あるきメデス

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別府・黒川温泉と錦秋の九州紅葉美の旅② 湯布院、九重夢大吊橋、大観峰へ(大分・熊本)(前半)

2019-02-15 15:58:13 | 国内旅行
 第2日 2018年11月21日(水) 
 == 湯布院・金鱗湖、九重“夢”大吊橋、大観峰を観光後 黒川温泉へ ==

 別府・観海寺温泉の美湯の宿・両築別邸にて6時30分に起床した。すっきりした青空
ではないが今日も晴天である。
5階の部屋からは、大きな弧を描く独特の姿のグローバルタワーが望まれる。

 国際会議場や市民ホールなどのある場所のようで、設計は地元大分県出身で国内外の著
名な建築を手がけている建築家磯崎 新(いそざきあらた)氏らしい。高さは約125m
あるという。

 その向こうは別府湾のようだが、朝もやと逆光に霞む水平線がわずかに確認できるのみ。


 廊下からは北方に、近くの杉の井ホテルや九重(くじゅう)連山の一部らしい山並みな
どが望まれる。7時30分から1階のレストランで朝食をした。

     
 9時にバスは出発して湯布院(ゆふいん)に向かう。


 近くの道路から霞む別府湾を見下ろし、昨日来た道を戻って大分自動車道に入り、日出
ジャンクションから南西へと高度を上げると九重連山の山並みが迫る。


 9時30分に最初の観光地、由布市(ゆふし)(旧湯布院町)湯布院温泉のP3駐車場
で下りた。

 ほかの温泉街とは雰囲気の違う土産店や飲食店など並ぶ細い道を左折、右折して大分川
の右岸沿いに出て、さらに少しで大分川源流の金鱗湖(きんりんこ)畔へ。



 金鱗湖は、やや長方形で長辺約100m、短辺約70m、周囲約400m、最深部は約
2mの湖。湖の水は湖底からの温泉と5つの河川からの流入により、1日約23,300㎥
の水量が大分川の源流になっているという。

 湖面は朝の冷え込みで水蒸気に覆われ、湖面からは霧が立ちと込めていて幻想的な風景
を見せる。

 この池は、由布岳(1,584m)の麓にあることから「岳ん下(たけんした)ん池」と
呼ばれていたが、明治17(1884)年に大分の儒学者、毛利空桑(もうりくうそう)
が、魚が飛び跳ねて夕日に金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられているよ
うだ。

 金鱗湖には、フナ、コイ、ハヤ、ウナギ、ナマズ、テラピア、グッピーなどが生息して
いるという。ここでフリータイムとなり、10時30分にP3駐車場に集合となる。



 周辺の紅葉も見頃である。





 湖畔の南側一帯には紅葉の木々が多く、そちらに回るとかやぶき屋根の建物があった。
その横には2階建て瓦屋根の大きな建物もある。

 雑貨を販売する鍵屋と、天井桟敷と呼ぶ茶房のよう。






     

          




 さらに西側にもかやぶき屋根が見えたので回ると、亀の井別荘という旅館で、宿泊者以
外は邸内には入れない。



 そろそろバス駐車場に戻ることにして、大分川右岸沿いの道を逆行する。澄んだ流れに
はたくさんの魚影が見られた。





 道路沿いに続くユニークな土産店などをのぞきながら進む。





 途中のP1駐車場のある角まで戻ると「夢ひろば」と呼ぶ建物があり、道路を挟んだ西
側には寺院の屋根が見られた。


 その間を右折して緩やかな上り道となり、家並みの間から由布岳の山頂付近が望まれる
ようになった。



 次の十字路近くに九州自動車博物館があり、建物の周辺に何台もの自動車と軽飛行機の
機体が展示されている。

 「レトロモーターミュージアム」の看板もあり、映画に登場した名車が70台あるよう
だが、観覧の時間はない。






 さらにこの地の特産品などを並べた土産店の前を過ぎ、犬屋敷や猫屋敷などの店の並ぶ
通りを西進する。


     

          

     


 湯の坪横丁と呼ぶさらに細い通りを抜けてP3駐車場に戻った。




 P3駐車場付近からの由布岳。

                                     (続く)





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