漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 先生との思い出1

2020年09月10日 21時16分55秒 | 漫画家アシスタント
               

       ( この写真は、前回のブログで書いた先生の夢の話の舞台となる仕事場のスナップです。仕事場
        に入ってすぐ1979年頃に撮影されたものです。夢の中のイメージはこんな感じで暗い室内と外か
        ら入る光が白っぽい霧の様に見えました。写真の奥に先生の仕事場があり、手前がアシスタント
        の仕事場になります・・・・・《 1979年、某月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、秋山プロに入って9年目、すっかりアシスタント暮らしになじんでいます。私の右側にいる
        人物にはブログ掲載の許可なんか取っていないので、どうか、見なかった事にしておいて下さい・・・
        ・・・・《 1987年、某月、撮影 》 )




               

        ( ↑写真、場所は秋山プロのドア前、ヤングジャンプなどで賞を受賞したり、単発の仕事など自
         分の漫画作品を発表できる様になった頃の写真です。服装にも余裕がありますが・・・・・・・本来な
         ら、連載漫画を得るために必死になっていなくてはならない時期だったのです・・・・・《 1992年、
         5月、撮影 》 )






  【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】

 

               先生との思い出1


皆さんは貧乏人がどんな夢を見るかご存知でしょうか?

裕福な暮らしをされている拙ブログの読者諸兄には、お分かりにならないと思いますが・・・
・・・・・

実は、いたってその内容はシンプルなのです。

貧乏人の夢は、ただ「 貧乏 」そのものなのです・・・・・・・・

私が漫画家アシスタントをしていた20代( 1980年頃、ジョージ秋山プロ勤務 )に見た夢
はだいたい以下の様なパターンばかり・・・・・・・・・・

夢の舞台は、商店街によくあるベーカリーや、スーパーマーケットのパン売り場など・・・・・・
・・・・

そこには、美味しそうに菓子パンや食パンが並んでいるのです・・・・・・・・

 「 メロンパンかコロネが食べたいなぁ 」

どのパンも美味しそうです・・・・・・・・

 「 レーズンパンも美味そ~ 」

・・・・・などと思っているのですが、財布の中には十円玉が2,3枚しかない。

たった20円か30円で買える菓子パンがあるのだろうか・・・・・・・・

私はどうしたらよいのか夢の中で真剣に悩むわけです・・・・・・・・・・そして、お金が無いんだ
から諦めるしかない・・・・・・・・・・と・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・落ち込んだところで目が覚めるのです・・・・・・・・・グッショリと寝汗をかいて・・・・・・
・・・・

 『 どうぜ夢なんだから、好きな物を好きなだけ食えばいいのに! 』

なんだか訳の分からない怒りで不快な汗が、さらにどっと噴き出す出すわけです。

しかし、時計を見れば午後の1時を回っている・・・・・・・・・・!

