HACCP(ハサップ)はこわくない。 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

今日はかほく市でのサポート。
久しぶりに内灘サンセットブリッジを渡って下道で向かいました。

ちなみに今日の午前中の海はベタ凪、山々はくっきり。
ドライブが気持ちいい天気でした。



今日伺ったお店でのテーマは「店舗の衛生管理」。


掃除や整理整頓、そして食品衛生などなど

スタッフを巻き込んでどうやって向上させるかのアドバイス。



お店に限らずプライベートであっても

そもそも「美化」は「美意識」の問題。



お金がかかることではありません。

人手不足も言い訳にはなりません。

向上と維持の仕組み化が出来ればそんなに難しいことでも特別なことでも有りません。



ところが、出来ない店は出来ないし、

これだけ食の安心安全とか、

衛生管理とかが叫ばれている世の中でも、

現実は出来ていないお店が多いのです。




ところで、昨年6月に食品衛生法が改正され、

飲食店は「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」に取り組むことが盛り込まれました。



これは、食品事業者か「HACCPに沿った」と言う表現をされているので

それよりは、やや易しいのです。



考え方を取り入れる…と言うことで、

飲食店が取り組まなければならないことが3つあり、

それは、

①衛生管理計画の策定

②計画に基づく実施

③確認と記録

と定義されています。


①では、仕入れ、庫内温度、二次汚染防止、器具類管理、トイレ、従業員健康管理、手洗い、商品管理(非加熱商品、加熱商品、加熱後冷却する商品に分けて)


…についての計画を立てなければなりません。


沢山有るようで、

大したことは有りません。


②は、それを習慣化して守り、

③は、定期チェックするだけです。



こうしたことは、

チェーン店では普段から当たり前にやっているお店がほとんど。


一般のお店でも普段からきちんと

取り組んでいるのではないでしょうか。


今回の「HACCPの考え方導入」をきっかけに、

より一層効果的に衛生管理を徹底強化するチャンスにしましょう。



詳しくは厚生労働省のHPを。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161539.html

ご相談はお気軽に。



掃除好きは一票クリック。

この時期の飲食店は掃除しまくりですね。



■石川の飲食業アドバイザー山さん■
業務内容の確認や各種お問い合せは、オフィスアユートで検索の上、ホームページをご覧ください。