「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

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「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第23回) 六十里越 「1日目」

2020-09-17 09:14:19 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

朝の自転車通勤時
聴いていたわけではないんだけれど
リュックのサイドポケットから飛び出した
AirPodsが車に轢かれてしまった・・・
そんな「フクシマン土屋」です!
挨拶が遅れましたが、こんにちは。

車道に落ちた衝撃で
ケースから飛び出す両イヤフォン!
朝の通勤時、車は次々やってくる!
オーマイガッ!
。。。。。

車が途切れるのを待って
ケースと片方のイヤフォンを回収。
もう片方が見つからない…
帰宅時、朝ほどの交通量はまだない。
アスファルトのヒビというか隙間にイヤフォン発見!
隙間にハマっていたから踏まれてない!

奇跡的に手元に戻ったAirPods。
ケースは変形し、蓋が閉まらない。
ゴメンよ。。。

しかし、
充電可能!音も出る!

すごいぞAirPods!

すまなかった、大事にするからね。

「イイトコ探…
いやいやいや、終わりませんから!
これからが本文ですから(笑)

そう「六十里越」!
旅心をくすぐる言葉じゃあないですか!
うお、なんかスゲー長そうだゾ
「超えてみて~~」
みたいな(笑)

「六十里越」は国道252号を
福島県と新潟県に通じる峠道。
その昔、六里(24km)が十倍にも感じたことから
六十里という名がついたそうだ。
車なんてない時代、
歩いて峠を越えた人たちには本当に険しく
遠い道のりだったんだろう。

フクシマンは「峠道」が大好きだ。
名もない峠から、○○ラインみたいな観光道路まで
峠道とあらば走ってみたい。
峠越えは登山にも似た達成感があるね。
登るにつれて少なくなる家屋。
変わる景色、気温、木々などの植生。
ピークを越えて、また家屋が表れ始めた時の安心感。
バイクや車なら運転も楽しいしね。

で、「六十里越」は初めてではない。
二十数年前に車で行ってるんだ。
もう随分と前のことだから、
もう一度じっくり走ってみたくなってね。

どこにあるのか。
福島県の西南にある「只見町」と、
新潟県中越地方の南東部にある
(旧)入広瀬村、現在は魚沼市だ。
ここを結ぶ峠道区間をそう呼ぶのでR。

この「只見町」も好きなところでね。
むかし「只見」って言葉にあこがれていたなあ。
悠々と流れる「只見川」や
絶景のローカル線「只見線」。
深い深い自然。
なんか特別感があったんだよね。
町へはバイクや車で何度か訪れている。
だけれど「峠越え」をしていない。

なので「峠越え」が今回の最大目標!
それと「誕生日登山」をしたい。
ちなみに昨年は「誕生日トレッキング」をした。
あの時は素晴らしい景色に感動したんだ。
その記事はこちら。https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/266590b42cc29c79563f4229570f1ed3

さて、どの山にしようかな。。。
只見方面で、、、と
愛読書「ツーリングマップルR東北2019」と睨めっこ。
あっ「ツーリングマップル」っていうのは
バイク乗り向けの地図ね。


これが説明やコメント満載で、
見てるだけで面白い地図なんだよ。
バイク乗りでなくても超おススメよ!

そこに見つけた「会津のマッターホルン」の文字。
もう決まり!
この山にしよう肩書きが気に入った!
「蒲生岳」828m。
登山口から山頂まで1時間30分。
そんなにハードじゃないな。。。

調べると、どうやら名付けたのは
福島県三春町出身の登山家「田部井淳子さん」!
残念ながら亡くなられてしまったが、
女性で初めてエベレスト登頂に成功した
世界的にも有名な名登山家だ。
険しく尖った山容がマッターホルンの様だから、
そう名付けたらしい。
低山ながら急峻な岩山。
かなりハードじゃないかな。。。

今回は登山荷物があるから車旅にしよう。
「峠越え」と「登山」、あとはまあ適当に(笑)。
有給は長めに取ってあるから2泊3日くらいかな。
と、相変わらず出発日前日にアバウトに決定。

