我慢の3週間だとかって、

でも経済は回さなくっちゃとかって、

あまりにバカバカしすぎて(失礼)

 

だったらもう、暴言承知で言うけど、

新型コロナ罹患者で回復した人たちが

団体でオカネを使うべし、なんて思ってしまったよ

 

ま、皮肉も冗談もきっと許されないご時世、

炎上するくらいがちょうどいいのかも、なんてね

 

そんなお気楽回復者のhaha だけど、

実は結構後遺症っぽいこともある

なんだかね、チカラが入らないのよね、

疲れやすいのか、イマイチいつものパワーが出ない

 

でもこの前聞きかじった、

COVID-19回復者血漿研究

ってヤツに参加してみようと、

こういう行動力はまだまだパワフルで

すぐに情報収集したんだけど、

 

COVID-19発症日またはPCR検査陽性日が証明できる書類

っていう、唯一必要な書類が、実は存在しない

 

というのも、

まず最初の、陰性、という連絡は上司からの電話だった、

そのあとの再検査は会社からの委託だったクリニックで、

陽性という緊急連絡も電話だった

その後の保健所からの聞き取りも電話だったし、

入院後のやりとりも書面としては存在しない

 

退院の確認書とか血液検査の数値表はあるけど、

それでは陽性と判断されたかどうかはわからない

入院していた病院に、診断書を依頼しようかと電話するが

そこでも、陽性という判断は当院ではない、

ここではPCR検査をしていないので、

診断書に明記するのは無理、との見解

 

え〜〜、じゃあどうする???

そうか、陽性と連絡をくれたクリニックか、

と、あの親切な先生に三度四度のメール

陽性になった日付と名前が記入されている書類、

発行していただけますか、と、用途を書いて〜

 

先生は快く、郵送します、とのことで

それが届くのをしばし待っていた次第

 

で、それが届き、

早速、研究センターへ参加申し込みをして、

今日がその面談日だった

 

出来る限りの関係書類を持参するように、

とのことだったので、

その血液検査の結果やら入院時の案内やら、

それらしきものを揃えて、

今度は血液検査もあるし、

前回の献血拒否事件のようにならないよう、

水分もたっぷり摂って、と、準備万端、

(過去記事haha 献血断られるっっご参照)

 

いそいそと、

国立国際医療研究センターへと向かったのでありましたっ

(実はここ、思い出したくない黒歴史の1ページが…、

っていうのはまた別のお話)

 

で、時間的なのか、空いている初診受付に行くと、

すぐに話が通じて、申込書に記入してしばらく待つ

5分ほど待ったあと、院内の地図を渡され、

広い院内を感染症センターへ向かう

 

 

白い巨塔ばりの吹き抜けを見ながら

2階へ上がって、長い廊下を行くと目的地

 

 

静かなんだけど、なにげに人は多い

持参した書類を渡して(コピー取られる)

問診票に記入し、またしばし待つ

同じような人が何人かいる感じ

 

で、若い男性先生が来て、個室で面談が始まる

ホームページで読み尽くした内容だが、

丁寧に意義やリスクを説明してくれて、

同意撤回書までついた書類一式を受け取り、

同意書にサインする

 

その際に、今の状態を聞かれ、

この、チカラが入らない状況を話すと、

結構そういう事例が多いとのこと

ただし、今までバリバリ動いていた人が

長く休んでしまったことでの体調不良的なこともあり、

後遺症とはっきり言えるかどうか…と言われてしまった

それは薄々思っていたので、ま、いっかぁ

 

そして、今日の血液検査の結果で、

抗体の数値や諸々の条件が合えば、

本番たる血漿提供となるんだが、

それまでには2〜3週間かかるそう

 

と同時に、今回同意してもらえれば、

他の研究用途で血液を提供してほしい、

って、もちろん、どうぞどうぞ、

むしろ、2〜3週間待ってダメだったとしても、

今回の血液がなにかしらのお役に立てるならば〜〜

 

で、こちらに関しては、他の担当者さんが入れ替わり、

その同意書にサイン、もちろん同意撤回書もいただく

 

 

入れ替わりで説明に入ってきた方から、

今日の交通費代わりとのことで、500円のQUOカード、

それと、担当者も苦笑がちな、ミニバッグをいただく…

…うん、微妙、どうせならエコバッグの方が(失礼)

 

後で気づいたが、このキャラクターに込められた思いも
しっかり書いてあった
さっきの感想が申し訳ない〜〜(マジ、ごめんなさい)

 

 

こんなバッグを、みんなが持って歩けば、

それだけ大勢が回復したってことになるんだね〜〜

 

さて、心電図検査とかはなく、

自ら10本ほどの試験管??

様々な検査用に別々に血液を入れる容器、

それを束ねて入れたカップを持たされて

また地図を渡され、今度は3階に向かう

 

しまったなぁ、水分摂りすぎてトイレ行きたい〜

でも、手には書類やら血液検査キット??

仕方ない、我慢我慢

 

で、またおしゃれな吹き抜けを通り過ぎて

大きいけどガランとした採血室へ

 

 

裏声のような愛想の良い声で機械的に説明する、

ガタイのいいおにいさん、

また血管を探されるのかと思いきや、

裏声で喋りながら、ハイ、チクリとしますよ〜〜

って、あっという間に針が入ってるっっっ

 

こんな一発でって生まれて初めての経験、

献血断られるっっなんて経験もあったのに(しつこい)

なんて驚いている暇もなく、

 

フツーはここまで説明するとちょうど終わるんですけど、

なにしろたくさん取るから、もう説明終わりましたね〜

 

なんて、今度はフツーの声で言うのでまたびっくり

いやいや、終わるまでしゃべってくださいっっ

と、懇願、

どうやらおしゃべり好きらしく、すぐに引き取って

ですよね〜、

こうして採血するのってもう7万人くらいやってるんです、

その中で8人ほど、採血が好きだって人がいましたね〜

 

ほへ、すごい話、と、内心びっくりだけど、

こっちは針を見ない主義なので(痛いもん)

顔を背けたまま、

それじゃあ、吸血鬼ですね〜

なんて定番のジョークを返すと、

 

そうなんですよ、母親にいっつも言われます、

でもね、献血必要なんですよ、

と、真面目な話になる

献血は結構行ってるんで、と、ここは激しく同意、

 

献血は決して不要不急ではないから、

それこそ減って困るんですよ、

と、ここはなかなか熱い

 

結構話し込んで、ようやく10本分の採血が終わる、

そのあとは、

 

献血ならお菓子やジュースが出るんですけどね、

なにも出ないので、5分ほど休んで帰ってください

 

ふ〜〜う、

本番の血漿採取に至るかどうかはかわからないが、

とにもかくにも、

今日のところはほんのちょっとお役に立ったか

 

そして、トイレに駆け込んでから、

日の暮れの早い街を一駅先まで歩いて

のんびりと帰りましたとさ

 

そしてやっぱり、これを機に言いたいのは、

新型コロナに罹ってしまって落ち込んでも仕方ない、

それでも何か出来ることはある、ってこと、

 

そして幸いにして、罹患していない人、

ぜひ、万全の防御をして献血に行ってほしい

今こそ出来る最高のボランティア

 

やろうと思っても、

体重制限、年齢制限、体調や血管問題まで〜

いろんな要素で献血できないことも多いんだから、

一人でも多くの善意をねっっ

 

 

 


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