坂東牧場在厩のコマンドブルックスは、おもに周回コースで軽いキャンター2400mを乗られています。
◇荒木マネージャーのコメント 「ピンポイントで治療やケアが必要となる箇所はないものの、見た目の雄大さに比べて、まだ中身が成長しきっていない段階の馬ですからね。繰り返しにはなりますが、遅生まれの大型馬であることを念頭に置き、今は日々の小さな積み重ねを大切にじっくり進めさせてもらっています」
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相変わらずのゆっくり調整ではありますが、2週間前はトレッドミルでの駈歩まででしたから、周回コースでのキャンターが始まったのは大きな前進かもしれません。もちろん、デビューを控えている馬たちには大きな差をつけられていますが、「今は日々の小さな積み重ねが大切」なのですから…。
坂東牧場さんは、兄ドゥオーモがツラい時期にも面倒を見て頂きましたし、本馬のように弱さを持った馬を丁寧にケアする事にも慣れていますからね。今しばらくは、基礎運動を継続しながら体質強化を後押しするのが第一ですが、この夏を越えたあたりから本格的にペースが上がれば年内入厩も見えてきます。
まだ先は長いですが、来年、そして再来年の素質開花を信じて見守りたいと思います。