12時からの仕事に完全に遅刻しているわけです。

仕事場( 目白にあるジョージ秋山プロ )へ着くとすぐに先輩アシスタントに声をかけられ
ます。

 「 先生が呼んでるよ 」

 「 は・・・・はい 」

私は処刑場へ呼び出される囚人の心境で先生の部屋へ向かいます・・・・・・・・

 「 おめィ~は何考えてっだよ! 」

 「 おめィ~のせいで、皆の仕事のペースが乱れるんだよ! 」

普通なら、ここで「 明日から来なくていいからな! 」で終わり( クビ )だと思います。

ところが・・・・・・・・

茫然と立ち尽くす私のダメージをしっかりと確認する様に、少し間をおいてから・・・・・・・・

 「 いいから、もう行け 」

先生はそのまま、デスクに向かって仕事を続けます。

ダメージは大きいのですが、私は慣れているのでシラ~とした顔をしてアシスタントの仕事
場へ戻って作業を始めます・・・・・・・・

そして、また次の日も遅刻するわけです。


実は・・・・・・・・・・

今回のサブタイトルにある「 先生の思い出 」ですが・・・・・・・・・

真っ先に思い浮かぶのは、上記の様に怒られている思い出ばかりなのです。

スタッフの中には先生から怒られた事なんて一度もない・・・・・・・という人もいます。

でも、私はそんな真面目なアシスタントではありませんでした。

ただ、幸いな事に数本の漫画作品を発表出来ているので、その点( 作品の質や絵柄 )に
ついて褒めてもらった記憶があるにはあるのですが・・・・・・・・・

でも、やっぱり・・・・・・・・・・

ホントによく怒られました。

私が、まったく非常識な弟子だったからなので、仕方がないのですが・・・・・・・・・・・

普通の会社なら、100回以上はクビになっていると思います・・・・・・まったく、ど~~仕様
もないダメ弟子でした。

お昼に仕事が始まるのに、私は2時間も遅れて出社する・・・・・・

上記の様な貧乏臭い夢を見て毎日の様に遅刻するわけです。

しかし、毎日怒られるわけではなく、2,3ヵ月に一回位にピシャリと怒られるのです・・・・・・

 「 もう、陽が傾いてるじゃねィ~かよォ! 」

先生は声は小さいが、何故か迫力がある・・・・・・・・・・日焼けしているその顔を赤くしながら・・
・・・・・・・・

 「 遅刻ばかりしやがってよォ~、何考えてンだよッ! 」

私の怠惰を先生は、本気で怒ってくれました・・・・・・・・・・( 当時は本当に怖かったです )

完全に遅刻をしなくなる様になるまで10年かかりました・・・・・・・・こんな弟子をよく我慢し
たもんです。

ところで・・・・・・

誰でも、「 いったい何故遅刻するのか? 」とお思いになるでしょう・・・・・・・・当然です。

それは、漫画家アシスタントの仕事が「 仕事 」の様な気がしなかったからです。

普通の仕事( 他のアルバイト、ビル掃除や皿洗いなど )では遅刻なんてしないのですが、
何故か漫画の仕事となると緊張感が切れる・・・・・・・・「 趣味の延長 」みたいにしか感じら
れなかったのです。

漫画をバカにしているつもりはないのですが・・・・・・・・・・・・

いや、少しはバカにしているかもですが・・・・・・・・・・・

単純に適当な人間なんだと思います。


それから、私はお金に関してもルーズでした・・・・・・・・・

秋山プロに勤め始めた当初( 2,3年 )は、月末になると先生に「 前借 」( いつも1万
円 )をお願いしたものです。( 毎日、遅刻ばかりしているくせに! )

 「 また前借ィ?・・・・・・毎月じゃねィ~かよ! 」

 「 おめィのは『 前借 』じゃねィ~だろ、ただの一度も返さねィ~んだからよ! 」

確かに、「 前借 」と言っても一度もお金を返しませんでした。

それから27年後、単行本で印税が入った時に( なんとこのブログの本! )お借りしたお
金( 40万円、たぶん全額+α )を返す事が出来ました。

デタラメな人間がほんの少しだけ真面目になるのに「 27年 」かかったわけです。

ちなみに、秋山プロのスタッフの多くが師匠から借金をしていました。

若くて元気な野郎どもが安い月給で満足しているわけがないのです。

月末になると「 先生、前借したいんですが・・・・ 」と泣きつくのが秋山プロの社内風景で
した。

平均で諸先輩方は、10万円以上借金が溜まっていたと思いますが・・・・・・・・

まともに、借金を全額返済したのは私一人です。

この事だけは最後にしっかり記しておきたいと思います。



      「 漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 先生との思い出 その2 」 へつづく・・・・

 
      ( 月一連載を目指していますが、無理だと思います )


         ★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 先生は死んでしまった」へ戻る 】




   


【 各章案内 】   「第1章 改訂版」  「第2章 改訂版」  「第3章 改訂版」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」   「古い話で章 その1」
          
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」





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36 コメント

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Unknown (ふじもん)
2020-09-11 01:03:09
日本では新型コロナウイルスの影響で失業や倒産が増えており、どんどん貧乏が加速しています。
次期総理と言われている菅官房長官もまだまだ消費税が足りないので大幅に増税したいと仰っているので、国民の貧乏化は底が見えません。

J先生は怒ると怖いが、面倒見の良い方だったんですね。それだけ弟子に前借りを渡すというのは、返ってこないものと思って渡しておられたような気もします。
律儀に前借りをお返しになったyesさんに内心驚いてらっしゃったんじゃないでしょうか。

J先生は銀座などで豪快に遊んでらっしゃる様なイメージがありますが、弟子を引き連れてそういった豪遊をされてたこともあるんでしょうか?
ふじもんさん、コメントどうもありがとうございました! (yes)
2020-09-12 13:36:25

 >失業や倒産が増えており、どんどん貧乏が加速しています・・・・

世界中で起きているコロナ恐慌と巨大な赤字国債が、この後でどの
様な結果を呼ぶのか心配ですが・・・・・・

とりあえずは、財政出動(大増札)で急場しのぎしてますが・・・・・・・そ
のツケをどうするのか誰も考えてない事が恐ろしいですね。

高い賃金は豊かな消費と高度な生産を生みますが・・・・・・・・低い賃
金は貧しい消費と低落な生産を生じますよね・・・・・・・・・その上、ジャ
ブジャブの借金財政!