出発当日、用事を済まし部屋に戻るともう14時。
急いで準備して出発したのが15時過ぎ、
まあ車中泊するんで慌てない、慌てない。
行けるとこまで行けばいいさ。

2時間余り走ると薄暗くなってきたんで、
今日の宿を探す。
そう、車中泊の宿といえば「道の駅」だね。

このあたりだと・・・
道の駅「尾瀬街道みしま宿」。
今はどこへ行っても「道の駅」があるから
とても便利だよね~。
そして「道の駅」を寝床にして
旅をしている人も増えたよね。必ずいるもんね。
道の駅車中泊の旅を始めたのは20年ちょっと前。
そのころはまだ珍しがられたもんだが。。。

「道の駅」へ着くと、もう終了していて真っ暗。
まあだいたいどこの「道の駅」も17時で終わるので、
事前にコンビニで総菜と酒は買っておいたのだよ(笑)


自分以外に車は一台。様子からしてたぶん泊組でしょう。
さて、車の駐車位置を決めて。。。
おっと駐車位置はとても重要だ。

ポイントは三つ!

1.トイレまでの距離
夜中に行きたくなるからね。

2.自販機からの距離
夜中も利用者がいるから近いと音がうるさいよ。

3.屋外灯の位置
この灯りが寝てる時けっこう気になるんだ。
とはいえ灯りの届かない駐車場の端っこは
防犯上おススメ出来ない。

場所を決めたらいよいよ
「お・た・の・し・み!」
酒宴のスタートです(笑)

明日の予定を考えながら、
ちびちびとやるわけです。
登山があるから飲み過ぎないようにね。

こんなして駐車場の車の中で酒を呑んでますが、
もう運転しないんでね。
たっぷり寝るしので、イイんです。

そういえば、
いまだかつて職務質問をされたことないなあ。
編集長の「Mash」は自転車に乗りながら
ただ歌ってただけなのに
「メキシカンか?」
と警察に止められたようだが
俺は運がいいのかな。(笑)

車中泊のポイントを少し伝授しよう。
水分はたっぷり用意しておこう。
自販機もあるけど用意しときましょう。
クーラーボックスはあると便利
夜に冷えたビールが飲める!
食材を冷やしておけるからね。

エンジンをかけて一晩中エアコンを使う・・・
これは微妙だ。
音の問題、環境への負荷を考えると
やっぱり、やめたいところだが・・・
夏は暑すぎて眠れない時もあるし、
熱中症の危険もある。
窓を開けておけば蚊も入ってくるしね。

自分はできるだけ使わないようにはしている。
けれど、自分と周りの状況を考えて
臨機応変に対応してほしい。
泊組だけじゃなく、一時的に寄る人も
一晩中いるからトラブルのないように。

そして「ゴミの問題」だ。
これはもう大問題だ。
ゴミ箱溢れてひどい惨状。
それでもそこにゴミを置いていく人たち…
「道の駅」だけじゃないPAやSAもそんなありさまだ。

場所によって大きな差はあるけれど、
あまり良いとは言えないな。
今回はコロナ禍で利用者が少ないのか、
曜日のタイミングなのか、
係の方ががんばってくれたのか、
みんなのマナーがよくなってきたのか、キレイでした。

僕らは利用させてもらっていることを忘れずに。
ゴミが少なくなる工夫、持って帰る準備など心掛けて、
みんなが気持ちよく使えるといいね!

このへんを少し注意すれば、
車中泊ほど気楽な旅はないゾ!
泊まるところ気にせず気の向くまま、足の向くまま。
懐にも優しいのだ。
もちろん宿に泊まる日を織り交ぜたりして。
行動できる範囲も楽しみ方も大きく広がるよ!

「イイトコ探訪 福島県!」
を読んでくれてありがとうございます。

旅の1日目は移動のみ。
とはいえ車中泊が非日常で旅の醍醐味は味わったし、
もちろん酒も味わったし、
計画を考えるところから
旅は始まっているので楽しいのだ!

2日目はどうなることやら、次号を待て!

(つづく・・・)

《「フクシマン土屋」筆》



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