僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

きのこの話

2018-10-20 18:11:00 | 食べ物
今週の初め、通販で天然のきのこを取り寄せた。


ムキタケ
淡黄褐色色で水分を多く含む大きいキノコ



表面がなめこのようにヌメヌメしたヌメリスギタケ


茶褐色で調理すると柄がシャキシャキして美味しいクリタケ

毒キノコのニガクリタケと間違えないようにしたい。

お馴染みのマイタケ


付着した葉や土を除いているとポロポロ崩れやすい銀茸シモフリシメジともいう。


身が硬くちょっとやそっとでは崩れないホンシメジ

柄を縦に割いても大丈夫、カサも壊れない。

3000万種ある菌類の中でキノコは世界に一万から二万、日本には4000~5000種ぐらいある。
そのうち生きた樹木の根と菌との共生体を作る菌根菌というキノコはホンシメジと松茸ぐらいだ。

その他が朽ちた倒木や切り株に生える腐生菌というキノコだ。
生物遺骸の分解や腐生によって栄養を摂取する菌類だ。
樹木や落ち葉を分解し土に還す役目を担う。

シイタケ、ナメコ、ヒラタケ、マイタケ、などなじみのきのこが多い。
腐生菌の中でも上に並べた種類は特に木材腐朽菌と呼んだりする。
対してマッシュルームなどの落ち葉分解菌と呼ばれるものもある。

キノコの話を書いていると思い出すのが松本零士の「男おいどん」、主人公は押入れの湿ったパンツに生える「サルマタケ」を常食していた。
このきのこは「ヒトヨタケ」という実在するキノコで
松本氏はラーメンに入れたそれをちばてつや氏に提供し
彼はうまいうまいと言って全部平らげたそうである。

また脱線したが取り寄せたキノコのほとんどを味噌仕立ての鍋にした。



いろんなダシが出ていて美味しい!
ちょっと猿股ケの味を想像したでしょ?

焼肉と一緒に



ご飯はもち麦入り


米は雪若丸



脱線しまくりの記事でした。

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