【研修旅行】伊勢農園へ行ってきた件 その3～真の美容と健康を求めて～
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【研修旅行】伊勢農園へ行ってきた件 その3～真の美容と健康を求めて～
もくじ
前回のまでのお話はこちら↓
【研修旅行】伊勢農園へ行ってきた件～真の美容と健康を求めて～ 【研修旅行】伊勢農園へ行ってきた件 その２～真の美容と健康を求めて～11月のはじめに三重県の伊勢まで研修旅行に行ってきました。
協生農法という自然農法農園の見学や座学がメインです。
一見、美容と全然関係ないものですが美容と健康は
密接な関係があると私は考えています。
美容のためにはまずは健康でなければならない。
その健康の元になっているのが毎日の食事です。
現代ではその毎日の食事の元のなる食料、米や野菜、肉類、魚介類まで養殖、
自然に育ったものではないのでそれが不調の原因になるというお話でした。
健康や美容、自然栽培のお話に続いて実際に伊勢ムー農園の見学です。
本当はもっと山の方にある協生農法農園の見学だったんですが
かなり雨が強くなってきて中止になりました。
伊勢ムー農園の見学
協生農法では無施肥、無農薬、無灌水、無耕起、
肥料なし、農薬なし、水やりなし、耕さないのないない農法で
もちろん草取りもしません。（伸びすぎたらの年2回くらい）
ニラ
なのでこんな感じで雑草と一緒に野菜が生えています。
ちなみにこれはニラですね。
生でも食べられるということでかじってみました。
自然に生長したニラはそんなに強く臭くなくてエグくもなく
食べれました。
夏ミカン？
こちらは夏ミカン？のような大きめのミカンです。
協生農法では果樹と果樹の合間に多品種の野菜の種や苗を植えていきます。
様々な種類の野菜を混生密生にして雑草代わりに野菜を生やすイメージです。
果樹は虫と鳥を呼び寄せるためなんだとか。
草から野菜に虫や鳥、微生物から細菌などの生物多様性を利用して
土が正常化していくから肥料や農薬が不要、耕す必要もないんです。
耕すとせっかくいい状態になった表土を壊すことにもなりますし
団粒化した土を壊すことにもなります。
かえって土の保水力が失われてしまいます。
従来の慣行農法、単一栽培とは全く違った農法です。
葉物野菜
これは大根やアブラナ科の葉っぱ、ヨモギやスギナでしょうか。
大根の葉は虫食いにあっていますね。
一般的な畑では嫌われ者のヨモギやスギナも活用できるといいます。
野草茶にしたり入浴剤の代わりのハーブに利用できます。
レモン
無農薬、無肥料のレモンです。
葉っぱもレモンのいい香りがするので活用できるとのこと。
フェイジョア
こちらはフェイジョアという南国のフルーツです。
お土産でもらってきましたが外側の皮は厚く
食べられる部分は中のちょこっとだけ。
でもまさに南国の風味で梨のような食感の果肉で美味です。
ムーさんの大好物ということでしたがフェイジョアは
熟してくると自然に落下して採取するだけで楽チンで
外皮が硬くて虫にも鳥にも食われないからとても優秀ということです。
そのほかアケビや島らっきょう、山菜類などもありました。
ムー農園は一見、耕作放棄地！？
ムー農園は知らない人からしたらただの農作放棄地のように見えると思います。（笑）
だって草ボーボーで果樹が乱立、選定も収穫もしていないから。
でも自然の野山だって同じなんですね。
人の都合で手をかけてより早く大きく、キレイにという風に
野菜や果実が変わってしまったので
肥料や農薬を使わざるを得なくなったんですね。
その結果、
昔よりも栄養も得られずかえって不健康の元になってしまっている。
さらに化学肥料は野菜や土が吸収する分はわずかでその大部分は
地下水となって海に流れ着きます。
その栄養過多の水分が海の環境をも破壊して
地球温暖化の原因になっているともいわれています。
引用元：翔栄ファーム
昨今の大雨や台風は人類自らが招いている人災なのかもしれません。
その地球環境を変えていくためにはCO2削減うんぬんの前に
農業から変えて行かなくてはならないのかもしれません。
そのためには従来の考え方からの脱却が必要です。
既製品のような形の整った野菜や果樹のみを販売して
不揃いな形はB級品、廃棄するようなフードロスを見直したり
早く太らせるようなメタボ野菜や季節外れのハウス栽培を見直す必要があります。
しかしながら大規模農家がすぐに変わるのは無理です。
スーパーや外食チェーンなどと契約しているからです。
今の食品流通をいきなり変えても自然農法ではすぐには収量が足りません。
それよりも小規模農家や里山の耕作放棄地を利用する
新規就農者の方が小回りが利きます。
現在の農業や農作物をすぐに大転換するのは不可能でも
徐々に自然農法に切り替えていくことや
一定数増やしていくことはできるはずです。
だって肥料いらない、農薬いらない、水やりしない、耕さないの
ないないづくしの農法なんですから従来の慣行農法よりも
人手やコストがかかりません。高価なトラクターもいりません。
むしろ平地や従来の農地で自然農法をする方が理解が得られないと
思うので里山や限界集落から変えていくのがいいかもしれませんね。
虫や鳥がある程度来ても大丈夫だしかえって生物多様性が増えます。
本来の野菜や果実、野生生物を観たさに人も集まってくるかもしれません。
あれっ？なんだか壮大な話になってきましたね。
私はたんなる田舎の美容師ですが何か？（笑）
続いてお待ちかねのランチのご紹介なんですが
長くなったので続きは次回にします。（笑）
お楽しみに～♪
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おまけ：
1日1回リバースを応援ありがとう！（笑）
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編集後記：
一見、耕作放棄地のような畑でしたが
こうやって毎週のように全国から来訪者が訪れます。
今回の講習では十日町の協生農法の方達とともに
佐渡からも参加しています。
佐渡では官学民合同の里山農業プロジェクト構想があり
佐渡市役所、新潟大学が参画しています。
天然記念物トキの住まう佐渡の里山では
なるべく農薬や化学肥料に頼らない農業を目指していますが
なかなかうまくいかない、
そこで白羽の矢が立ったのが協生農法というわけです。
農薬も肥料もいらず虫や鳥を呼び寄せ生物多様性を構築する
協生農法はまさに佐渡の里山にぴったりかもしれません。
佐渡の市役所の方から新大の教授チーム、
そんな中にどこの馬の骨ともわからないただの美容師が
皆さんと混じって話を聞いてきました。（笑）
ちなみに1番目の画像の後列真ん中に堂々と居座っているのが私です。（笑）
十日町からの参加者も高学歴女子ばかりだったのでオールアウェイ状態でしたが
この中でムーさんのブログを一番読んでいるのは私だ！（理解してるとは言ってない笑）
と勝手に意味のない自信をふりかざして参加していました。（笑）