計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

ツバメの卵は・・・未だ・・・

2019年06月21日 | ツバメの観察日記
予報センター(事務所)の外壁にツバメが巣を作りました・・・の第5回目です。

最近は、毎朝出勤すると直ぐにツバメの巣を観察するのが日課になっています。

第1回(05月27日)では、1羽のオスのツバメが巣を作り、メスにアピールするまでの展開
第2回(05月31日)では、2羽のツバメが「つがい」となって、共同生活を営む様子
第3回(06月07日)では、ツバメが抱卵を始めた(と思われる)様子
第4回(06月14日)では、ツバメが抱卵を続けている(と思われる)様子
をご紹介しました。

さて、今回は果たしてどのような展開が待ち受けているのでしょうか。

6月17日(月)

 この日は雲の多い空模様が続きました。朝の内は一時的に雨を伴い、昼以降は雲の間から日射しも届きました。いつものように出勤して直ぐにツバメの巣を見ると、ツバメの姿は見えませんでした。そのまま室内に戻った瞬間、ピピィ・・・と声が聞こえました。

 そこで、もう一度巣を見ると、ツバメさんが戻っていました。



 そして後ろを振り返ると、仕切りの角のもう1羽のツバメさんが止まっていました。




6月18日(火)

 この日は「梅雨の中休み」とも言うべき「皐月晴れ」となりました。

 いつものように出勤して直ぐにツバメの巣を見ると、ツバメは巣の中に籠っていました。外に向けて尾を高く上げています。何をしているのでしょうか?



 それからしばらくして・・・仕切りの角のもう1羽のツバメさんが止まりました。何やら首をひねっています。相当、肩が凝っているようですね・・・いえいえ、実は「毛づくろい」の真っ最中です。



 毛づくろいが終わって、一礼。



 午後になって巣を見ると、今度は巣の上に立ち上がりました。尾をこちらに向けています。またまた、何をしているのでしょうか?



 もう一羽が戻ってきた所を見ると、お留守番の選手交代だったようです。

 そして、この日の夜には山形県沖を震源とする地震が起こりました。


6月19日(水)

 この日は梅雨らしく、ぐずついた空模様が続きました。午前中を中心に雨となりました。

 朝の巣の様子です。地震の影響で巣が落ちることはなかったようです。ツバメさんも御無事のようで、まずは一安心。



 しばらくして再び巣を見ると、先ほどとは尾の向きが逆になっています。



 今度は頭が見えました。



 夕方近くになると、仕切りの角にもう1羽が止まりました。この表情はまるで「何、撮ってるの?」と言っているようです。




6月20日(木)

 この日は午前中は雲が広がりましたが、次第に晴れて、日射しも強まりました。

 朝の出勤後、暫くしてから巣を覗くと・・・お留守の様です。



 それから暫くして、ピピッと声がしたので外を見てみると・・・仕切りの角にいました。



 今度は2羽で巣の中を見ています。



 そろそろ、雛の顔が見られるのでしょうか。




6月21日(金)

 雲が広がるものの、日射しも届いています。ただ、空模様の急な変化もありそうな気配がします。

 朝の出勤すると、ピピッ・・・ピピッと声はするのですが、ツバメさんの姿が見えません。どうやら、この周辺を飛び回っているようです。

 ふと、気が付くと、仕切りの角に止まって・・・これは毛繕いでしょうか。



 と、思った途端、突然に反対側の壁の巣に飛んで行き・・・

 


 再び、仕切りの角に戻りました。卵の様子が気になったのでしょうか。

 巣の中からは、もう1羽のツバメさんの頭がひょっこり出ています。



 そろそろ、ツバメの雛の「ひょっこりはん」も見せて欲しい所です。

 今週は仕切りの角に止まってばかりで、ベランダの手摺には止まりませんでした。撮影の都合上は、手摺に止まってくれるとありがたいのですが・・・。

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