逸話だった

それなりに脚本がうまく、原作があるんだっけ、

だけどやっぱり、映画は自分の目で観るべし、って実感


若手でテレビでもよく見かける山田裕貴くんが好演、

志尊淳くんはまだまだ登っていく俳優さんだね〜

クセのある脇役さんの世代交代には欠かせない人材

 

といって、シリーズを観る気はないけれど

これはこれで大満足、すっきりしたところで

足を引きずって、大人の銀座へ向かいます〜〜

 

 

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