なんで日本の経済学者が発狂しないのか不思議で仕方がありませ
ん。(もう狂ってるのかも知れませんが)

 >前借りをお返しになったyesさんに内心驚いてらっしゃったん
 >じゃ・・・・・

とても驚いていましたね。

 「はぁああ? おめィがかよぉおおお!?」

・・・・・・みたいな。

 「金返しに来たのはおめィだけだぜィ・・・・・」

先生から前借(月に1万円ほど)しても、ついつい甘えてそのままにし
てしまう・・・・・・・そんな事が多いんですね、うちの先輩スタッフは。

確かに「金を貸しても誰も返しに来やがらねェ」と諦めていたんじゃな
いかと・・・・・・・。

 >弟子を引き連れてそういった豪遊をされてたこともあるんでしょ
 >うか?

豪遊というほどではありませんが・・・・・・・

忘年会の二次会の後で、奥さん連中には内緒で皆を吉原へ連れて
行ってくれた事が2,3度あります。(ただしエイズ騒動以降は一切なし)

先輩スタッフの中には銀座のクラブへ連れて行ってもらったり、ゴー
ルデン街で小説家や戯曲家などを紹介してもらったりした人もいます。

私の場合は、そういった事は一度もありませんでした。

 「おめィも連れて行ってやりてェんだけど、飲めィに~からなぁ~」

下戸の私を憐れむ様に・・・・・・そんな事を言われた事があります。

ただ、スタッフや編集などと一緒に飲む時は「豪遊」はなかったのでは
ないでしょうか・・・・・・・あまりスタッフからは聞いた事がありません。

やはり、一人で出かけて行く時が凄かったんだと・・・・・・・・

1970年代に数百万円(今の貨幣価値で1千万円位)を一晩で飲んでし
まう事もあったそうです。

朝まで飲んで、店でぶっ倒れているのを奥さんが迎えに行く・・・・・・・
・・・・そんな話も聞きました。

売れ始めた頃に、人並み以上に豊かな暮らしが出来るはずなのに出
版社から送金された稿料を全部一日で遊んでしまい、アパートの家賃
も払えずに夜逃げするほど恥ずかしい思いを奥さんはしたそうです。

普通の人が遊んだり飲んだりするのとちょっと違いますね。


Unknown (B・INABA)
2020-09-18 20:19:46
逆に、この業界は非常識でないと付いて行けないのかなぁとも...。
私なんかは律儀と言うか、本当にクソ真面目と言う感じで、その点でいろいろ損をしているなぁと思ってしまう事が多々あります。仕事ではなく趣味で描いているにも関わらず...。
ただ、生まれ持っての性格は直しようがないので、今はクソ真面目ならクソ真面目で最後まで通そうと割り切ってしまっています。(苦笑)
B・INABAさん、コメントどうもありがとうございました! (yes)
2020-09-19 19:20:40

漫画家にしろ作家にしろ、俳優にしろ、皆さん「真面目」である点で
は共通しているんじゃないかと思います。

ただ、その程度がちょっと変わってると・・・・・・

つまり・・・・・・

 「ネジはしっかりしまっているけど、締めつけ過ぎて割れそうにな
  っている・・・・・・」

・・・・・・ってな感じです。

テレビでタレントが馬鹿な事やっているので誤解されるのですが、
ああした「おバカぶり」は全て台本通りにやっているわけです。

台本通りに実行できない(不真面目)な人間をテレビ局は絶対に
使いません。

漫画業界でも、きっちりと仕事をし、締め切りを守る人間じゃないと
仕事は絶対もらえません。

競争とプレッシャーで「おかしく」なってしまう人が多いと思います
が・・・・・・・けっして不真面目なのではないのです。

ジョージ秋山は、仕事中(10時間)は、集中力を切らさないために
(数分間を惜しんで)小便をデスクで座ったまま一升瓶にしていた
様な人です。

昔、伊豆のヨットハーバーにクルーザー(数千万円)を所有してい
た時の事ですが・・・・・・

 「俺ィが石原裕次郎みてィにヨットで遊んでると思ってんだろ?」

 「はぁ・・・・・・」

 「裕次郎と同じ事やってたら、俺ィはとっくの昔に潰れていたよ!」


話は少し変わりますが・・・・・・・

私は、精神の健康状態を保つコツは、「適当」だと思っています。

嫌な事や不快な事が起こった時に、「自分が不真面目だから」とか
「適当だから良くないんだ」と逃げ道を作っておくのです。(溜まるガ
スを抜く)

