2年ぶりに大阪司法書士会の新人配属研修の受入れを致しまして、先週無事に4週間の研修が終了しました。
今回来て頂いたのは30代の男性で、弁護士事務所で事務員をしていた方なので、
司法書士事務所は全くの初めてで登記事項証明書をとったこともないし、戸籍も読めないし、みたいな事は一切無く、
ある程度基本的なことは分かっていました。
ですので、どんどん書類作成をお願いしたり、調べてもらったりで、一歩進んだ研修(と言いますか、普通に職員レベルのお願い)ができたかなと思います。
残念なのは、2月末から3月という、不動産決済の多い時期であるにも関わらず、立会い業務への同行は1度しかできなかったことです。1度だけでは、何をしているのかどういう流れなのかも理解は難しく、2,3度と見学できれば、おおよその流れなども理解できてくるのではと思います。
でも、他の事務所ではなかなか経験できないような裁判事件や債務整理、成年後見関係も触ってもらえましたし、
新規のご相談もそこそこありましたので、相談者からの聞き取りや手続きの説明なども学べたのではと思います。
また、商業登記の案件では、見過ごしがちな定款の記載に気付いてくれて、間違った登記をせずにすんだということもありました。
普通の定款には役員任期に関する増員等の規定は入っているだろうという先入観は本当に危険でした。
司法書士の心構えなども所々お伝えはできたかと思いますが、
逆に教えてもらえたこともあり、私や職員にとっても良い研修になりました。
最終日には、事務所近くの焼肉田邊で打ち上げをしました。
今回の研修生もきっとなんでも受けてくれる司法書士になってくれるのではないかと期待しています。
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