▲あたたかい白米に、シャキシャキの漬け物
日本人でよかった。日本の食卓バンザイ!と思わされる瞬間ですね
・・・・・・あ、例によって、本文中とは何の関係もありません。
裏方
が、その職務を放棄した時に、
組織は崩壊すると思っています。
例外なく、なんでも。
分をわきまえるというか、
与えられた役目や仕事というのは、
各々、決められているから組織ってうまく回ると思うんです。
間違った意味で、
「全員が主役」
「自分にもスポットライト」
なことを考え出したり、やりだしたら、収集つかないじゃあないですか?
最近とみにそういう人々、
増えたと思います。
“アンタ、いつから出る側になったんだよ?”というひと。
これ、
もうなくなった(潰れた)芸能事務所の話だから、
ここで書いちゃってもいいのかなと思いますが、
とある民謡歌手の、個人事務所の女性社長(50台)が、
そりゃまあ出たがりで。
歌手のお姉さんそっちのけで舞台でしゃべったり、
ブログに登場したりが過ぎるものだから、
それとなく注意したことがあるんです。
「なんで?
お客さんは私を求めているのに?
お客さんは、○○ちゃんより、しゃちょーの講演聞きたいわあーって、
言ってくれるのよ?お客さんのリクエストに応えているだけじゃない」
一切悪びれるでもなく、居直って言っていました。
まあ・・・その女性社長は、
今まで他の分野で実績を積まれた方で、
企業のコンサルなどもされていたというから、地方の芸能の分野でもやっていけると自信があったんでしょう。
結果どうなったか・・・・・・
去年、そのときの歌手のお姉さんに町でばったり会ったら、
女性社長がちゃんとプロモーション活動してくれないので、
バカらしくなって事務所を辞めて、
今はカラオケスナックをしながら、
たまに個人で歌手活動をされているそうです。
(※お祭りに呼ばれて歌うとか そういう活動)
まあね。
歌手からすれば、
CDの1枚でも売ってくれよ
テレビの1本でも仕事取ってきてくれよ
という、気持ちなんでしょう。
私見ですが、
売れている芸能人やアイドルは、
事務所がきちんと「回して」います。
現場にも、いかにも有能なマネージャーさんがついてきます。
そこでマネージャーさんがすることは、
下手なトークショーや芸能人の真似事ではなく、
最初から最後までタレントの仕事を見て、
時には我々製作陣に意見したり、
タレントに気付きを指導したり、
「どうやったらタレントが100%の力を発揮できるか」に注力するものなんです。
それができずして裏方ですとか、
タレントが気の毒だからそんな輩は辞めてもらいたい。
そんな大人が業界から足を洗って欲しい。
少々キツい書き方になってしまいましたが、
人間、みんながみんな、自分の人生の主人公であることは間違いありません。
しかし、
ドラマの中に役割があるように、
それぞれの主人公の物語にも、やるべき仕事のテーマが存在していることも、忘れてはいけません。
田中なら、
『田中物語の主人公 ストーリーは、撮影して、思い出を形にする人生』
という、
確固たるテーマがあるんじゃないでしょうか?あるいはサブタイトルか。
(途中で、第二章 たこ焼き販売編 とか、ラーメン屋経営編 とか、そういった転機はあるのかもしれませんが)
分をわきまえない人というのは、
なんと言いますか、
わびさび心得た日本の風土で生まれていない異星人なのかなと。
やや冷たい感想を覚える今日この頃です。
▲わびさびの効いた白米に、
チャーシュー大盛りの骨々亭のラーメンは悪魔的に合います。
美味いラーメンと食べ放題の白米と漬け物。
日本に住んでいて、
いや、
広島市中区に住んでいて幸せだった と思える瞬間ですね。
もちろん、
ラーメン完食後に、もう一杯白米を食べるのが、
クールな大人のたしなみです。