そうすると、答えは簡単で・・・・・・

「もっと真面目にやろう」とか、「もっと勉強が必要だ」とか、立ち直り
が早いわけです。(思考を単純化できる)

もし、「私は真面目にやっている」と思っていると、失敗や不快な事
が起こった時に逃げ場がなくなります。

多くの場合、周りや他人のせいにしたりして腹が立つのを我慢する
事になります。

これが蓄積するとヤバいわけですね・・・・・・我慢にも限度があるか
らです。(ダムが決壊するのと似ています)

自分が「不真面目」「不勉強」「下手糞」だと思っていた方が、実はス
トレスが蓄積しにくくタフだったりするわけです。

 「もっと真面目になってやる」

というのは、とても良い事だと思いますが・・・・・・・それが「ホントはイ
イ加減なんだけど」と逃げ道を作っておいた方がタフに暮らせます。

NHK教育テレビの「漫勉(まんべん)」が復活! (オレンジB)
2020-09-20 13:21:41
NHK教育テレビの「漫勉(まんべん)」が復活!
第一回目の放送は10月1日で、
ゲストは『ちばてつや』さん

>浦沢直樹の漫勉 neo
>10月1日(木)放送スタート!
>毎週木曜[Eテレ]後10:00〜10:49
>
>10月1日「ちばてつや」
>10月8日「岩本ナオ」
>10月15日「すぎむらしんいち」
>10月22日「星野之宣」

●「ちばてつや」先生って「網膜剥離(もうまくはくり)」という
目の病気で、もうマンガを描けない
アシスタントチームも解散して漫画家を引退したと聞いていたのですが、
まだがんばっているとはスゴイですね

●松本零士先生みたいに若い弟子に丸投げ(作画の作業を)でなくて
 自分で描いているんですかね

●4回目はSF好きの人ならたぶん好みが合う「星野之宣(ゆきのぶ)」先生
NHK・BSで放送されていた「まんが夜話」でも
「ブルーシティ」が紹介されていましたね

●週刊という連載サイクルがキツかったのと、
当時のジャンプの読者層がSFという科学的な教養を
要求される読み物を受け付けなかったせいで
これから面白くなりそうなところで10話で打ち切りになってしまったのが残念でした

●ラインナップを見ると、年配のマンガ家が多そうですが…
年寄りのマンガ家でもパソコンで描いたりしているのか…興味津々です(笑)

●自分の場合、「クリップ・スタジオ」(パソコンでマンガを描くソフト)を
購入しましたが、バージョンが古すぎるらしく
ペンの設定で「入り&抜き」の設定(力の入れ加減で線が太くなったり、細くなったり)ができない

●本を見ると「設定の方法」が書いてあるんだけど
 その通りに設定しても「入りと抜きができない」

●ずいぶんお金をかけて設備投資をしたのに
 いまだにデジタルに移行できないでいます

●最近はもう、手で描いた方が手っ取り早いや
 と思い、あきらめてアナログで描いています(笑)
星野之宣って、凝りに凝ってますね (ももりん)
2020-09-22 00:42:45
https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4420130067/ref=tmm_pap_used_olp_0?ie=UTF8&condition=used

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こりこり (無料)
2020-09-22 00:44:03

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オレンジBさん、ももりんさん、無料さん、コメントありがとうございました! (yes)
2020-09-24 21:41:33

皆さん、レスが遅くなって申し訳ありませんでした。

たいした理由はありません。

ただ適当なだけなんです。

ホントにスイマセン!

