【映画】カッコーの巣の上で(1975)
ジャックニコルソン!
あなたに出会えて本当によかった!
1960年代アメリカのキャンパス・カルト小説の映画化。刑務所の強制労働を逃れて精神病院に入った男が、ラチェッド婦長のもと、無気力に管理される患者たちを生き返らせるが……。人間の自由と尊厳をテーマに、一人の男の悲劇を描いた傑作だ。原作とは相当ニュアンスは違うが、痛切な人間ドラマとして見ごたえ十分。作品賞をはじめアカデミー主要5部門受賞。
※ここからネタバレあり!気をつけてね
《もっこちゃんレビュー》
【星いくつ?】★★★★★
【全体の感想】
はっきり言って、後味すっごく悪いです(苦笑)。でもこれは名作ですよ☆まず何がすごいって主演のジャックニコルソンがすごい!!世紀に残る名優です。彼はこの作品でアカデミー賞主演男優賞を受賞していますが納得です。
作品の中身もすばらしいです!ただの悲劇だけではありません。ていうか、もう言葉にすることすら難しいくらいすばらしいです!人生で一度は見るべき、もしくは必ずDVDで持っておきたい映画です。
【見終わって何を考える?】
見終わった後、何が正しくて何が間違っているのか分からなくなります。罪を犯して精神鑑定を待つ患者を、人としての自由や尊厳を無視し、時には罰を与えて、患者を死に追いやるまで厳重に管理する看護師の方が正しいのか、それとも看護師に管理されて無気力になっている患者に、自由に対する喜びや人とのつながり、仲間意識をもたらした主人公が正しいのか・・・。見終わった後ずっとこのことを考えていましたが、私の中で答えは出ませんでした。ただ脳裏には鮮明に映像だけが残ります。
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