実に10日ぶりの映画館は、

ようやく使えるTOHO無料パスのまだ5本目くらいか??

数える気力もなく、とりあえずはTOHOシネマズ日本橋へ

 

   ラストレター

 

 

打ち合わせ終わりにふらりと寄って、

とりあえず観られるものの選択、

そうそう、

我が映画学校卒の親しき女優さんが出てたのよねっっ

 

なんと彼女は初っ端の方に出ているじゃないの、

どこかな、なんて迷うこともなく、

セリフどころか、つけてパン〜〜って、まあ素晴らしっっ

 

ってな内輪ネタは置いといて、

岩井俊二の世界は久しぶり

 

実家の姉が亡くなって、妹は手伝いを終えて帰るが

それぞれの娘は夏休みをその家で一緒に過ごす

 

姉宛に届いた同窓会通知に、

妹が顔を出すと姉と間違われ、それをただすヒマもない

そこで初恋の人であり、姉を思い続ける乙坂に再会し、

なりすましの妹は慌てて逃げ出す

 

乙坂の方は妹を姉の美咲として連絡してきて、

二人は文通を始めることになる

 

そんな乙坂からの手紙が実家に届いたことから、

今度は二人の娘たちが、それに返事を書き始めて…

 

と、あっちやこっちで手紙が飛び交う展開で、

こりゃあもう、観ればわかるが、突っ込みどころ満載っっ

 

そこはだって、わかっていたのテイにすればいいのに、

とかね、いい雰囲気のいい作品に、まさかのどデカイ穴…

 

あとはまた、監督編集か、たるい〜〜

宮城を舞台に、映像がムッチャ綺麗で、

少女たちの雨の中の立ち姿の美しさには惚れ惚れだけど、

さすがに終盤飽きてくるんだわ

 

トヨエツ怪演も楽しいが、中山美穂がよろしいっっ

その前のシーンの狭いアパートでのカットバック、

残念ながらイマジナリーライン違反すぎて、これはダメ、

 

全般にクセのある俳優さんを使っていながら、

全員クセなく、とってもよかった

全部の個性を打ち消したようなところが不思議で

それこそがこの作品の淡い感じを素敵に表していて

これはかなり珍しい雰囲気

 

だからこそ、もっとバッサリいって、

すっきりしてたらよかったのにね

 

さ、今日のミーティングの課題をやらなくちゃだし、

明日からは施設バイト早番3連勤だし、

ああ、考えたくないけど、キッチン査察とかって…

(バイトには荷が重いだろ〜〜)

もう減点されたって、知らないし〜、

平常心でがんばろっっ(プレッシャーに弱い…)