 >オレンジBさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「漫勉」の詳しいお知らせをありがとうございました。

ちば先生には少しわだかまりもなくはないのですが・・・・・・・昔「ちば賞」
に応募して2回とも最終選考で落とされた事があり・・・・・・・・・(その内
の一本はヤンジャンの月例新人賞佳作受賞)

それはともかく・・・・・・・・・・・

ちば先生と言えば、私が最も尊敬する先生の一人ですので、見ないわけ
にはいきませんね。

ちなみにSFの星野先生の画力は素晴らしいのですが・・・・・・・・・

なんか雰囲気が「真面目」というか「教科書」みたいな感じがするんで
すよね。

もっと「激しさ」や「乱れ」、人物の「歪み」や「狂気」があった方が
漫画としての魅力が増していたのでは・・・・・・・・・と、思うのですが・・・・・
・・・・

 >いまだにデジタルに移行できないでいます・・・・・

私もソフトは買っていても、まったく先へ進めずに、結局デジタル作画
は諦めました。

何人もの作家の方から「それなら私が教えてあげますから」と援助を申
し出てくれましたが・・・・・・・・・いまいち積極的になれませんでした。

最近は私が勤めていた大学(漫画科がある)でもアナログよりもデジタ
ルの方が圧倒的に人気があるみたいです・・・・・・・・・

ただ、皆さん、デジタルなら早く簡単に綺麗な絵が描けると誤解され
ている様で・・・・・・・・・実際の段取りの難しさ、複雑さにうんざりしてし
まうケースが多いのではないでしょうか。

事実、手書きよりも時間がかかるし、操作を覚えるだけでも長い時間を
要しますので大変です。

だいたい、手書きで下手な人がデジタルで上手に描くのは至難の業だ
と思います。

サンプルをペーストするだけなら楽なんですが・・・・・・・・・

そんなんじゃ絵を描いてるんだか、流れ作業やってるんだか分からな
くなりそう・・・・・・・・・。


 ももりんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

星野先生やかざま 鋭二先生などは漫画界のトップレベルの画力だと思
います・・・・・・・特に背景画は素晴らしい完成度ですので、私だけでなく
日本中の漫画家アシスタントにとっても大先生なわけです。

ただ、漫画としてもトップレベルの面白さなのか・・・・・・・?

最高のキャラクターたちなのか・・・・・・・?

というと「?」が付いてしまいます。

画風が真面目過ぎ。

・・・・・・・・・・・・・なんじゃないでしょうかね。


Unknown (りりい)
2020-09-26 22:08:12
星野之宣って作家のSF面白そうなんで読んでみよう。でも1200円とメチャ高いですね。物価も高い時代だから普通なんかな。
絵柄は男子系なんで引きますけど、萩尾望都とかの絵柄で読めたらなって少女趣味な私はこだわってしまいましたがマジで人類の本当の起源は私もいろいろ調べてるんで読もうと思います。
近所のおばあちゃんたちがお釈迦様や仏像の絵を墨で書いてるけど神にすがって人間は生きてきたけれど神なんていないって婆ちゃんたち知ったらショックでしょうね。神がいないのなら何を頼って生きればいいのか?結局は私も何かにすがって生きようって無意識に思ってるからか宇宙人UFOの本ばかり読んでるんでしょうね、
弱肉強食の世界も神(異星人)が作ったものらしいし。だから人間は強いもの勝ちだから平和など来ない永遠に戦争を繰り返し自滅、滅亡する種であるから地球人である以上は逃れられない。。。死んだほうが幸せかも。人類は例えて言うなら地球上で言う犯罪者のような存在です。そんな宇宙人の血を引く生命体なのだからなんの価値も意味もない存在なのかも。
Unknown (りりい)
2020-09-26 23:05:59
コロナウイルスで不況でも生活に困らない、そこそこ贅沢な暮らしをする方法、、、それは田舎に住んで東京の会社と取引することです。同じ日本国内でも東京と岐阜では物価がぜんぜん違うことに気づきました。田舎の洋服店で千円で上下の服が買えます。普段着100均のTシャツだって20年前のがいまでも着れますしブラウスも千円以下でも15年着てます。
東京の企業で働いた賃金は岐阜より明らかに高額です。私も管理人さんと似たようなことしてます。出社しなくて自宅に書類送ってもらって出社はせいぜい年に一度の打ち合わせ程度です。PCテレビ電話で上司の顔見る必要なんてない。
石油をめぐって昔からテロや戦争。。。石油に関わる車も乗らなければいい。田舎でも交通機関くらいはあるし、だから私もコロナ以降は車も廃車にしまして気が付いたことは自家用車より電車のほうが早く到着するってことですね。相当な田舎でない限り車って必要ないですね。
水で動く車なんてとっくに開発されてるのに石油関連の権力者らのためにガソリンが使用され地球温暖化で地球滅亡まで行かないと人類は気が付かない。考えを改めない。
しかし水のほうが貴重なのかもしれませんね。

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