バタバタと落ち着かない日々で

唯一落ち着くのが映画館の座席…

で、今日も落ち着きに行く、TOHOシネマズ日比谷〜

 

   ベル・カント とらわれのアリア

 

 

つい最近予告編を観ていたと思ったら

もう終演が近いので慌てて駆けつける

で、観ればわかる、この上映期間の短さ〜

 

 

我らが渡辺謙さん演じる日本のエリート細川氏は、

南米某国の工場誘致に招かれて、

ゲン・ワタナベというふざけた役名の通訳である

加瀬亮君を連れて、気乗りしない現地へ赴く

しかし、リクエストしていたサロンコンサートでは

大大好きなオペラ歌手ロクサーヌ・コスを招いてもらって

ご満悦、思いっきり鼻の下を伸ばして、コンサートは始まる

 

そこへ突然のテロ行為が勃発、

謙さんはここぞとばかりにロクサーヌを庇ったり、

一気にお近づきになる役得…

 

あ、別に悪意ある書き方をしたわけじゃない

実際にはそこまで露骨な行動ではないものの、

あまりに二人の距離の近づき方が極端だったので

まぁ、文字にすればこうなってしまう、ってこと

 

その間、テロリストとの便利な通訳に使われる加瀬君は、

テログループの若き女子戦士カルメンの語学教師になり

お互いに惹かれ合い…、という

大人のドロドロとは正反対な、戦場に花的な恋バナもあり

このゲン・ワタナベが一人いい役をさらってる感じ

 

さて、対外的なテロ交渉は難航し、

政府との間が膠着してしまって、1週間も経つと

人質もテロリストも心が通じ合ったりしちゃって

水が止められた時には、ロクサーヌの歌を通じて

水を出すように要求したりして、

 

そのあとは一気に、外でサッカーに興じたり、

オペラを教えたり、なんだか理想郷みたいな???

 

しかし当然、運命の時は近づいて…というお話

 

え〜〜、そうなのか、

あんまり緊迫感もなく、

冒頭に書いた通り、謙さんはラブロマンス向きじゃないのよ

ジュリアン・ムーアも(ああ、同い年だったか)

さすがに痩せすぎててオペラ歌手には見えないし

 

こんなに映画中毒じゃなかったら、観に行かなかったな、

っていう作品だった、

とはいえ、観なくちゃわからないんだけどね〜

 

あ〜、貴重なレディスデーの1本、ちょっと損した気分で

さらにもう1本、こちらはすでに損する前提(失礼)

これから駆けつけまするっっっっ

 

 

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