きょう、仕事から帰ってきてカブトムシの飼育ケースその①を見たら・・・・・・

 

い、いない!!

 

卵から育てていたメスのサナギがいない!!!!!!!

 

 

▲ちなみに上の写真は1週間前の彼女

最近黒光りしてきたので、そろそろ脱皮かと思っていたところでした。

 

 

どこだどこだ!?

上から探すと、朽木の下に引っかかってもぞもぞするメスカブトの肢体が見えました。

 

よかった。脱走してなかった。

 

しかし、

ここだけ見るとまるであの虫みたいで勘違いしそう。

 

 

ひっくり返して木の上に避難させた彼女。

羽化したばかりだから、羽の部分が白いです。

 

やがて木の陰に隠れて、お尻をもぞもぞさせ始めました。

羽を仕舞うのでしょう。

 

 

卵から、

彼女の成長を、およそ1年間見守ってきましたが、

 

白い芋虫のような幼虫からスタートして、

サナギに変態し、

皮を破って成虫になる一連の様は、

誰が教えたのか、本当に見事なものです。

 

むかし、寄生獣という漫画で出てきたセリフですが、

クモは誰に教わったわけでもなく見事な巣を張る、というものがありました。

本当に自然の叡智はすごいものです。

そういう遺伝子だと言われればそれまでですが、

これを本来は外敵だらけの自然の中でやり遂げるんですから。

 

むしろ、

やりきらないと、即・死ですからね。

自然と体が動くのでしょう。

 

 

ちなみに成虫に無事育った彼女。

しかし、田中家にはあと3匹サナギが残っています。

 

早く4匹で飼育ケースの中でわちゃわちゃしたいなあ。

そして、それを日がな一日眺めていたい・・・。

 

田中のステイホームは退屈しらず。