日焼け止めは、紫外線から肌を守るために、ゼッタイ必要です。
日傘や帽子だけでは不十分です。
なぜなら、降り注いだ紫外線は、白っぽい壁や床、道路に反射して、下から肌に当たるためです。
帽子や日傘は、上からの紫外線はガードできますが、下からの紫外線はガードできません。
また、しわやたるみのもとになるUVA(紫外線波)は、曇りの日でも降り注ぎます。
曇りだからと、日焼け止めを使うのをサボって外に出るのはキケンです!
また、UVAは、窓ガラスを通して降り注ぎます。
屋内にいるときでも、紫外線を浴びてしまうリスクはあるのです。
紫外線は、強弱はあるものの一年中降り注いでいます。
だからこそ、オールシーズンUVカットは必要です。
一年の中でも、5月~9月は、特に紫外線が強い時期です。
しっかりUVケアして、美白ケアしたいですね。
日焼け止めが体に悪いから、と使わない人がいます。
日焼け止めを使って、肌荒れしてしまった人は、そう思うことが多いかもしれません。
でも、肌に悪いからと、日焼け止めを使わないことと、紫外線をモロに浴びること、どちらがキケンかというと、どう見ても、紫外線をモロ浴びることのほうがキケンです。
紫外線はしみやそばかすを引き起こすだけではなく、肌の奥に入り込んでしわやたるみのもととなります。
日焼け止めは、刺激が少なくなるように、年々改良されています。
紫外線を浴びることのリスクを考えたら、あきらめずにUVカットをチャレンジしてみるべきです。
無添加の日焼け止めなら、低刺激なので、こうしたものを選ぶのも良いですね。
紫外線吸収剤や紫外線散乱剤、鉱物原料、合成界面活性剤を使わない日焼け止めが販売されています。
植物油や植物エキスを使って、日焼け止め効果を出しています。
こうしたものなら、お肌への刺激も小さくてすみますね。
日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。
紫外線吸収剤は、肌トラブルのある人、敏感肌の人、乳幼児が使うと、肌トラブルの原因になることが多いです。
紫外線の吸収材は、以下があります。
・パラメトキシケイヒ酸オクチル
・オキシベンゾン
・サルチル酸2エチルヘキシル
・オクチルトリアゾン
肌に当てる紫外線を一時的に吸収し、熱エネルギーに変えて外に放出します。
これにより、肌の奥に入り込む紫外線をブロックします。
紫外線散乱剤には次のような成分が使用されています。
・酸化チタン
・酸化亜鉛
肌の表面で紫外線を乱反射させます。
これにより、紫外線が肌の奥に入り込むのを防ぎます。
酸化チタン、酸化亜鉛どちらもパウダー状の成分です。
肌に塗布すると、白っぽくなったり、テカリやすくなったりするのが難点でした。
最近では、散乱剤を超微粒子化して、細かく乱反射させることで、長持ちするよう、改良が加えられています。
紫外線吸収剤を使わない日焼け止めを「ノンケミカル」「ミネラルオンリー」と呼んでいます。
肌にやさしい日焼け止めのことです。
紫外線吸収剤をカプセル化することにより、低刺激になっている日焼け止めもあります。