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 山谷にある「いろは会商店街」。商店街とはいっても、ほとんどの店がシャッターを下ろし閑散としている。



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 この商店街に以前はアーケードがあったのだが、雨露をしのぐためにホームレスがたくさん寝泊りするようになったため、だいぶ前に撤去され青空商店街になってしまった。




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 山谷とは、東京都台東区北東部にあった地名である。現在の清川・日本堤・東浅草付近を指した。
 一時期、遊廓が置かれたことから、吉原遊廓を指す場合もあった。
 安宿が多かったことから労働者が集まるようになり、東京都台東区・荒川区にある寄せ場(日雇い労働者の滞在する場所、俗に言うドヤ街)の通称として使われる様になった。
 交通の便がよく、素泊まりの格安ホテルがあることから、2000年代以降は、バックパッカーを含む訪日外国人の宿泊地としても人気を集めている。




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 元々は日光街道の江戸方面の最初の宿場であった。明治初期から政府の意向で市街地の外れの街道入口に木賃宿街が形成され、吉原遊廓の客を送迎する人力車の車夫等、戦前より既に多くの貧困層や労働者が居住していた。
 太平洋戦争戦後、東京都によって被災者のための仮の宿泊施設(テント村)が用意され、これらが本建築の簡易宿泊施設へと変わっていった。東京大空襲などで破壊された東京の復興を経て高度経済成長期が到来すると労働需要が高まり、日本有数の寄せ場として発展した。




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 卯(USAGI)
 正面は弁当・総菜屋なのだが、立ち止まっているとどこからともなくカラオケの歌声が聞こえてきた。どこだろうと店の横にまわってみると、自販機の横に居酒屋みたいな店の入り口があったので中へ入ってみた。




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 焼酎のウーロン割とモツ煮込み。
 店の広さは八畳ぐらいだが、まだ平日の午後3時すぎだというのに、すでに出来上がっている年老いた労働者風な男たちが7〜8人いた。連中の中では最年少のボクにも声をかけてきた酔っ払いがいたが、ロレツが回っておらず、何を言っているのかわからなかった。そそくさと一杯飲んで、フィリピンらしき女性に800円支払って店を出た。




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 土手通りにやってきた。



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 今回の旅の一番の目当てである「あしたのジョー」に会えた。




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 あしたはどっちだ・・・・・



※次回は「南千住3〜吉原」です。


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