日焼けを防ぐために大切な、日焼け止め。
ノーガードで紫外線を浴びていると、紫外線が肌の奥に入り込んで、しみはもちろん、しわやたるみ、くすみのもとになっています。
紫外線は4月から強くなり、5月~9月までがピークとなります。
この時期以外にも、紫外線は降り注いでいます。
オールシーズン、UVカットは必要です。
しわやたるみのもとになるUVAは曇りの日でも降り注いでいるので、注意が必要です。
窓ガラスを通して入ってくるので、屋内にいるときでも油断はなりません。
一年のうち、紫外線がもっとも強くなるのは10:00~15:00。
この時間は、なるべく日にあたらないようにしたいものです。
外出するときには、必ず日焼け止めを。
塗ってから時間が経つと、UVカット効果はなくなるので、持ち歩いて適宜塗り直すことをおすすめします。
日焼けをガードするのになくてはならない日焼け止め。
表示を見ると、SPFとPAがあります。
SPF(Sun protection factor)は、肌の表面にシミと日焼けを引き起こすUVBをカットする力を表します。
「SPF20」という表示は、「何もつけずにUVAを浴びて、20分経つと日焼けをする」という意味です。
SPF20の日焼け止めは、通常の20倍の時間がかかるように、伸ばしてくれます。
20分の20倍、約6時間半はUVBから肌を守ってくれます。
紫外線から肌を守るためには、UVB対策だけではなく、UVA対策もおこなわなければいけません。
紫外線ダメージの95%を締め、肌の奥にたるみやくすみをつくるのは、UVAです。
UVAは肌の奥にある真皮まで入り込みます。
そして、お肌の弾力を保つために大切な、コラーゲンの繊維を傷つけます。
そして、たるみやしわ、くすみなどの肌老化を引き起こすのです。
日焼け止めにはもうひとつ、表示があります。
「PA(Protection grade of UVA)」という表示です。
PA+~PA++++までの段階があります。
最高レベルであるPA++++は、2013年1月から表示されることになりました。
UVAカット力がもっとも強いです。
+が増えるごとに、UVAをブロックする力が強くなります。
一番強いのはPA++++ですが、必要以上に強いものを使っていると、肌への負担になります。
状況に応じて使い分けたいですね。
PA分類の強さをまとめると、
・PA+→効果がある
・PA++→効果がかなりある
・PA+++→「効果が非常にある
・PA++++→効果がきわめて高い
となります。
9月の時期なら、通常での使用でPA+++を、海や山などレジャーに行くときには、PA++++を選ぶと良いですね。
日焼け止めでしっかり紫外線対策をしておくことで、しみやしわ、たるみを効果的に防ぐことができます。
肌老化は、できてしまってからでは、解消するのがとても難しいです。
だからこそ、予防が大切なのです。